アスリート 未来にむかって走る

「日常のすべてが被写体だ。必要なことは好奇心と想像力」をテーマに綴っていきます。

倦怠感

2007年03月25日 | Weblog
胸水を抜くための管ははずれましたが、倦怠感が続いています。痛み止めが眠気を誘うようです。

何とか歩けるようになりたいのですが、まだ許可が出ません。トイレも看護師さんを呼んで車椅子で連れて行ってもらいます。

食欲も少し停滞気味です。食べると吐き気が出てくるようで食べなければ元気が出ませんから、病院の栄養管理チームと相談してゼリー状の栄養補給食品を無料で提供してもらいました。

病院の連泊も1週間になろうとしています。カラダがなまってきて、筋力も低下しはじめたのですが、病院のある駅前に私が自宅の近くで通っている同じジムの店舗を発見しました!

何度も歩いているのに気付きませんでした。最近出来たようです。さっそく入ってみました。手ぶらでも衣類からクツまでレンタルできます。

マシンは新しいし、プールも綺麗なので気持ちのいいこと。風呂も入れますから一石二鳥です。毎日通ってもいいかな~

胸水抜けたが・・・

2007年03月23日 | Weblog
胸水は抜けました。そのあとの治療が待っていたのですが、体調不良につきいったん管を抜きました。

しばらく様子をみて、再び胸水が溜まるだろうから、そこで再び抜いて、癒着療法を行うという作戦に切り替わりました。

からだの状態を見て方針変更がなされますから妻もついていくのが大変そうです。気力がとぎれないようにやんわり励ましながら日々をおくっています。

月曜日から病院に泊まっていますので、更新は洗濯に帰ったちょっとの間です。コメントをいただいた皆さんにはもっとしっかり返事を書きたいのですが、短くてごめんなさい。妻にはあの方から、この方からこんなコメントをいただいたと報告しています。

ふと気付きました、病院に泊まっているので酒を飲んでいない!飲まなくても禁断症状は出ませんが、身体にはいいんでしょうね

またもや胸痛。水が溜まる

2007年03月20日 | Weblog
妻の胸痛が再燃しました。
苦しくなると食欲もなくなってしまい悪循環。

そして昨日のレントゲンの結果右肺にまたもや水が溜まっていました。1週間で抜かなければならない状況では何か方策を考えなければ・・・・・と思っている時に主治医が登場しました。作戦を相談した結果、

・管を入れて2・3日かけてゆっくり水を抜く
・そのあと胸膜に(?)薬を入れて水が溜まる余地をなくす
・この薬でがんが抑えられたという臨床例もある

ということになりました。今日、その治療が行われます。

胸水がなくなれば胸痛もおさまるということが判明していますから、副作用は若干あるにしても試してみる価値はあります

明日のお墓参りは無理でしょう。わたしが代理で行ってきます。

妻、快方に向かう

2007年03月18日 | Weblog
14、15日病院に泊まってきました。簡易ベッドを借りて眠りましたが、まあお世辞にも立派なベッドではありません。海水浴でよく使われるボンボンベッドです。

妻は入院以来足から点滴を行っていましたから、寝返りが出来ず、おしりに圧力がかかってジョクソウの一歩手前まできていました。

それで深夜は2~3時間おきに寝返りをさせなければなりません。目覚まし時計で時間をセットしておきました。寝汗もかくのでパジャマの風通しも良くします。

私はあまり眠れませんが、そのかわり昼間に居眠りで解消しています。

そして近くをランニングしてリフレッシュ。

2日間の病院暮らしで詳細に状況を観察すると、妻の状態は改善の兆しがでてきました。全く歩けなかったのですが、ベッドから降りて自分で簡易トイレに行けるようになりました。

意識朦朧状態から脱出し、視線も定まり、会話のキャッチボールがまともにできるようにもなりました。胸水を抜いてからよくなったような気がします。

がん自体が不穏な動きをしていることはかわっていないのですが、普通の生活ができるようになればまた作戦の練り直しです。

退院に向かってゴー!

病室移動、明日はお泊まり

2007年03月13日 | Weblog
病室がかわりました。大部屋にはまだ移らせてもらえません。個室です。しかし窓から外が見えて、前の部屋とは大違い。

「空が綺麗、写真とっといて」

と、言うほどです。夕方になるにつれ、強風で空気が澄んでいるのか、夕焼けに富士山が映えました。

管理栄養士さんがゼリータイプの食事を持ってきてくれました。栄養不足なのでがまんして食べてもらいましたがなんとかたいらげました。

食欲が出ないのは困ったもので主治医もなんとか食べられるような工夫をするといってくれました。

さてこの個室は広いので家族が泊まることが出来ます。看護師さんにいきなり「泊まっていきます?」と勧められたのですが準備をしていなかったので明日泊まることにしました。

妻は私がずーっといれば安心でしょうし、いろいろ話も出来るので連泊しようかな。

というわけでブログの更新が頻繁にできないかもしれません。この病院は古いのでPCを使える環境にはなさそう・・・・あるかな。

腕の点滴にチャレンジ!

