アスリート 未来にむかって走る

「日常のすべてが被写体だ。必要なことは好奇心と想像力」をテーマに綴っていきます。

わたしの好きな詩 (^_^)

2010年04月26日 | Weblog


学生の頃、詩が好きだった。今も好きだけど当時とは読み方が違っている。
学生時代は詩の「意味」を賢明に探って、ああでもないこうでもないと議論していたが、それは「意味」があまりない事をこのトシになって感じる。

詩を読むのは実は「楽しみ」なのだ。詩の奥に、底にある何かを感じて楽しむのだとわかってきた。

で、今日はエミリ・ディキンソンという19世紀の北アメリカ、ニューイングランドに生まれた詩人の詩を紹介しよう。

★ひとつの心がこわれるのを★

ひとつの心がこわれるのを止められるなら

わたしが生きることは無駄ではない

ひとつのいのちのうずきを軽くできるなら

ひとつの痛みを鎮められるなら


弱っている一羽の駒鳥(ロビン)を

もういちど巣に戻してやれるなら

わたしが生きることは無駄ではない


妻が亡くなって3年か・・・・・・・・・