芦屋のRFL2日目に前日のテレビ放映を見て、わざわざ私に会いに来てくれたSさんの手術が無事終了しました。
Sさんは癌を告知され手術をすることはわかっていたのですが、その間の不安や、これからの人生についてもやもやしたものが目の前に広がっていました。
そして芦屋RFLの中継と昨年の再放送を見て、いてもたってもいられなくなったそうです。わざわざ大津から、お一人でボランティアを申し込まれました。そして私を訪ねてくださったのです。
あまり時間がなかったので深いところまではお話ができませんでしたが、Sさんにとっては「元気になれた」というお言葉でした。
その後、何度かメールでやりとりがあり、病気の状態や手術の説明を積極的に聞いて、疑問点を解消。納得して手術にむかわれたそうです。
ただそれだけのことですが、リレー・フォー・ライフというのは私たち夫婦にとっては「ともに生きる希望」になったのは確かです。そして妻のメッセージは誰かの心に届いたのです。妻は亡くなりましたが、その姿を見て「心のささえ」になったという人がいるということはすばらしいことだったなとおもいます。
他の方でもこのような交流はあるはずです。RFLの趣旨からズレているかもしれませんが、その一つ一つを大事にしていくことが私のスタンスです。
そして下の写真ですが、そのSさんからの手術無事終了のメールが届いた時にみつけたものです。ちょうど岡山・呉に出張中で、呉市の郊外でフト見つけたコスモスのかたまりです。
私はこのコスモスがなぜか大好きで、郷愁を覚えます。妻も好きでした。この花を見ながら今回の件を妻に報告しました。よかった、よかった。