工事で出た使えない端材を近所の人が欲しいとの事で、貰われていっている。
暖炉で燃やすとか、外部のちょっとした事に使うらしい。
そんなこんなで、随分処分できた。
母はそんな様子を見て、私に呟いてきた。
私の家の西南にある物干しデッキ。
近所の家の猫が来て、日向ぼっこや、デッキ下をトイレにしているらしい。
匂いもするし掃除するのも大変!と怒っている。
(以前、車の上にいたのを追い払ったら、爪で傷を付けて逃げられたのも、
きっと尾を引いている。飼い主よ、何とかならないものか。)
「うちこそ、木を使って作ればええのにな~。
お父さんは(面倒がって)やってくれんし。」
私に訴えられても・・・と思いつつ、”てけとう”な物でいいなら、作れる気がしないでもない。
サイズを計って、労力の少なそうな木を見繕う。(沢山あってサイズの揃っているもの)
あとは勢いだ。
電動のこぎりを探すが、現役は現場か倉庫か父トラックに乗っているみたいだ。
家にある道具は、普段使われていないもの。
かんな一つを引っ張りだすも、使えないものと成果てている可能性が高そうで
「面倒」という言葉が頭を過る。
やる気の勢いが削がれると、完成は3倍大変になる・・・と私は思う。
だから、道具としての質は良くないのかもしれないが、中学生の時の技術道具鞄を持ち出す。
ある程度のものが揃っているから、とても便利。これ程活用している人も珍しいかもしれない。
何時間ものこぎりを引いて筋肉痛になり、ちょう番のビスのかたさにドライバーが壊れたりしながら
西側と東側の木の扉とデッキ下部の空間を閉じる作業におよそ4日で完成。
一度は釘で作って、強風で作成途中の扉が飛んで、バラバラの板に戻った。母と笑った。
ビスで作り直す。
裏は張りぼてだが、雨がかりするからクリア塗装した。
こうしてみると、合板でも中々綺麗に見えるでしょ?
雨がかりする所に合板(薄い木を貼り合わせて作られたもの)ではどれだけ持つかわかりません。
耐水の塗装に、全てを託~す♪