栂森鉄道管理事務所別室

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第6回軽便祭 下北南部電鉄を見る

2010年10月09日 00時58分59秒 | 模型
軽便祭から一週間経ってしまいました。
今回の祭は昨年にも増してお客さんの熱気が凄く、ゆっくり話しをするヒマもないほどでしたが、それでも今回の目玉である「下北南部電鉄」、略して「下電」プロジェクトだけは、ブースをほったらかしても見に行かなくてはなりません。

たぶん我が国軽便鉄道模型界初の試みであろう電化軽便のモジュールレイアウト、メンバーさんのテンションも準備段階からかなり高く、今回のプロジェクトにかける意気込みは相当なものがあったようです。そんな熱気が、もう祭のだいーぶまえから周囲にいる我々にもはっきり過ぎるほど伝わってきて(でも内容はヒミツでした)、今年の展示は私にとっては「今回の目的は下電をこの目で見ることにして自分の出展にあらず」状態で、早くこの日が来ないかなあと指折り数えて待つ日々でした。

で、ついに当日です。

実は、搬入時にバラの状態で少し確認させていただいていたのですが、やはりモジュールはきちんと接合されていた方が魅力的なので、夕方のお客さんも減ってきた時間帯に行ってきました。

以下、ごく一部だけの紹介です。
本当は全モジュール制覇!をもくろんで写真を撮っていたのですが、さすがに夕方、光量が足りません(汗)
まあまあ撮れている中からいくつか選んでのご紹介になることをお許し下さい。



まずは本金崎駅



うーん、デカカッコイイ(笑)
「軽便」と言えどもそんなヘロヘロしたものではなく、「来るなら来い!」的なシッカリ感にあふれています。

で、そんなホームにとまる電車も、しっかりした造り



栃尾、ですかね? 不勉強にしてよくわかりませんが。
でもカッコイイ。端正で温かみのある電車というイメージです。
モジュールの細かい部分も、いかにもこの作者の方らしい気配りが随所に。
ホーム上の植え込みなども、昔はこのへん(横浜、座間近辺)の駅にも多く見かけられたような気がしますが、今はあまり見ませんね。
何となく残念なことです。みんな忙しすぎるのかな?


さて次は、よくお話しさせていただいているウエハラさんのモジュールです。



一見ありふれた里の風景の中に微妙な地形の高低差を演出、小道具もきいてます。
ありふれたあたりまえが一番難しいんですよね、やはり。
さすがです。


あとは駆け足で・・・



そのウエハラさんのモジュールから先ほどの駅方面を見る。
これもすごく絵になっていますね。

もうひとつの交換駅です。
電車のたたずまいが良いですね。
地面のコンクリが割れているところを表現されているんですが(この写真では見えませんが)、
そいつがまた素晴らしく。



最後に駅裏側も。
いつもすごいなあと思うのは、個々のパーツをよくよく見ていると、あ、これはどこそこの製品だな、とわかるものもだいぶあるんですが、それがこの作者の方の手に掛かるとはじめからそこにあるために作られたように感じることです。
パーツを使うなら、ぜひこうありたいと思わせる好例ですね。



どうもありがとうございました。
で、次に続きます。

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