私は自慢じゃないが絵心はないほうです。
小中高で絵画の成績は思わしくありませんでした。描くのはニガテですが、見るのは大好きです。膨大な量の絵を見てきました。
画家に友人はいますが、描き方を教わるというまでは至りませんでした。
しかしひょんなことからパステルを使った遊びの技法があるというのを知って、その体験講座に行ってきました。
場所は中野のブロードウェイ。
講師は伊藤七男さん。私のカメラの師匠・Sさんの知り合いです。
伊藤さんオリジナルの「ナナグラム」という技法で描かれた絵がありました。どうやって描くのか不思議でしたが、それを今回は学ぼうというものです。
教科書もあります。
まずA3くらいの画用紙を二つに折って、適当に色をつけていきます。
HOPEという文字で遊んでみました。
パステルで色を塗ります。適当でいいですが、隙間なく色をつけるのがいいそうです。
これを内側に折り返し、
ボールペンで強く線を描きます。
するとパステルの線が写ります。HOPEの文字は関係なかったですね。
そこにウォーターカラー(水彩絵の具)で色をつけていきます。パステルの部分は油なので水彩絵の具をはじきます。
絵を描いたのは高校生以来かもしれません。相変わらずヘタだ。
指で色をのばす「ステンシル」というのが面白かった。我ながらいい作品が出来上がった。
先生の作品。さすがに出来が違う。
この遊び方は親子でも楽しめるという簡単さがよく、しかも私のような絵が下手という者にも楽しくできるところがいい。
何か臨床美術的な要素もあり、写真とは違った「癒し効果」がありそうです。