アスリート 未来にむかって走る

「日常のすべてが被写体だ。必要なことは好奇心と想像力」をテーマに綴っていきます。

正しい知識を身につけましょう(#^.^#)

2013年11月10日 | がん医療関係

近藤誠著の『医者に殺されない47の心得』を中心とする医療否定本はいったいなぜ売れるのだろうか?

この流れに真っ向から異論を唱えているのが長尾和宏医師です。

氏のブログには、

新聞や雑誌、そして書店に行くと、医療否定本が溢れかえっている。
「医者にかからないほうがいい」という本ばかり。

この路線で書くと、本が売れるので続々と出ている。
しかしこれらの本で患者さんは幸せになるのだろうか?

・重大な病気なのに、なかなか医者に行かない人が増える
・早期治療なら助かったのに、手遅れになってしまう患者さんが増える
・医者を信用しない人が増え、医療訴訟が増える。医療は防戦的になる。

これでは患者さんも医者もいいことは何もない。
両者は相反するものではなく、協働するものだ。

一方、医療を否定しておきながら、自分自身は医療側に身を置き続けている有名先生。
医療で飯を食いながら、医療を否定している自分をオカシイと思わないのかな?

と、まっとうなことを書いています。

私も同感で、さっそく写真の長尾医師の本を読みましたが、納得することばかりです。

 

 


先日卒業されたシュウさん(三浦秀昭さん)も「医者と協働」の道を歩み、「もう治療方法がない」という状況を乗り越えていました。

そのシュウさんの写真をまとめていたら2006年7月2日つくばRFLの実行委員会の写真を発見しました。

シュウさんだ!若いな~


懐かしいな。




このとき妻と一緒に参加したかどうか記憶がありません。

あらためて隅々眺めると、おやあの方もそこにいたのかと振り返ることができるので、写真の意義が再認識されます


わがままな患者になりましょう(^.^)

2013年06月21日 | がん医療関係

患者さんは、お医者さんの前ではついつい遠慮してしまうものです。特に医者が忙しそうにしていると、こんなこと聞いたら、悪いかな~と、聞きたかったことも聞けなかった、などということも多いのではないでしょうか。誰でもお医者さんから嫌われたくないでしょうから、良い患者になろうとしていませんか?

このような書き出しで始まる腫瘍内科医のブログはなかなか示唆に富んでいます。

医者と患者、そして家族の関係というのは人それぞれですが「医者任せ」というのがほとんどで、それを見直しましょうというのがこの医師の提言です。


是非全文を読みに行ってください。

こうすればいいんだ~~というヒントがあります。


がん医療のあるべき姿(^.^)

2013年04月16日 | がん医療関係

ある腫瘍内科医のブログが目にとまったのでご紹介します。


人間は弱いものです。
誰しも孤独を噛み締めながら生きていくものです。
それが病気になるとなおさらであると思います。

「なぜ私が?私だけが?」
という思いは診断がついて、治療がすすんでいっても、いつもこの話に戻ってしまうことも多いものです。

病気になったことで、自分を責めたり、また時には人を責めたりすることがありますが、そんな時には

「『がん』という病気になるのは、今の日本では、2人に1人がなります。がんという病気は、生活習慣と強く関係している病気ではないので、あなたのせいでもなく、また誰が違う人のせいでもありません。検診をうけなかったからとご自分を責めることもありません。検診が有効なのは一部のがんのみです」

などとお話しすることがよくあります。

一人で病気で闘っていくのは、とても大変なものです。

我々は常に患者さんの味方になって、一緒に闘い、支えていければと思っています。


我々医療者というものも孤独です。弱い人間どうし、支え合いながら、良いチームをつくり、同じミッションを共有しながらやっていきたいと思うものです。

 

がんというものは一人で立ち向かうのは限界があります。

多くの人の支援と協力関係を受け入れていくことで乗り越える力になるのでしょう。

末尾の言葉が心を打ちます。

 

「医療者というものも孤独です」

 

こういう発言は始めてみました。多くの患者をみながら、よくなっていく経過を喜ぶ。そして力及ばなかったことを重く受け止めながらも前に進む姿勢はすばらしいと思います。

 

