アスリート 未来にむかって走る

「日常のすべてが被写体だ。必要なことは好奇心と想像力」をテーマに綴っていきます。

花が咲き誇る昭和記念公園 (^^)v

2011年04月30日 | Weblog

昨年も今頃訪れたような記憶がある昭和記念公園。
チューリップやポピーが見頃のはずと、自転車をトバした。

すごいです!!ちょうど見頃ですから連休で遠出をしない方は是非訪問してください。



菜の花の量がすごい。

ポピー。

多くの種類のチューリップが満開だ。

この公園は広大なので、歩きで全部を回るのはよほど健脚でない限り大変です。
レンタル自転車もありますから、これで園内を回るのが一番楽しいでしょう。

半日花を鑑賞、屋台の豚骨ラーメンをいただき、好きな音楽を聴いてのんびりしました。
花を眺めていると天国の妻を思い出します。


ほんの少しだが芝桜も健在。

タンポポが孤独だ。

そして柴犬と遭遇

これがホントの・・・・

シバ桜







上野は夏! (*^_^*)

2011年04月29日 | Weblog

昨日は猛烈に暑かった。
気になっていた展覧会が終わる前日なのですっ飛んでいった。

東京芸大美術館で開催されている「香り展」だ。香りのテーマでさまざまなジャンルの絵画工芸品を集めるのは面白い視点だった。「香道」についてもはじめてその歴史の一端をうかがい知ることができた。

夏の日差し。





本日の幸せの黄色はタンスから引っ張り出してきたTシャツ。

春と夏の間 (*^。^*)

2011年04月28日 | Weblog

昨日は気温が20度をこえて半袖Tシャツでも汗が出るほどだった。
いよいよ連休が近づいてきたが、私の予定と言えばここ数年恒例となっている「博多どんたく」への参加だ。
3日に博多入りしてイベントに参加、リレー・フォー・ライフの仲間と打ち上げも楽しい目的なのだが、1泊して4日には帰ってくる。
ところが3日の宿がなかなかとれないのだ

ネットで検索してもなかなか空いていない。自粛ムードは関係ないのかな


近所の公園では椿の花びらが大量に落ちていた。

八重桜ももうすぐ終わりそう。

「元気になる黄色」は立ち入り禁止のガード。
なのに自動車が入っている・・・・・

歌のチカラ、音楽のチカラ(^_^)

2011年04月27日 | Weblog

私のドラムの師匠とでもいうべき演奏家はエド・シグペンです。教則DVDを何回も見て真似て練習しました。
エド・シグペンはオスカー・ピーターソントリオで長くコンビを組んでいました。
そのトリオ演奏で気に入っているのは、オスカー・ピーターソンが作曲した「HYMN TO FREEDOM」という曲です。まずその演奏からお聞きください。

Oscar Peterson - Hymn To Freedom

ピータソンの演奏は素晴らしい。そしてエド・シグペンのドラミングは確実にテンポを取り、技巧に走ることなく、しかしキラリと光る技も入れながら演奏します。
素晴らしい!このように演奏できたらな~~といつも思います。

ところでこの曲は現在ではコーラスとして歌われることが多いということで、

「邦題『自由への讃歌』。1962年オスカー・ピーターソンが発表した曲。黒人たちの人権を訴える公民権運動の最中、その応援歌として作られた。ヴァーヴ・レコード社長ノーマン・グランツもこれを気に入り、編曲家マルコム・ドッズに歌詞を依頼したところ、黒人霊歌を手掛けてきたヘリエット・ハミルトンが紹介され、彼女が作詞。ジャズよりはコーラス曲としてよく歌われている」

と紹介されていました。

歌を聴いてみました。

Hymn to Freedom- SF Girls Chorus and Boys Chorus at SF City Hall Send-Off Concert



みんなの心がみんなの心と繋がって

くびきから解かれることを望むなら

そのとき僕たちは自由になれるんだ

みんなの手がみんなの手と繋がって

運命を自分たちで形にしていくなら

そのとき僕たちは自由になれるんだ

どんな時でも、どんな日であっても

自分の尊厳を失わず生きていくなら

そのときはすぐにでもやってくるさ

みんなの歌が僕たちの歌で繋がって

声を合わせ一緒に歌ってくれるなら

そのとき僕たちは自由になれるんだ


公民権の歌ではありますが、大震災を経験した今、その精神は復興というところとどこかでつながっているような気がして、ウルウルしてしまいました


明治神宮、ハートミステリー (^^)v

2011年04月26日 | Weblog

写真を撮るときにはいくつものテーマを念頭に置いています。
しかし時にはそれを忘れることもあり、適当なんですが偶然にそのテーマに遭遇することもあります。
本日のテーマは「ハートいろいろ」です。


