ここでは初めて地面モノを作ってみようと考える方を対象に、簡単にパイクを作る方法を提案したいと思います。技法そのものはどこかですでに発表されているものばかりだと思いますし、それぞれのステップはとても簡単ですが、今後もう少し本格的なレイアウト製作を志したとき、十分応用が利く方法になっていると思います。
ではさっそく製作にかかりましょう。
ベースボードはB4パネルです。
ベニヤのものとスチレン張りのものがありますがベニヤの方が良いでしょう。同時に、必要な材料一式を集めてしまいます。
左上から時計回りに紙粘土、樹木の材料と地面に撒くパウダー、建物(これが重要)、線路(今回はTOMIXスーパーミニカーブレール、R103の小さい奴を使いました)、HOスケールの車とアクセサリー類、人形、プラ製の柵 など。とにかく製作途中で材料が足りなくなると意欲が減退すること請け合いですから、最低限必要なものはここで用意してしまいましょう。
次にこれらの材料を使って全体のイメージを練ります。建物や樹木、アクセサリー類を実際に配置して、車両も走らせてみたりすると想像するよりわかりやすいですよ。何よりやってて楽しいし(笑)
今回の重要アイテムは「建物」です。地形や線路配置ではなく建物をメインとして作ると、製作が簡単な上にイメージが絞りやすくなりますので一度おためし下さい。今回の建物は福岡のナガウラさんからいただいたプラ製の倉庫のような小屋です。木の位置や地面の起伏など直接書き込んで様子を見ます。こんな感じでどう?
というわけで、楽しくなってきたところで、次回に続きます。