
学生時代の同級生M君が、がんの治療中であることを昨年の同窓会で知った。
今年に入って抗がん剤治療も効き目がなくなって、いよいよ無治療の段階に入ったという。
これはE君からの情報で知った。そしてE君と新潟にいるT君が企画して「鹿児島までM君の見舞いに行かないか」というお誘いを受けた。
私「もちろん行くよ」
ということになって九州まで出かけてきた。
E君とT君は2年ほど前にもお見舞いに訪れたらしいので勝手は知っている。
私は初めてなのでツアー内容はすべてお任せした。
それでよくよくツアー内容を聞いてみると、T君たっての希望で大分の宇佐神宮にお参りしたい、そして別府温泉で宿泊し、翌日鹿児島までお見舞いに・・・・ということだった。
羽田→大分空港→レンタカーで宇佐神宮→別府温泉泊まり(Y君合流)→レンタカーで3人鹿児島へお見舞いに。鹿児島泊まり→鹿児島空港から羽田へ
というコースだった。

宇佐神宮がどういうところかというと・・・

宇佐神宮は全国に4万社あまりある八幡様の総本宮です。
八幡大神(応神天皇)・比売大神・神功皇后をご祭神にお祀りし、
神亀2年に創建されました。
皇室も伊勢の神宮につぐ第二の宗廟(そうびょう)として御崇敬になり、
一般の人々にも鎮守の神として古来より広く親しまれてきました。

とHPにあった。
『伊勢の神宮につぐ』 というくらいだからもっと知っていてもいいのだが、不勉強な私とE君は「へ~~っ、そうなの」と無知ぶりを発揮すると、T君が待ってましたとばかりに解説をしてくれた

本殿に行くまでT君の解説は素晴らしく、よくそういうことを覚えているものだと感心するばかり。
T君は新潟の地方都市に住んでいるが、絵の才能があり個展もたびたび開催し、新聞に展覧会評が掲載されるくらいだ。
そして日本史(皇族史?)にも深い知識がある。見習いたい・・・・

この瓢箪は・・・・

なるほど。

拝礼も独特だ。

本殿の脇に巨大なご神木があり・・・・

触れるといいらしい。

いろいろお頼みしてみました


E君も触れながら何か祈っていました。たぶん健康のことだろう・・・・・
E君は最近血栓が詰まって緊急入院したが、驚異の回復でこの旅行に参加した。
ワーファリン、そして血圧の薬やらなにやら7種類くらいの薬を服用しなければならないという。

ハート発見


参道のお土産屋も覗いてみた。
大分はどんこが有名。

この文字がいい。

これが名物宇佐飴だ。千歳飴に近い食感。

ポップがとても親近感が持てる。
【続く】