ノブトの平凡日記

備忘録として気が向いたとき更新しています。

オアカムロ(標準和名)と、今日の花

2006年12月23日 | 友達・知人ほか
  奈良・田原本は薄曇りで気温は5度、穏やかな天皇誕生日の朝を迎えています。皆さんお変わりありませんか。ノブトは相変わらずこそこそと動いています。
 先日の夕方、和歌山田辺の漁師さんから「アカムロようけ獲れたんやけど食わへんか。明日の朝着くけど・・」と電話をもらったのです。
  これが翌朝届いた時のアカムロです。ゼイゴがあり、尾が赤いムロ鯵のため、略して「アカムロ」と呼んでいるようで、あまり魚屋さんでも売っていないようです。ノブトも初めて見た魚でした。
 漁師さんは「傷みが早い魚やで、腹抜いて送るわ」と言って、このような姿で届いたのです。ノブトの食べ方は、刺身・タタキ・煮付け・一夜干しで食しましたが、脂がのっていて美味しかったです。タタキをしたのですが、皮が剥がれ、見た目はよくありませんでしたが味は良かったです。また、強い塩をして一晩外に吊るして一夜干しを作りましたが美味しかったです。
 また、生姜と梅干を入れ煮付もしました。身がしまり、煮凝りを絡ませて食しましたが、サバの煮つけにそん色ありませんでした。エイの煮付けより美味と思っています。(感想は以上で終ります)
 市場に出回ってない魚を色々味わいたいという気持が更に強くなりました。今度生まれ変わったら、ノブトは漁師になっていることでしょう。多分・・・・。(笑)
  さて、今日の誕生日の花は、ミカン科の【ユズ】で、花言葉は「健康美」とのことです。
 昨日は冬至とのことで銭湯にユズ2007個も入れて入浴しているシーンも放映していましたが、この様な使われ方をしているユズが気の毒に感じる一方、腹立たしく思いながら観ておりました。ユズ酢の他、皮も色々に使えるのを湯に入れて捨てるだけ・・・。もっと有効に使おうとも思わないのでしょうか。
 毎年この様な報道を見るたび、もったいない使い方をしていると思いながら観ているのです。歌人 鳥海昭子さんはユズに因んで、
          さわやかな香り立ちたるユズの湯に
                    幼き子らの湯を飛ばしいき
と、詠まれています。 

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冬至の前後に

ユズ湯に入る習慣が、

今は少なくなってきているのかも

しれませんね。

子どもたちの楽しげな歓声が

風呂場から庭にまで響いていた

ことを思い出しました。

             鳥海昭子
     これは、昨日の夕焼け空です。太平洋側は天気が良ければ明るい空を見せてくれます。日本海側にお住まいの方々、元気出して頑張ってください。