アスリート 未来にむかって走る

「日常のすべてが被写体だ。必要なことは好奇心と想像力」をテーマに綴っていきます。

通勤訓練、N◆Kが最後の取材に

2006年09月29日 | Weblog
今日は妻の電車通勤の訓練日でした。

いつものように盲人図書館の訓練士の方が見えたのですが、今回はなんとN◆Kさんがその様子を取材したいということで3名のクルーが合流。

家を出てから駅まで遠くから撮影。

13時半過ぎでしたから電車は空いていました。

電車の中とホームは撮影が許可されていないようで、目的地の駅を降りて外に出るところを撮影されたそうです。

長時間立ったり、歩いた後は息切れがします。今日も息切れがありましたが何とか頑張れたと言っています。

しかし朝の通勤電車の混雑をまだ訓練していませんから、
「一番混雑している時に大丈夫かしら」
と、不安でいっぱいです。来週もう一度会社の面談がありますから、そのときに最後のテストができないものかと考えています。

妻、2年半ぶりの会社

2006年09月28日 | Weblog
昨日は妻の面談日でした。2年半ぶりの会社です。緊張しますね。何を聞かれるだろうか・・・ちゃんと答えられるだろうか・・・など考えているうちに大汗が出てきます。こうなるとちょっとストレスが出ているようで、動悸が発生、今日はいけるかなーというようなことも考えます。

しかし気合いで出かけることになりました。

朝から大雨で、電車で行ってみることも考えましたが、ちょっと心配なので車で出発。渋滞しているはずですから、2時の約束にもかかわらず12時過ぎに出ました。それでも1時30分に到着と、けっこう焦りました。

妻は白状をついて会社に入っていきました。面談は2時間に及びました。会社復帰に向けて様々な条件が出されました。これはクリアーしなければなりませんが、相当難しい内容も含んでいます。じっくり考えます。といっても妻の気持ちと、体力、体調次第ですが・・・・

久しぶりの会社でした。たくさんの人に会って挨拶。しゃべり疲れたようです。

帰りにデパートでスーツを新調しました。

妻、面接迫る

2006年09月26日 | Weblog
昨日は午前中にヘルパーさんが見えましたが、そのころからめまいのようなクラクラするような感じがあったようです。

胸も少し痛く、息がきれる感じで、
「また心筋梗塞になるんじゃないか・・・・」

と心配したそうです。夕方には少し治まったようですが、不快感が終日続きました。原因不明です。

27日、会社の人事部と復帰に向けての面接があります。久しぶりの会社です、緊張しますね。どんなことを聞かれるのかとか・・・・

そして、病気になる前と比べて激やせしてますから、いまあるスーツがどれも合わなくなっているのも気にしていました。

しかも流行おくれの感じがする。男のスーツはそんなに変化しませんが、女性のスーツはすぐに流行が変化しますね。

走ってきました

2006年09月24日 | Weblog
昨日はお彼岸で、妻の実家に墓参り。いい天気でした。実家に到着すると妻の兄夫妻が葉山・日影茶屋のお弁当を用意していてくれました。これが中々の美味。

そして本日は皇居に行ってきました。皇居が目的ではなく、がん撲滅のためのチャリティーイベント「テリー・フォックス・ラン」に出場するためです。

リレー・フォー・ライフのスタッフindyさんから誘われたもので、私は初めて知りました。 5㎞と10㎞のランニングに参加します。
indyさんは最近走り始めて5㎞を走るのは初めてでした。
私はアスリートといっても最近は練習不足で、10㎞は疲れそうなので5㎞にしました。参加費はいくらでもいいそうで、すべてがんの関係機関に寄付されます。 かなりの人数が参加しているのには驚きました。1000人はいたでしょう。

よく見かける市民マラソンとはちがって時間を競うものではありませんからいたってのんびりムード。 愛犬とのんびりお散歩という方も見かけました。
10時40分にスタート。indyさんは快調に走り続け30分ちょっとで見事完走。がん患者とは思えない?走りでした。 天気は良かったし、気分よく走れてとてもいい大会でした。(下の写真は力走するindyさん)

妻、風邪か?

2006年09月22日 | Weblog
昨日は、のどが痛い、鼻がつまる、寒気がする・・・・と、またもや妻は体調不良に陥りました。

午後からずーっとベッドでおやすみ。

私は急なおつきあいで帰りが遅くなりました。妻は一人で夕食を食べましたが、こんな時は消化力が弱っているはず。あまり食べない方がいいのですが、案の定私が帰宅した頃は腹痛気味でした。

お腹に耳を当てると「グー、ゴロゴロ」と活発な?動きをしているようでした。お医者さんは聴診器をあてて音を聞いてますね。あれのコツを教えてもらうと、素人の私でも判断基準になるのですが。

