2日目は日本百名山の著者の 深田久弥の終焉の山として知られ、百名山を完登した人が最後に付け足す山といわれる「茅ケ岳」。登山口のある 深田公園駐車場に7時過ぎに到着、広い駐車場には先着の車が1台のみである。奥の登山口を 7時半前にスタート。進むにつれ道が細くなり、道脇の所々に毒々しいマムシクサの赤い実が目につく。ゴロゴロ石の登山道を1時間ちょっと進むと このコースの水場ポイントの女岩に着く。水を飲んで小休止。ここからは急登となる。尾根に出てひと登りすると、深田久弥の終焉の石柱が立っている場所に着く。ここからは富士山や 金峰山に瑞牆山が眺められる。ここから30分ほど急登を登り、山頂に10時20分到着する。広い山頂には2組4人が先着していて盛んに写真を撮っている。頂上からは周りを遮るものが何もなく、快晴の中 四周の展望もきわめて良く 富士山、金峰山に瑞牆山、浅間山、八ヶ岳、そして遠く 白く輝く北アルプスの常念・穂高・乗鞍岳に南アルプスの峰々の 深田久弥が百名山に選んだ名山達が その峰を競い合う山々を目にする事ができる。大ロケーションを楽しみランチタイム。どんどん登山者が増えて山頂は人でいっぱいになる。たっぷり展望を楽しみ 1時間20分ほど居て下山にかかる。帰りは登ってきた道でなく、千本桜の方の尾根道を下る。このコースは 登りのゴロゴロ石道でなく歩きやすい感じなり。最後に「百の頂に百の喜びあり」の碑文が刻まれた石碑がある 深田記念公園を訪れてから 13時40分駐車場に戻る。ここから15分ほどの林檎畑に囲まれたひまわりの丘の明野温泉「太陽館」(ふれあいの森利用で割引700→550円)で入浴して、須玉ICから帰路に着く。
深田久弥碑 茅ヶ岳山頂
八ヶ岳 茅ヶ岳からの富士