明治神宮へ「ヒデ散歩」です。平日はすいています。

朱色の袴が鮮やか。

夫婦楠も青々としています。

いわれはこれです。

そこでハートがどういうことかというと・・・・・

門の留め金?というんでしょうか、そこの形がハートなんです

これや

こんなのや

そして宝物殿の飾りにも・・・・・舌のところがハート型

明治神宮という格式があるところに、こんなラブリーなハートが隠されていたとは、ミステリーではありませんかっ

まあ、しょうもないテーマですが


こういう日は道ばたの石ころにもハートを見つけられるのですワン



命日

2011年04月25日 | Weblog



 本日は妻の命日。緩和病棟に移ってから9日目であっという間に旅立ってしまった。
 脳梗塞からがんの治療に3年・・・・
 今でもその治療過程に後悔が残るとともに、精一杯やれることはやったという気持ちが交互にあらわれます。
 生き残った者・・・・思いは人それぞれでしょうが、悲しみを乗り越えたり、何とか生活して多くの方と温かい交流を持てることの喜びをあらためて感じています。
 私の心を元気づけてくれる本にも出会いました。
 衛藤信之著「今日は、心をみつめる日。」です。異論もあるでしょうが、とてもいい言葉なので紹介します。
 

 ただ、はっきりしていることが一つあります。
 それは死というものは死者のためにあるのではなく、生きている者のためにあるということです。
 だれでもいずれ等しく死ぬという点で、死は私たちにいのちの平等性を教えてくれます。生命に限りがあるということも教えてくれます。また、生命のはかなさを通じて、今日という日、いまこの瞬間の大切さも痛感させてくれます。
 その意味で、死は死者から生者へのプレゼントといえます。
 だから生き残った者は、そのプレゼントを自分の生を充実させることに役立てないといけません。失われたいのちから学んで、自分の心を少しでも前へ進めなくてはならないのです。
 そうでなくては、死はただ、悲しみや苦しみ、怒りを生み出すだけのマイナスの存在になってしまいます。
(中略)
 生きている人はさいわいにも、死んだ人があれほど生きたかった日々をいま生きています。そうであれば、その一日一日を笑い、楽しみ、感動し、充実させなくては死んでいった人に申し訳が立たないと思えるのです。楽しまないとあの世で再会するときに、合わせる顔がないのです。その人はたずねます。「楽しめたか?」そして、それに対して「楽しみました」というべきなのです。
 死を生に生かす・・・・それは前の世代のいのちを見送った者の、また、次の世代にいのちを見送った者の、また、次の世代にいのちを見送られる者の大きな役割なのです。

 私はこれを読んで少し救われ、元気にもなりました。
 「一日一日を笑い、楽しみ、感動し、充実させ」て、死んだときには妻にその成果を報告したいと思います。

聖書に学ぶ、大きな励ましとヒント (^_^)

2011年04月24日 | Weblog

22日に帰宅して、昨日はポッコの法事を行った。(命日は25日なのですが・・・・)
昨日は大雨だったので集まってもらった人たちには申し訳なかったけれど、お墓参りに行って、そのあと食事会で美味しい料理をいただいて疲れが吹き飛んだ。

毎年今の時期は当時のことが思い出されて「つらいモード」に入るのですが、今年は被災地へのボランティアに出かけたこともあり、ちょっと違った心の状態でした。

「困っている人の支えになってね」

と天国の妻も言っているので、これからも息長く活動しよう

避難所の様子をもう少し写真で紹介します。

ここは段ボール住居です。各人が工夫してスペースを確保していますが、プライバシーを重視する人たちは、このように区切ります。しかし灯りが入らないので、右奥のように窓を作る人もいたりで、早く安心して住める住居が必要だと思います。

新潟中越地震の関係者が「紀州梅」を持ってきてくれました。
避難所では塩分のあるものがほとんどないので、この梅干しは大変喜ばれました。

練馬の自衛隊がお風呂を提供。

この人だかりは「水戸黄門」の再放送です。ニュースより人気があります。

このような張り紙があります。救護所には精神科医も常駐していますが、ココロの問題で訪れる人は少なかったようです。

ココロの問題で相談に行く・・・・というのは「自分の弱さをさらけ出す」ので気が引ける、という心理状態も働きます。

私たちが何日も歩き回って様子を聞いて回るのが有効な手立てとも考えられます。声をかけると反応でその方のメンタル面がどのレベルなのかがうかがい知れます。

重そうな場合は精神科医に報告してケアをお願いしました。

いっしょに活動した精神対話士の仲間3人がとてもいい人たちで、相互に連携しながらすすめられたのは幸いでした。
単独でボランティアというのも一つのあり方ですが、できればグループで活動した方がいいと思います。