 

 

写真はすべて横浜赤レンガの『FLOWER GARDEN 2013』にて


ニューカレドニアの文化施設・水族館(*^_^*)

2013年03月27日 | がん医療関係

ここのところ桜の話題ばかりですが、ニューカレドニアの旅行記がまだ終わっていません。

今回は水族館です。

それほど大きくはないのですが、珍しい魚がいっぱいいて楽しめます。

 

 

おなじみの熱帯魚もいます。

 

これはスカイツリーにあるすみだ水族館でも見たことがあります。

数が少ない・・・


すみだ水族館を訪問したときの画像がありました。これが「チンアナゴ」です。


 

 

これははじめてお目にかかりました。逆立ちしている。

 

メインの巨大水槽は見飽きません。

中身は充実していた水族館でした。

 

レストランの前にある牛のオブジェ。観光客は必ず撮影しています。

 

アメリカンバーのお姉さん。

 

白い花がまぶしい。

 

 

 


病院と共に地域に住むこと(^.^)

2013年02月13日 | がん医療関係

たとえば私ががんになったとしたら、どこで治療を受けるかと考えてみる。

いわゆる五大がんならどこの病院で、医師はこの人で、セカンドオピニオンはこの医師に・・・・というようなイメージを抱いてはいるが。

しかし実際はその病院に行ってみなければわからないし、ステージがどうなのかも治療の内容が変化する。

住んでいる川崎から目指す遠方の病院に一人でしっかり通うことが最後までできるかというと、いまなら自信はあるが、70歳、80歳になって果たして・・・と考えると、住んでいる地域のがん拠点病院がどうなのかと調べてみた。

 

このブログの「自転車激坂巡り」でも登場した井田病院は新しく建て変わって急に注目度が上がった。

そのなかでもTomohiro Nishiという若い緩和ケア・腫瘍内科医の発言がものすごく説得力があるので紹介しておきたい。

テーマは「病院と共に地域に住むこと」のメリットだ。

また、自分の住んでいる地域を自分の仕事で良くしていくことは、未来の自分や家族を守ることでもある。自分だって、いずれは年老いる。その時に、自分や家族をゆだねられる信頼できる地域の病院とコミュニティを、自分の手で作っておくことほど安心なことはないではないか。

 これからの医療・福祉の問題は、「日本全体の」という枕詞で議論を始めてはいけないと思う。都心部と地方はその抱え る事情が異なるし、都心部だって高齢化が進行している地域とそうでもない地域が隣接していたりと、ひとくくりに論じることなどできない。そもそも「日本 が」なんてことを、日本中から医師が集まって論じていても、全体に共通する解なんて出せっこないと思う。問題を取り扱う範囲が大きすぎ、問題意識も薄まる からだ。それを「自分の住んでいる地域では」というところに細分化していけば、密度の濃い議論も可能だし、何より議論の内容が自分たち自身に降りかかることだから問題意識も高まる。 「日本全国を動かす」よりは「武蔵小杉のごくごく一部を動かす」ほうが扱う対象も小さくなるから、これならできるんじゃないか、という気持ちをコミュニ ティの中に起こしやすい。とはいえ、コミュニティを本気で作ってそれを動かそうと考えるのであれば、やはりその中にどっぷり入って、地域を知り、地域を愛 し、命をかけてやらないと、何もできないのではないかと思う。

地域に根付いている病院だからこそ、その役割が明確になっているということを感じた。

この病院では「チーム医療」というアプローチも確立されているようなので、川崎在住の方は参考にしてもいいのではと思う。

そして病院では誰でも出入り自由な患者サロン「ほっとサロンいだ」がオープンした。詳細は不明だが、患者が立ち上げたのではなく病院が率先して開設したようだ。ここは一度訪問してみたいと思っている。

ブログテーマとは全く関係ない写真です

 

カレー大好き。

 

徳島の飲み屋。タイポがレトロ。

 

絶滅寸前のお店を発見。たぶん閉店している。この独特の雰囲気はなんだろう。