あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。
振り返ってみますと、昨年は月刊「とれいん」の平野さんからお声かけ頂いたことに始まる「カバン線を作ろう」の連載がついに始まりました。以前にもお話ししましたように、そもそもこの連載の企画は、もう3年も前のJAM会場における会話、
平「レイアウトの『作り方解説』の記事を書きませんか?」
栂「そうですねえ…じゃあ、今できているのをどうやって作るかで…」
平「いや、そうじゃなくてですね、今あるのじゃなくて、スゴイやつを新しくどーんと作っていただいてですね、それを記事にして」
栂「(ま、まじか?!)えー? スゴイのはつくれませんけど・・・」
平「いや、ぜひぜひ」
みたいな会話から始まっているんですが、じゃあやらせていただきますと言ったものの、作品のプランがなかなか決まらず、決まったら決まったで製作そのものが進まず(爆)、さんざんお待たせした挙句、やっと連載開始に漕ぎ着けました。ここまで引っ張ったにもかかわらずあたたかく辛抱してくださった平野さんをはじめとれいん編集部の皆さんにおわびとお礼を申し上げるとともに、また一生懸命書いていきますのでよろしくお願い申し上げます。
で、この記事の眼目なんですが、これもさんざん語らせていただいておりますように「初心者の方がとりあえずのものを作るガイドになるように」という点です。私に「スゴイもの」は作れませんが、私自身初心者に毛が生えたようなもの(誰ですか生えてないじゃんって言ってるのはw)ですから、こうやったらこういうものができた、その裏には実はこんな失敗があったり、もっとこうやったら良かったりする、なんていうことなら書けそうだな、とりあえず本職も〇〇関係だしなあ(爆)という、本気で初心の方に的を絞った記事です。というわけで、初心の方はぜひお読みいただくだけでなくお作りいただいて、「なんだ、こんな感じでできるんだったら栂森なんて大したことないや」ってお感じいただければ幸いですし、それ以上の方にはこの記事の穴とか間違いとかをコッソリ教えて下さるよう、伏してお願い申し上げます。
ここまでですでに足掛け3年、このあと何年かかるのかすでに不安ではありますが(笑)皆さんがご自分のレイアウトをお作りになるための「踏み台」としての記事が書ければいいなと考えています。ご質問、ご意見もぜひお寄せください。お待ちしています。
さてさて、今度は自分が作る方ですが、祭りに向けて2年間進めてきました「猫屋線を走らせよう」プロジェクトは、一昨年の「駅だけ作って仮設エンドレスで繋げばじゅうぶん遊べるぜぇ」と、昨年のリバースとトレインターンテーブルのモジュールレイアウトを以てとりあえず終了の予定です。猫屋線もいろいろと広がりを見せつつ第3弾、第4弾と続いていますし、レイアウトをお作りの方も何人もおられますので、私が不出来なものをお出しするまでもないかなと思います。で、次の方向ですが、私の場合、やはり原点はカバン線と小型車にあるので、そちらをさらに掘り下げる方向で。ただ、プランニングは既に始めているのですが、どうも簡単には出来そうにないので、今年の祭りには「間に合わせない」方向で行きたいなと。途中経過をお示ししつつ、これもまた3年間くらいでどうかなと思っています。さあ、着手しないとね。
あと模型とは関係なくなってきますが、昨年の大きなポイントは、12月に初めてライブハウスというところに行ったこと。今までコンサートホールは聴く方も出させていただく方も(アマチュアですけど)それこそ数え上げるのが面倒くさいほど行っていますが、オールスタンディングのライブハウスは初めての体験でした。聴きに行ったのがJazzをベースにしている部分のあるバンドだったので幸いにも観客中最高齢っぽくはなく、浮き方もそれなりで済んで良かったです。紹介してくださった若い恩人の皆さんに感謝しつつ、音楽もたくさん楽しめる年になりますように。という感じで、今年も長々とwよろしくお願い申し上げます🙇