栂森鉄道管理事務所別室

栂森鉄道管理事務所の別室です。
模型の話を中心にいろいろと、でもたまーに、更新しています。

春先の札幌

2013年04月29日 22時00分17秒 | 模型

前回の京都に続き、今度は札幌に行くハメに。

用事の内容は家族のことなのでさておいて、

札幌といえば、私的にはここと

ここですが

超過密スケジュールの中、散歩好きな家族としてはちょっとの時間で探検(笑)

で、今回はうれしい発見が(って、知らなかっただけのような気もしますが)
「永山武四郎邸」に行ってきました。
第2代北海道庁長官、屯田兵の生みの親といわれる方です。

札幌市街のちょっと東の方、サッポロビールファクトリー(だったかな?)の先に位置します。
ちなみにえらい雪だらけなのは60何年ぶりの大雪のせい。
3月下旬にこんななのは珍しいそうです(タクシーの運転手さん談)。
で、建物の話に戻りますが、左の洋館は増築部分。本体は右の地味な方ですが・・・

地味かと思ってよくよく見ると隅々までしっかりした重厚な造り。さすがにただの家じゃありませんな。

室内もこんな感じで。重厚そのもの。
洋室の居間と書院造りの和室がこのようなプロセニアム風の戸枠でつながっています。
武家ご出身の方らしく、重厚ではありますが贅沢な感じはなく、質実剛健といったところ。

ちなみに、この質実剛健という言葉、私の出身高校のモットーだったんですが、
それをよく口にする先生方がどうもその正反対を行っているような感じがして嫌だったですね。
今でこそ、そんなセンセイ方のことは気にせず質実剛健な生徒でいりゃあよかったんだと思いますが。
こういう種類のコトバを人に向かって口にするときには、少なくとも自分はそうでありたいものです。
と、今の自分の職業を考えつつ他山の石として自らを戒め・・・閑話休題

で、増築部分は昭和10年代に三菱セメントがこの屋敷を取得した際に、合宿所として増築したもの。
さすがに本屋ほど手をかけてはいませんが、それなりにお洒落な造り。

こんな椅子でゆっくりしたいです。
でも実は外があんな雪山状態なんで、室内もものすごーくサムイ(笑)

というわけで、今度は暖かくなってからじっくり見たいなと。
北海道にはこれからも時々行く用事ができそうなので、いろいろ見て回りたいです。
町中にも魅力的な建物が多数ありましたしね。

こことか

下見板の感じ、関東の家より急な勾配の屋根(ちなみに最近は勾配をつけるよりむしろ真っ平らなのが主流です。)
2重になっているとおぼしき出窓、灯油タンクも北国っぽいですね。

次に、これは魅力かどうかははさておき(丸善には惹かれましたが)
ここにも登場するよく見慣れたロゴ(笑)
MARUZENの看板のまっすぐ上の方、ビルの最上段に、京都でも遭遇したやつがありました。

すごいなあ。栄えてますね。

というわけで、模型も作らず(っていうかムリ)札幌に行ってましたとさ。
しかも2回も(笑)

で、模型は当然ナシです。
ここのすぐ近くには行ったんですが(写真はグーグルから)

次は上野の予定です。