アスリート 未来にむかって走る

「日常のすべてが被写体だ。必要なことは好奇心と想像力」をテーマに綴っていきます。

がん医療のあるべき姿(^.^)

2013年04月16日 | がん医療関係

ある腫瘍内科医のブログが目にとまったのでご紹介します。


人間は弱いものです。
誰しも孤独を噛み締めながら生きていくものです。
それが病気になるとなおさらであると思います。

「なぜ私が?私だけが?」
という思いは診断がついて、治療がすすんでいっても、いつもこの話に戻ってしまうことも多いものです。

病気になったことで、自分を責めたり、また時には人を責めたりすることがありますが、そんな時には

「『がん』という病気になるのは、今の日本では、2人に1人がなります。がんという病気は、生活習慣と強く関係している病気ではないので、あなたのせいでもなく、また誰が違う人のせいでもありません。検診をうけなかったからとご自分を責めることもありません。検診が有効なのは一部のがんのみです」

などとお話しすることがよくあります。

一人で病気で闘っていくのは、とても大変なものです。

我々は常に患者さんの味方になって、一緒に闘い、支えていければと思っています。


我々医療者というものも孤独です。弱い人間どうし、支え合いながら、良いチームをつくり、同じミッションを共有しながらやっていきたいと思うものです。

 

がんというものは一人で立ち向かうのは限界があります。

多くの人の支援と協力関係を受け入れていくことで乗り越える力になるのでしょう。

末尾の言葉が心を打ちます。

 

「医療者というものも孤独です」

 

こういう発言は始めてみました。多くの患者をみながら、よくなっていく経過を喜ぶ。そして力及ばなかったことを重く受け止めながらも前に進む姿勢はすばらしいと思います。

 

 

 

写真はすべて横浜赤レンガの『FLOWER GARDEN 2013』にて


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