ONE FINE DAY

「昨日のことは忘れてほしい」
「もう遅い。日記に書いた」

Inside Man

2006-06-11 | 映画
久しぶりに満足度120%の映画。
デンツ×スパイク・リ-、これだけでもつまらない映画のはずがない。
加えて、デンツ×クライブ・オーエン!
この二人の絶妙な駆け引きにクラクラ。
更に、デンツ×ジョディ・フォスター!
スター”貫禄”合戦に圧倒された(笑)
スターの存在感の競い合いここにありき!!
おまけにウィレム・デフォーまで出てるなんて贅沢すぎる!
・・と、役者を見るだけでも、
フルコースのディナーに高級ワイン飲み放題の満腹感が味わえるだけでなく、
クライム・サスペンス&コンゲームとしても楽しめる。
後から考えると「アレ?」と思うこともなきにしもあらずだが、
「映画はしょせんなんちゃってリアリズムなんだから!」
と笑ってすませるくらい、私はこの映画楽しませてもらった。

でも胸にズシンときたのは、
スパイク・リーのニューヨークへの想い。
描きたかったのはニューヨークなんだということに気づくと、
この映画が更に愛おしくなる。
おすすめです。