NETFLIXで「コミンスキー・メソッド」シーズン3を見た。
シーズン1-2はすでに見ていて、アラン・アーキンのしらばっくれた芝居が面白かった。
マイケル・ダグラス演じるサンディ・コミンスキーは70歳をすぎた独身の演劇コーチ。
一人娘と共に小さなスタジオを経営していて、役者志望の若者に演技指導をしている。
サンディは売れない役者だった。だが、演技指導はうまい。
サンディの長年の友人ノーマン(アラン・アーキン)は大金持ちのプロデューサー。
そん2人が、高齢ゆえの体の悩み、家族のあれこれ、まだまだいける女性問題(アメリカならありうる?)
におおわらわ日々を綴ったコメディドラマです。
ああそれなのに、
シーズン3はノーマンのお葬式から始まるという驚きの展開。
1934年生まれ、今年87歳のアラン・アーキンは高齢を理由に降板を希望したらしい。
シーズン1-2で楽しませてくれて本当にありがとうございました!
それはともかく、シーズン3。
ノーマンの代わりと言ったらなんだが、サンディの元妻が登場する。
野太い低音、辛辣な言葉、強烈なキャラだが知性があって品がいい。
うわ〜、こんな素敵な役者さん知らなかった。
この元妻が実に魅力的で、夢中になって見ていて、
もうシーズンも終わりに近い5話目くらいで、
あれ?キャストにキャサリン・ターナーって?
え〜、キャサリン・ターナー出てないし・・・・。
も、も、も、もしかしたら元妻ロズ?
その瞬間、ソファから立ち上がっていましたね(笑)
あの、キャサリン・ターナーですよ。
そういわれれば、マイケル・ダグラスとは若かりし頃何本か共演しているし、
「ロマンシング・ストーン」好きな映画でした。
「白いドレスの女」
「偶然の旅行者』
ウィリアム・ハートとも共演していましたね。
美女は美女ですが、ちょっとあねご肌で、さっぱりしていて、コメディもこなす。
クールでかっこよかった!
年相応に熟女になってもやっぱりキャサリン・ターナーはキャサリン・ターナーでした。
マイケルもとてもいい感じの70代です。
嬉しくて、懐かしくて、胸がいっぱいになった夜でした。