2007年03月12日 | Weblog
足からの点滴は再び中止され、腕からの点滴を試みたようですが、いい血管が見つけられずに針の痕跡が両腕に数カ所。先生ご苦労様。またチャレンジしてくれるそうです。

痛み止めのモルヒネを中止しました。
胸水を抜いたことで少し痛みが和らいだので、これ以上の強い痛み止めは必要ないだろうということです。

モルヒネは妻にとって意識の乱れを生じさせました。そして眠気の増大・・・等、必要な薬ながら副作用が大きいのでした。

軽い痛み止めだけにしたところ、意識混濁のような現象が落ち着きました。昨日は訳のわからないことを(妻は理路整然と言っているつもり)話していましたが、今日はちゃんと会話のキャッチボールができました

帰る頃になると、

「もう帰るの」

といったので、帰宅時間を遅らせてゆっくりお話をしました。

明日は病室がかわります。

ここは緊急入院の仮住まい?で、入院以来おなじみのフロアーに移ります。妻の病歴(性格まで!)を前から知っている看護師さんがいるところは、妻も安心でしょう。そして以前同室だったお友達もいますから交流ができます。




足からの点滴

2007年03月10日 | Weblog
妻の容態ですが最高レベルを5とすれば3くらいでしょうか。常に眠りが襲ってきていますから表情だけでは判断できません。

午前中の早い時間に昨年のRFLでご一緒したHさんが見舞いに来てくれました。私が来た時にはすれ違いでしたが・・・妻がちゃんと会話が出来たかか不安でしたが、帰宅後Hさんに電話をしてなんとか会話したことを確認できてほっとしました。Hさん、いそがしいところほんとうにありがとう。

午前中に足からの点滴がはずれました。昨日の主治医との話では腕にするはずでした。ところが点滴治療にきた医師は主治医ではありませんでした。嫌な予感が的中!腕に点滴を試みたのですが1カ所で諦めて再び足に実施されました。

これだと歩行が出来なくなって、体力が回復できません。主治医はもう少し頑張って血管を探してくれますよ!

妻の実兄夫婦と甥が見舞いに来てくれて、妻は眠気も吹っ飛んで元気に会話。おっ、良い傾向と思いました。

夕食後、二人でテレビの医療番組を見ました。早期肺癌のレーザー治療が紹介されていましたが「私は早期じゃなかったからね」と残念そうでした。

今日も食事がまともに出来ませんでした。


速攻の抗ガン剤治療

2007年03月09日 | Weblog
妻が入っているミクシイの友人が大阪から見えました。妻も会うのを楽しみにしていましたが入院ではどうしようもありません。そして体調が優れないので見舞いも断ることになっては最悪の展開ですが、私が代理でお会いすることになりました。

新横浜プリンスホテルのロビーで待ち合わせ、そのご婦人と娘さんが私を見つけてくれました。

その方も大腸癌の患者さんで、今は完治して何事もないという状態。いろいろ治療のお話を伺いました。

その後私は病院へ。するとなんと抗ガン剤の点滴をしているではありませんか。

妻の会話はたどたどしいのですが、主治医の話と合わせると、

◆朝のCTで右胸に胸水があるので取り除いた。600ml。
◆腫瘍マーカーの上昇傾向が横ばいになっていた。この前の抗ガン剤が作用したかもしれない。
◆ジェムザールはすでに行っている。時間をおいて再びやるのはあまりないことだが、副作用を極力抑えるにはこれをやってみる価値はある。
◆鎮痛剤は効きすぎがあったので、量を少なくしてしかもより分散して飲んで貰う。

ということでした。速効の治療です。猶予無しということかもしれません。しかし何が効いてくれるかわかりません。可能性を信じるということは大切とおもいます。

夕食は相変わらず流動物です。食べた後は眠気が襲ってきていました。8時まで病室にいて「さあ帰るよ」というと急に目が覚めて話し出しました。

明日は昼食を一緒にとることを話し合って病室を後にしました。

本日は車が定期点検なので電車で帰宅。10時着、食事に、風呂で大忙し


効き過ぎるモルヒネ

2007年03月08日 | Weblog
痛み止めのモルヒネが効きすぎたようで、今日は一日意識混濁があり、眠ってばかりいたようです。

飲み薬のモルヒネから貼り薬に変えたところ、これが効き過ぎたのかもしれません。それをはがして別のものにかえるようです。

思ったことが言葉に出せないようなので本人ももどかしそうです。それに食事が思うようにできません。もともとおいしくない病院食なのですが、噛むということが出来ないのか気分が悪いのか流動物ならOKです。

ということなのでいつも朝作っていた特製ジュースを夕方持っていきましたらおいしそうにたいらげました。威力抜群愛情ジュース商品化する会社が出てくるかも・・・・そんなわけないか

明日はもっと良くなっていますように


妻、緊急入院

2007年03月07日 | Weblog
3、4に行われた「24時間チャリティー ラン&ウォーキング」の様子をリポートする予定でしたが、それも後回しさせてください。

6日朝妻の体調が悪くなり救急車でがんセンターに搬送、即入院となりました。

5日外来に行きました。朝から動悸、息切れが顕著なので移動は車椅子。

血液検査の結果も好転無しで、レントゲン画像から胸水の増大が激しく、これは吸い出さなければならないということになり待機。

その間に気分が悪くなりました。そこを看護師さんが機転をきかして治療用のベッドに運んでくれました。待ち時間もつらいですね。抜いた胸水は400mlほどありました。

さて、帰宅して主治医が頼んでくれた酸素濃縮装置を業者が設置にきました。これで胸痛や息切れがおさまったらいいなと思っていました。その夜は妻は早めに就寝しました。

しかし6日の朝は寝起きが悪い。「おはよう」と言うのも辛そうでした。起きてきましたが、食事も出来ません。そうこうしているうちに胸痛が激しくなったので、これはいつもの痛みと違うようなので主治医に連絡を取り救急車を呼びました。

病院到着後すぐに心電図をとりました。若干の不整脈ありでした。症状から見て「心不全」が疑われすぐに点滴が開始されました。

それと同時に痛み止めのモルヒネが処方されました。私が帰る頃はまだ快復ぶりが見られませんでしたが、今日は会話もできるようになり、モルヒネが効いてきたのか痛みも和らいできたようです。

病状は一息ついたかもしれませんがまだ時間がかかりそうです。