枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

霜月、朔・大潮

2015年12月11日 | Weblog

 昨夜からの雨に続いて、早朝からの暴雨風雨。洗濯物は、乾いているのか、横殴りの雨に濡れているのか、何とも物凄い天気だ。半乾きのを取り込んでおく。雨も止みかけたので、塩を換えるが、燃やさずに缶に入れる。火事にはならずとも、危険回避しておく。

 拭き掃除を終え、ほっとする間に友人の来訪。糠を持って来てくれるが、重いので取りにと言う。行けば、何と野菜もある。玄関前に車を停めればいいのを、遠慮しての人使い。まあ、必要な物なので抱えて運ぶ。大根は葉つきの状態で、新鮮そのものが有難い。

 季節の折々の、新鮮な野菜には、常備しているスーパーにはない、自然からのエネルギーが詰っている。年中、何時でも陳列するよりも、見かけは悪いかもしれないが、素材の持つ旨味が溢れているもの。そうして調理方も、素材を生かすことを是非お奨めしたい。

 これからの季節には、鯖が美味しくなるが、子ども頃には、毎日のように食卓に出て、またかとがっかりしていたが、今では中々手に入り難い。鰯も同じだろう。秋刀魚に於いては、殿様の嘆きが良く分る。庶民の暮らしを支えてきた食材が、次第に遠くなることを痛感。

 蒟蒻の用途にも、医学的なこととが多くある。身体を冷やさずにおくために、温めて使い、或いは、鍋に入れて口にする。味をしっかり凍み込ませる、すき焼き等美味しいのだ。個人的には、腰痛や肩凝りに用い、安くて肥らないのも有難い。別名・砂下ろしとも言うが。

 城之崎殺人事件に入る。へえ~ぇ。ここは土蜘蛛伝説の郷とある。歌舞伎やお能で観たことはあるが、行ったことはなく小説も読んでいない。それにしても、偶然であるのか・・・。江田島の話には、真珠湾攻撃の特攻隊が出てきた。折りしも、あの季節でもあったよ。

 勤務先で、歴史の過ちを繰り返さず、と話してみたが、高齢者の方にも、遠くなってきた想いがあるようだ。職員など、あっけらかんとしている。これでは戦争へと突っ走っていくばかりだ。国の命令でも、人類の破滅という事実を、決して忘れないこと。核の平和は否。

 今年は、3匹の幼虫を見かけたが、寒かった関係で、蝶の姿にはいかなかったようだ。自然は厳しい。


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