もうじきお盆だが、お盆になると幼い頃、母親に連れられて六道珍皇寺に「迎え鐘」をつきに行ったのを思い出す。
「おじいちゃんやおばあちゃんを迎えに行くんや」と言われてビビり倒したのを憶えている。
もうひとつ懐かしいのは・・・お盆にお坊さんがやってくる。仏壇の前にある普通の2倍くらいの厚さのある座布団に座って徐にお経を唱える。木魚にもお輪にも立派な座布団が敷かれていた。
母親の隣に座らされた僕は・・・「このお坊さんは「おーおー」と違うなあ。いつも下河原に来ているお坊さんは「おーおー」しか言わへんけど」・・・托鉢のお坊さんのことだ。
お経のあと、こちらに向いて、お茶を飲みながら昔話を始める。おじいさんに剣道を教えてもらったとか、おばあさんは優しいひとやったとか・・・・毎年同じやなあ・・・・
一息入れて、出されているお茶菓子を懐に入れて席を立たれる・・・食べへんのやったらお茶菓子を置いて行ってくれたらいいのに・・・・
ところで、お盆に墓参りをされるようだけれど、お盆にはご先祖様は家に戻られていると思うのだが・・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます