アスリート 未来にむかって走る

「日常のすべてが被写体だ。必要なことは好奇心と想像力」をテーマに綴っていきます。

岡本太郎を見つめ直す(^o^)

2015年06月14日 | ココロの情景

生田緑地にある岡本太郎美術館を訪問しました。

生田緑地のハナショウブと紫陽花を見学したついででしたが、この人はすごい!とあらためて感じました。

 

入り口の彫刻。


館内はほとんど撮影禁止なのですが、一部分だけOKなところもあります。

彫刻やオブジェがほとんどですが、撮影禁止にする意味がわかりません。


ミュージアムショップで買った本が2冊。

パラパラとめくってみると、短い言葉にぐいぐいと引き込まれます。

岡本太郎ワールドの深さが表れています。

いくつか紹介しましょう。


「私も描けたらいいな」と思ったら、描いてみるんだ。

いや描いてみなければならない。

 

下手のほうがいいんだ。

笑い出すほど不器用だったら、

それはかえって楽しいじゃないか。

 

いつも言っていることだけれども

芸術はきれいであってはいけない。

うまくあってはいけない。心地よくあってはいけない。

それが根本原則だ。

 

創り出すことと年齢なんて、関係ないよ。


深い洞察がここにあります

 

 


素敵な大人になる(^_^.)

2014年12月15日 | ココロの情景

あちらこちらのブログに訪問しますが、同い年かそれ以下の方で「もう歳だから・・・」というネガティブな発言をちょくちょく見かけます。

歳をとればいろんなところが衰えてきますが、それがまるで「ダメな人生」ということにすり替えてしまって、若いときの方がよかったとため息が出る毎日・・・・


いやそれは違うのではと私は思っています。

同じようなことを書いている方を見つけました。


「若いときよりイケている」 という想いを可能にするのはやはり「人生経験の長さ」です。
経験とその中での工夫努力の蓄積というのは有無を言わせないところがあります。
「若いときにはわからなかったことがわかる」
「若いときにはとても出来なかったことが容易に出来るようになる」
若い人にはわかりにくくとも、
「大人だからわかる」
「大人だから味わえる」
ということがあるのです。

「人生経験の長さ」を自分の「若さ」とかけ算していく。
従来は「人生経験の長さ」というと「成熟」「年寄り」となりがちでした。
「老け」と不即不離でほぼ同義語だったといえるでしょう。
「人生経験の長い人」は「老けた人」だったのです。
それを大きく転換し、「人生経験の長さ」を「若さ」とかけあわせていく。
そのことで、「若いときよりイケている自分」になる、「若者にはできないことができる大人」になる、まさに「素敵な大人になる」のです。

「50歳を超えたらもう年をとらない46の法則」阪本節郎著


いかがでしょう?

「大人」というところを老人、熟年、年寄りに置き換えてもいいでしょう。

歳をとったことを卑下する必要はなんにもないのです。


 

若いときには得られなかった「ワクワク」を探しに出かけましょう


劣化速度との闘い(*^_^*)

2014年04月12日 | ココロの情景

【写真はすべて三ツ池公園にて】

 

例年のことなら四月に入れば花粉もおさまるのですが、今年はまだまだの感じがします。

去年の体調と今は確実に違っているので、一概に比較できないのですが、トシは重なるわけで、見えないところで心身の劣化は進んでいるのでしょうか。

ジム通いや自転車などで同じように鍛えていても、去年のレベルが維持できているかというとそうでもなさそうだし、この劣化速度をどのように遅らせるか、抑えるかが課題のような気がします。

身体の劣化は見れば分かりますし、他人に判断してもらえば「老けたね~~」で自覚したり・・・・

ところが「心」、精神的分野の劣化は目に見えないだけにやっかいというか、意外に意識しないかもしれません。

心が劣化?するとやる気も起こりませんし、物事に対する興味や関心も薄れたりで、これは身体以上に気をつけなければなりませんね。

つまり心と体は表裏一体なので、どちらもバランス良く「健康的」に維持したい

 

 

 

 

三ツ池公園は桜の満開時期を過ぎていましたが、それはそれでよい景色にも出会えました。


一度きりの人生だろ(^_^.)

2014年03月15日 | ココロの情景

はい

励まされてちょっぴりやる気になりました

 

ぐわんばれ~~

 

人は時々、人生を真反対に生きようとする。

もっと物が欲しい。もっとお金持ちになりたい。

そうすればもっと自分のしたいことができる。

自分はもっと幸せになれる。

 

しかし、人生がうまくゆくのは実はその反対なのだ。

ます最初に、本当の自分自身になり、

自分がしなければならないことをすれば、

自分が欲しいものが自ずと手に入るのだ。

(マーガレット・ヤング)


思いやりと共感(*^_^*)

2014年03月14日 | ココロの情景

今日のいい言葉・・・・

どんな仕事であっても喜びとすることができる。

たとえ、単純な家事であっても、それを、自分の思いやり、効率性、反応力を行使し、広げるための良いチャンスにすることができる。

 

どんな仕事をする時も、愛とビジョンを持って行えば、人生全般に対する対応能力をつちかうことができる。

どんな行動をとるにしても、そこにはあるエネルギーが生まれ、それを他人とわかちあうことができる。

 

他人にたいする思いやりと共感は、私たちが差し出せる最大の贈りものなのだ。

 

(タルサン・トルク)


タルサン・トルクという人がどんな人か知りませんが、最後のフレーズはぐぐっときます。


表題とは全く関係ありませんが、

年季の入った板の外装ですね。

どこの田舎町か・・・・

いやここは東京・青山の裏道です。突然このような民家が現れるので油断できません。

 

花屋さんを営んでおられるようです。

 

 

珠算教室でしょうか?現代風に名前が変化しています。

 

 


初「矢場とん」は旨すぎる(*^。^*)

2014年03月02日 | ココロの情景

東京駅グランルーフ地下にできたレストランゾーンは全部の店が禁煙ですからおすすめできます。

そして前々から狙っていた「矢場とん」に入店できました。

 

どれも美味しそうで迷いましたが、普通のトンカツにエビフリャ~を注文。

 

座席の背もたれにもブタちゃんが

 

ここのイラストは「柔らかく」ていいです。

 

待つこと数分・・・・

 

きた~~

厚みはそれほどではありませんが、見た目ほど脂っこくはありませんでした。

とても美味しい

 

あまりの美味しさに、食べ終わったら指がこのような形にブヒっ

 

大丸のショーウィンドウ。

 

久しぶりの東京駅訪問でした


夫婦はいろいろあるものだ(*^_^*)

2014年02月13日 | ココロの情景

6年くらい前がん関係のつながりで、あるプロジェクトを一緒にやったサバイバーのAさん。

その後、会う機会はなくなりましたが、ブログは時々見ていました。

娘さんの成長過程がほほえましく、よい家庭を築かれていると思っていました。

ブログ更新が途切れていたのでそのまま訪問しなかったのですが、先日訪問したらなんと夫のDVで別居後離婚していたとのこと・・・・・

いやおどろきました。


夫婦の関係というのは外から見ているだけではわからないものですね。


結婚生活の破綻は、ちょっとした心遣いを忘れるところから始まる。

   トーマス・スプラット(イギリスの軍人)


ともいえますが、夫のDVでは破綻とはいえませんね。彼女にとっては正しい選択だったのでしょう。





仲のよい夫婦ほど、

おたがいにむずかしい努力をしあっているものだということを、見逃してはいけない。

  野上弥生子(作家)


という言葉も説得力があります

 


お見舞いの旅2(^.^)

2014年01月29日 | ココロの情景

別府の温泉旅館で朝倉市に住んでいる同級生Y君も駆けつけてくれて宴会となった。

朝倉市・・・・・聞いたことがないと思ったら2006年に甘木市と朝倉郡の朝倉町・杷木町が合併して誕生した新しい町だ。鳥栖市から東にすこしいったところにある。


同窓会は人数が多いので、ゆっくり話すことが難しいが、4人というのはちょうどよい。

私はだいたい聞き役だが、みんなそれぞれの近況を話してくれるので、いろんな人生があるものだなと勉強になった。


さて翌日の朝、カーテンを開けると朝焼けが素晴らしかった。

フランス印象派の画家が描くような海の色。全員が見とれていた。




Y君は用事があって別府で別れた。

我々3人は車で南下。高速を乗り継いで、時間があったので熊本で降りて腹ごしらえ。

この店は行列のできる店ではないが、熊本ラーメンとしてはまずまずの味を出している。


うまい~~。


熊本城も見学。


がん患者のM君は本来は自宅療養中で、お見舞いは自宅にうかがう予定だったが、我々が訪問する数日前に体調が悪くなり急遽病院に入院となった。


病院の個室で奥さんと会ったが、車椅子に乗ってはいるけれど話し方もしっかりしているし、握手したときも握力は十分あった。どうも食事が普通にとれていないようで、縦隔リンパ節のがんが食道を圧迫してモノが飲み込めないようだ。

それで体重も減少して50キロを下回っている。

点滴で栄養剤を入れているが、やっぱり口から食物をとるというのは大事なことだと思った。

 

あまり長居はできないのだけれど、M君も話したがるし結局1時間ばかり病室にいて、翌日もういちど訪問することにした。

 

鹿児島市内のホテルにはいり、夕食は3人で、

屋台村に突撃!

25軒くらいの店がひしめき合っている。

禁煙の店を探すのは難儀だったが、

 

空いている店のカウンターに陣取り、乾杯~~

E君は体調が心配なので本日はウーロン茶にしてもらった。

 

 

 

きびなごはひさしぶり。

 

 

 

E君はホテルにもどってもらい、私とT君は2軒目のスペインバルでワインをいただいた。

 

T君「M君と飲みたかったな~」

 

私「退院して体調がよくなったら東京で飲もうと言ってたから、期待して待っていようよ」

 

T君は学生時代か卒業して少したった頃か、がんの手術をしていて、

 

「ここまで生きるとは思わなかったな」

 

など、しんみりした話や、家族の話をぽつりぽつりと語ってくれた。

がんでなくなった私の妻のことは一つも聞いてこなかったのは、私に気を使ってくれたのか・・・・

 

後半は絵の話や写真の話で盛り上がり、帰りはタクシーのお世話になった