この経験を次につなげていきます。

さて最後に岡野守也氏の言葉を紹介します。



患難は忍耐を生み出し、忍耐は練達を生み出し、練達は希望を生み出す……そして、希望は失望に終ることはない。(新約聖書『ローマ人への手紙』5・3-5、日本聖書協会訳)

 この厳しい時期を耐え抜き、耐え抜くプロセスをとおして「練達」つまり人間としてより成熟し英知を身につけることができるならば、私たちは「希望」を見出すことができると聖書は告げています。

 そして、これは個人のことだけではなく、社会全体にも当てはまるのではないかと思うのです。

 日本社会がより英知のある社会へと変容・成長できるならば、どんなに困難でも必ず希望は生まれる、と私は信じています。



HOPE=希望の力を信じましょう。

菅総理がやってきた

2011年04月22日 | Weblog

昨日は晴天に恵まれた。

一斉に洗濯物が手すりに乾される。
布団や毛布も干さないといけないので天気のいい日は忙しい。

駐車場を回っているとワンコ発見。



知り合いになった被災者の方に「囲碁か将棋をやると気晴らしになりますよ」とアドバイスしたら、さっそく将棋盤を買ってきて対局。

パーテーションで区切ってカーテンを吊す作業。
プライバシーをどうするかは難しい。

この人だかりは菅首相がやってくるというので、報道陣やら見物の人たちでものものしい。

おお菅首相だ。怒号が飛ぶかと思ったら「菅総理、いらっしゃい」という声があり、手を振った。

活動をしていると、菅さんがやってきた。

正面にいる対話士の水野さんに「心のケアもお疲れ様、どちらから見えたんですか」といきなり声をかけられ「石川県からです」と水野さんが答えた。びっくりするよね。


4日目も無事終了しました。

※22日、活動を終了し川崎に帰宅しました。


避難所のワンコたち (^。^)

2011年04月21日 | Weblog


活動3日目の昨日は雨もやんだが外は氷点下近かった。
昨日も撮影した兄弟は学校から帰るとすぐに宿題にとりかかる。弟君は遊びたそうだったが、しっかり者とおもえるお兄ちゃんは、宿題をしてからと弟をたしなめていた。けなげでじんとくる。

避難所にはペットを外で収容している。
様子を見に行くと、気配を感じて吠えてくる。
テントの下から何かのぞいている・・・・・

ワンコが遊びたいと懇願する。
「ごめんね~、家族じゃないと連れ出せないんだ」
と言ったが、分かってくれただろか

駐車場は満杯で、ペットと車の中で生活させている方もいるし、寝るときだけこの車にという被災者もいるときいたので、外も回っている。

ラブちゃんに遭遇。黒ラブもいて車で生活しているらしい。

天気がよければ炊き出しが行われ、長蛇の列となる。

本日はキムチ鍋とうどんのセット。体が温まるから最高の昼食だ。

対話士クルー3人もちょっとお疲れモードなので、活動終了後気晴らしに三春の滝桜を見学に行った。

震災の影響でお祭りは中止されていたが、桜はしっかり咲いていた。
3本の指に入るという桜は見事というほかない。




三春地区には桜の巨木が点在していて楽しめる。

桜を眺めたら元気がチャージされた。あと二日力一杯活動しよう



心のケア2日目(*^_^*)

2011年04月20日 | Weblog

19日は冷たい雨が降って、避難所の方々も外に散歩というわけにはいかない。避難所も被災していて、所々雨漏りがして、その雨水で段ボール住居が濡れてしまい、慌てて引っ越しという場所もあった。新居を作るのもボランティアさんたちだ。

昨日の顔見せが効いたか、今回の傾聴は充実した。
とっかかりがポイントで難しいが、
「どうですか~(ニコ)お困りのことはありませんか~(ニコ)」
と、声をかけるとだいたい返事してくれて、そこから座り込んで小一時間話し込むということもあった。
延べ10数人と話をしたり、写真を撮ってあげたりした。

ここはキッズルーム。おもちゃがたくさん置いてあり、ボラの方や保育士のかたが対応している。

長野県岡谷市から送られた応援張り紙。
歌うと笑える。

資材置き場。仕分けが大変だ。

熱心に話を聞く対話士の水野さん(左)。彼は金沢市からやってきた僧侶だ。

昨日も掲載した子供二人。黙々と勉強している。

避難所のギターマンとも仲良くなった。
オリジナルの曲を弾き語りで披露。
隣の人も何とも言わないのが不思議。

傾聴は順調にすすんでいます