「大丈夫なの?」とたいていの人に言われる。
自分としては「太田が県政で働いていることの評価して欲しい」と言う。
都合よく振舞っているようだが、政治家は大概そんなものだろう。
一人ではどうにもならない所属政党の動向よりも、
いかに自分が働いているかアピールして悪いことはあるまい。
とは言うものの、民主党の行方は気になるところ。
民主党とは何か、理念・方向性から考えたい。
三つの流れを挙げたい。
ひとつは新自由主義・市場原理主義を志向しがちな人たち。
小泉構造改革とも親和性が高かった。
ふたつめは旧来の利益分配にウェイトを置いた人たち。
国民新党と近いものがある。
みっつめは市民の運動との接点が多いひとたち。
これは政治・経済・社会の在り方をどう考えているかで自分なりに分けた区分で
誰がどことは言わないが、「あの人はここね」と考えれば、こういう区分もあり
と納得すると思う。
ちなみに事業仕分はひとつめの流れの人たちに深く関わっていると思う。
私は最後、みっつめの流れが強くなって欲しい。
福祉とか教育とかの分野で、市民の運動を政治につなげてゆくのはここだと思う。
イギリスは13年ぶりの政権交代だそうだ。
保守党もサッチャー政権の頃と違って中道的になったけど、それ労働党も中道的になっていたから。
とは言うものの、ポスト新自由主義政治として中道左派で落ち着くかと言うと
イギリスもうまくいかなかったしアメリカもたいへんなようだ。
日本も例外ではない。
一部報道で、小沢幹事長の政倫審出席について「批判をかわす狙い」と見出しで書いている。
おかしくないか、小沢幹事長はそんなことを言ったのか「批判をかわす狙いがあるんです」って。
決めつけの報道をいい加減止めて欲しい、新聞もテレビも週刊誌も。
そして一連の報道が適切であったのか、検証して欲しいものだ。