前にもブログでも言ったけれど、僕は街の応急救護消防団に入っている。
で、今日はある事業所の社員対象の救命講習の指導に行ってきた。「指導」とおおきな口をたたいているが、インストラクターがいて、彼の助手をするだけだ。
それでも一応の救命技術は持っている。ただし、人形には幾度もしているけれど生身の人間にはしたことがない。まあ、セミプロというところだ。
今日の受講者はほとんどが、この手の講習を二回、三回と受けているみたいだ。最近はこういうのが増えてきた。初めての方よりもリピーターの方が多くなってきた。それだけ救命に関する市民の意識が高まってきたのだろう。
そんな受講者を指導しながら、ふとこんな事を思った。「技術の修得というものは一定の時間を集中して費やすのがいいのか、すこしづつ息長くしていくのがいいのか」と・・・
この救命の技術なんかは、半年とか1年とかの間隔で繰り返した方が良さそうな気がする。
今日の受講者も、だいたい3年ぶり位の人が多かったが、3年前に3時間の受講を受けただけでは、なかなか技術の維持は難しいようだ。