こんな地の果てのブログをお読みいただいている皆様、毎回ありがとうございます。
おかげさまで「栂森息子、レイアウトを作る」プロジェクトは、すったもんだの末にそれでも何とか完成し、軽便鉄道模型祭にて展示させていただくことができました。
お読みいただいていた方が思ったより多かったのがありがたいことで、皆様に支えられてできたのかな、と思っております。
本当にありがとうございました。
さて、それで模型祭に出展して皆さんとお話をしておりますと、
「作ってみたいけれど、何から始めればいいかわからない」とか、「レベルが高すぎて、自分にはできません」とおっしゃる方が多くいらっしゃいます。
自分もそんな風に思っていました。
実際に作ってみるまでは。
レイアウトは作れます。少なくとも、入り口はあります。
たとえばこんなのとか。
簡単なものですが、ほのぼのとしませんか。
で、家を廻るナベトロ列車をアップにしてみるとこんな感じで
どうでしょう?
確かに細密なスゴイものではありませんが、こんなのひとつあったら、大好きな車両をコロコロ走らせて、それを見ながらお酒なんかも進むわけですよ。
これは、2009年、第5回の軽便祭に展示した、「誰でも作れる軽便鉄道パイク」(通称、「誰つくパイク」)です。
B4パネルにTOMIXのNゲージ用レール、紙粘土の地面という簡単な構成で作れます。
そして展示の際は、製作マニュアルもあわせて配布するという試みも行ってみました。
今回のお祭りで、やはり同じように「入り口」をお求めの方が多いように感じましたので、2009年に配布させていただいた作り方マニュアルを数回に分けて載せていきたいと思います。
レイアウトは誰にでも作れます。
祭ではすごいものばかり目に付きますが、すべてがああでなければいけないわけではありません。
誰にでも初心の時はあり、入り口はあるのではないでしょうか。
話が長くなりましたが、そういうわけで、次回より、このパイクの製作方法を載せてみたいと思います。