アスリート 未来にむかって走る

「日常のすべてが被写体だ。必要なことは好奇心と想像力」をテーマに綴っていきます。

今、輝きたいので飲みにいく(^。^)

2013年02月07日 | 日常あれこれ

昨日に引き続き早川義夫氏の本から引用。

この文庫本は昔単行本で出たときにさーっと読んでいて、そのときは「ふーーん、そうなのかな?」とあまり感心しなかったが、今回ふとしたきっかけで書店に並んでいたので手に取ってみると、めちゃくちゃ面白いのだった。

所々の表現が、ぐぐっと胸に迫るのだ。

たぶん私が年を取って、感じ方や考え方が変化したからなのだろう。

たとえば、

かりに「あなたの過去は素晴らしかった」と誉められた時、あなたは嬉しいだろうか。

僕は嬉しくない。たとえ老人になっても、嬉しくない。

問題は今なのだ。

今、楽しいか、今、幸せか、今、輝いて いるかどうかだけなのである。

というところなど、全くその通りと、腑に落ちるのである。

たとえばご主人から、

「昔はきれいだった・・・・」

と言われるより、

「今がいちばんきれい!!」

と言われた方がいいと思いませんか?

氏は過去を否定しているのではなく、過去とつながった自分があるのはわかっていながらも、あえてそう言うことによって自分を鼓舞しているのかもしれない。

ひとつの生き方論ともいえる。難しそうになるところをさらりと書いて、それがこの人でなければできない表現なのだ。筆力があるといえる。

小田原での新年会が終わり、北海道から来られたミーさん&イサムさんご夫妻は浅草でもう一泊されるというので、私のポルシェで都内までお送りした。

別行動でおたみさん&タイガース君夫妻と浅草で待ち合わせ、地元在住のミミさんをガイド役に近所を散策した。

スカイツリーは相変わらず混んでいる。

 

 

スカイツリーのあるビルに着物が展示してあって、絞りなのかどうかは不明だったが、浮世絵が浮き出るデザインは目を引く。どうやって織ったのかな?


スカイツリーを見学して、私は車なのでここでお別れのつもりが、ミミさんが知っているワインのおいしいお店が予約できたのでみんなで行こうということになった。

 

「今、輝いているか?今、美味しいワインが飲みたいか?」

 

と言われたら、「飲みます」と即座に答える自分がエライというか、ただ飲みたいだけかも・・・


夜の浅草。

 

浅草寺の横に入るとレトロな飲み屋街が連なる一角があり、いつも賑わっている。

お世辞にもきれいな居酒屋ではないが激混みだ。たばこの煙がすごいので絶対に入らないが、再開発があれば消えてしまうだろうから気になる場所だ。

 

「あそこ」って・・・・

ブタのイラストがいい。

 


浅草を後にして・・・・・

 

 予約したお店でワイン三昧。

 

ワインも料理も大満足のお店だった。

わがポルシェは駐車場に留めてある。電車で帰って、翌日引き取りに来るというのが普通なんだろうけれど、面倒なのでミーさん&イサムさんご夫妻が泊まっているホテルに転げ込むことになったのは自然の流れか。

ともあれよく飲んで笑って楽しい数日間だった。

 

 


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4 コメント

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つながっている (ミミ)
2013-02-07 12:40:02
今、楽しい、今、幸せ、今、輝いている自分が
認められたり、褒められたり、いいなって思うことは、
過去を否定するのではなく、
「今の自分を作り上げてきた過去の自分」も
一緒に愛していくことなのですよね、きっと。

過去の経験も思い出も笑顔も涙も、
そんなすべてが今の自分に繋がっているのだわ~と
そんなことがわかるお年頃に、私もなりました
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>ミミさん (ヒデ)
2013-02-08 07:37:15
よい過去、よくない過去などすべて認めた上で、「こだわらない」というのがいいようです。

ミミさん、その若いお年頃でこのあたりがお分かりとは・・・・・
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Unknown (seimama)
2013-02-08 10:33:59
「今、輝いているね!」と同じように、私の年齢になると
「上手に歳をとったね!」と言われるのも嬉しい(#^.^#)

当たり前の日々の積み重ねを笑顔で過ごしていきたいなぁ~!
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>seimamaさん (ヒデ)
2013-02-08 12:46:53
「当たり前の日々の積み重ねを笑顔で」

全く同感です。へこむときもありますが、笑顔で乗り切れば上手に歳がとれそうです。
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