今朝もまだ復調していません。かわいそう

「リレー・フォー・ライフ」のN◆Kの放映は10月にずれ込んだようです。まだ取材が不十分なのでしょうか。

抗がん剤延期

2006年09月20日 | Weblog
先週に引き続き抗がん剤の予定日で外来にでかけました。

血液検査で腫瘍マーカーを調べるはずが、先生がオーダーを出し忘れ、確認のためにX線撮影を先にしました。

ところが出てきた画像が腹部だったのです。
妻も「腹部を撮影と言われて、変だなーと思ったけど・・・」

少し前に入院した時は腹部の異常だったのでそのせいかな、と納得しました。

しかし診察室に入って主治医は、
「いやー、指示を間違って腹部撮影だったね。でも肺も少し写っていますよ」

ですと。最近はパソコンで指示を出すので、少しでも間違うとあらぬ方向に進んでしまいます。

で、血液検査は良好。腫瘍マーカーはSLXは調べましたが、CEAが抜け落ちました。
緊急を要する時は必死で食い下がりますが、症状が落ち着いている時は「まっ、いいかー」と妥協してしまうのでした。

結局抗がん剤は延期になりました。あわてて実施する必要もない、というお見立てです。
職場復帰を予定しているので来月も基本的には抗がん剤はありません。様子を見て11月中旬に抗がん剤治療を行います。

いよいよ復職モードに入ってきました。会社の産業医との面談が来月初旬にあるようです。

妻、副作用から解放される

2006年09月19日 | Weblog
昨日は敬老の日。実家の母に電話をしたら、イノシシが墓を荒らして困る、という田舎らしい話題で盛り上がりました。

ハイテクのイノシシ避けというものがあるそうですが効果はあるのでしょうか。

さて妻は副作用がおさまりました。

私は午前中に買い物がてらにジムで筋力トレーニング。出るときはまだベッドに横になっていましたが、帰ってくるとPCに向かってメールを打っているではありませんか!

いつもは月曜日朝には回復していますが、今回は半日遅れました。

副作用というのは本当に不思議な「作用」ですね。

副作用でぐったり、飲み過ぎてぐったり

2006年09月17日 | Weblog
昨日はリレー・フォー・ライフの主要メンバーの反省会が新横浜でありました。

今回の反省点、成果、問題点、今後の活動など議論が交わされました。

各人思いがいろいろあって、まとめるとなると難しいのですが、時間をかけて冷静に方向性を模索するしかありません。この催しを最初から推進したみなさんの気持ちはきっと一つになるでしょう。

会議は1時から6時まで。そして楽しみの打ち上げは近所の居酒屋でおおいに盛り上がりました。話したいことは山ほどあるので一次会では不足と、有志がが二次会へ突撃。

どこへ連れて行かれるかと思ったら横浜プリンスホテルの42階ラウンジ!

夜景が抜群にきれい。アベックがそれを眺めながらいい雰囲気でした。

ちょっと大騒ぎするような場所ではありませんでしたが、酔った勢いで周りの客は無視してお話が白熱しました。

久しぶりに飲み過ぎて、今日はぐったり。
妻も副作用で一日ぐったり。

副作用あれこれ

2006年09月15日 | Weblog
抗ガン剤の副作用はその種類、量によって個人差がありますね。
水曜日に抗ガン剤で、前回の例では木曜日の夕方から

・だるさ
・吐き気
・食欲不振

が3点セットで襲ってきました。

しかし今回は木曜日は「少しだるい」という程度でした。

こんなに軽いのは初めてかもしれませんが、今朝の状況はその「だるさ」がちょっとアップしました。

でもこの程度なら動くのに支障はありませんから、よしとしたものです。

「副作用が容認できる程度で、がんに効いている」

これが理想です。明日は午前中に白血球を増やす注射を打ちに病院へ行きます。いったん妻を連れて帰って私はリレー・フォー・ライフの反省会に新横浜まで出かけます。

抗がん剤の日、N○Kさんが取材に

2006年09月13日 | Weblog
今日は抗がん剤治療の日です。実は今朝もN○Kの取材がありました。朝食の様子から、病院での治療を取材したいと申し込みがあったのです。

7時45分。取材チームが来宅。雨の中、機材を持って大変そうでした。
私が朝食を作っているところから、ふたりで食事するシーンを撮影。

撮影されながらの食事は緊張しますね。普段よりお上品にふるまう2人でした。

さてカメラマンと音声さんを後部座席に乗せて出発。後ろからN○Kのワゴンが追いかけてきます。

病院に到着して下車するところから玄関までを撮影。ここでいったん取材陣とはお別れしました。

採血は2人の看護師さんがチャレンジしましたが、いっこうに血管が見つかりません。20分経過。そこでしかたなくベテランの看護師さんを呼んでもらいました。どうもこの方でないと妻の採血は困難なようです。

すすっと腕をさすってトントンと血管を発掘、そして一発で採血!そのお手並みは名人芸です。10時に終了。

主治医の診察は例のごとく1時間以上待ちました。
白血球3000で抗がん剤は実施できることになりました。

そそくさと食事をして午後1時、再びN○Kさんが登場。診察室でのやりとりを再び行ってそれを撮影しました。続いて抗がん剤治療のシーンを撮影する予定でしたが、外来治療室は満席で、とても撮影できる状況ではないので急遽中止と相成りました。これはしかたないですね。

というわけでRFLから続いた一連の取材は終了しました。なんだか2人とも慣れないことの連続で疲れてしまいました。

どのようなシーンが採用されるのかも気になりますね。放映日はまだ決まっていません。