先日、夜に機嫌よくテレビを見ていたら、妻が唐突に「口笛、上手に吹けるか?」と聞く。
何を聞くんや・・と思いながら・・・だいたい、こういう質問をする時の人間の心理は、①うまく吹けないから教えてもらおう・②上手に吹けるのを自慢したいから のふたつにひとつだ。妻の性格からして、どう見ても後者だ。
「そんなもん、吹けるわいなあ。当たり前やろ」と言ったものの・・・考えると小学生の時は四六時中吹いていたように思うが、中学・高校になって吹いた記憶がない。と言う事は半世紀にわたり?吹いてないことになる。
「ピー・ピー・スー・スー」・・・うまい具合に吹けない。妻「なんや。吹けへんやないの。何にも出来へんなあ」
「何で口笛吹けへんかったら、何にも出来へん事になるんや」と短略な考え方にムッとしながら・・・
口笛も自転車と同じで身体が覚えているもので、少し練習したら上手に吹けるようになるだろう。ということでそれ以来、仕事の車の中で口笛を練習している。家の中では妻の耳と目があるから・・・街中を歩きながら吹くと、いかにも「ボケ老人」のようだし・・・
すると口笛に合う歌がある事に気づいた。最近、僕のハマっている歌で言うと、神田川やなごり雪は難しい。無縁坂などさだまさしの歌は結構、口笛に合っている。精霊流しなんか最高に上手い具合に吹ける。
これから休みの日に鴨川ウオークや東山ウオークをする時は、口笛を吹きながら歩くことにしょう。
東山の山中で、季節外れの「精霊流し」を口笛で吹いているのが聞こえたら僕だと思ってください。
それにしても、何故、妻は唐突に口笛の話をしたのだろう?
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