ONE FINE DAY

「昨日のことは忘れてほしい」
「もう遅い。日記に書いた」

Lions for lambs 「大いなる陰謀」

2008-04-18 | 映画
微妙です、この映画。
どう感想を書けばいいのか迷います。

「大統領選真っ只中に作られた反共和党映画」でいいのか?
たぶん、それだと思います。
それならマイケル・ムーアのようにストレートにそうだと云ってくれればいいのに。
理屈をこね回しているから混乱します。
私だけか?
トム・クルーズもばりばり反ブッシュなんて知らなかったしぃ。

映画のほとんどが対話。
一組目は共和党議員トムとジャーナリスト・メリル。
二組目は大学教授レッドフォードと優秀だがやる気のない学生。
この4人がしゃべるしゃべる!!!!!
しかも専門的な政治学を。
字幕を読むのに精一杯でほとんど映像は見ていません。
なんてこったい(笑)

泥沼化している対テロ戦争を黙認してきた
すべてのアメリカの有識者へのメッセージ。
すべてのアメリカ人でないところがこの映画の特色。
特に大学生に絞って
君らはこのまま無関心を装っていていいのか?と問いかける。
そこに共感すると同時にどうも何か腑に落ちない感がつきまとう。