日本の歌を英語版にして歌うことの意味

2006年02月18日 14時38分31秒 | 日本の歌を英語で歌うとすれば
最初に私が発想したことは、日本を訪れる外国人に、日本のカラオケ文化をうまく楽しく伝えるために、多くの日本人が歌っている歌の意味を理解してもらおうと言うことでした。ですからオリジナルの歌の意味を極力変えてはいけません。かつ、意味を説明するだけではなくて、歌えることであれば、なおさら望ましいと考えました。英語の歌もよく歌いますが、日本の歌詞と同様、意外とシンプルな表現が多いものです。私が英語転換したものが極めて、理屈っぽいのはそうした事情によるものです。
以上の前置きをしたうえで、私が思う、メリットー日本語の歌を英語にするーを下記に述べます。
(メリット)
1.歌に採用された言葉はいわば日本語のエセンスである。それらの言葉は生活の中で使われているものでありながら、力強いインパクトをもっている。これらの言葉を大事にすべきである。また実に美しい言葉が多い。例えば、星屑。やるせない恋。藁葺き屋根には。なんと美しい言葉だろうか。
2.等価の英語の言葉を探す作業は、英語の語彙を強化するに役立つ。言葉の意味を調べることとなる。
3.日本語の音節数にほぼ等しい言葉を選ばなければならない。これがあなたの英語を強化する。何を省略できるかなどを考えざるを得ない。
4.けれど、音節数はぴったり合わないことが多いので、英語の発音が鍛えられていないと歌えないことがある。詰まり、うまく歌うために、英語の発音が鍛えられる。
5.日本語の歌詞が不明確なことが多い。考えなければならない。そのことで、日本語のあいまいさ、複雑さ、シンプルさを思い知る。また推察力を鍛える。それらのことは、英語の改善にもやがて通じるであろう。
6.分詞構文をよく使うことになる。省略、語順変換を考えることで、文法力が強化される。
7.日本語の詞をよく理解することで、後日、日本語の歌もうまくなる。


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