![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/b8/0981c75cd1ef732e8229516737c454c6.jpg)
90年代初頭に Bad English で一世を風靡した John Waite の最新作。私の最も好きなロック・ヴォーカリストの一人であります。前作 "Figure In A Landscape" の収録曲が大半を占めますが、ずっと新録だと思っていました。どんなアレンジに料理されてるのかなってワクワクしながら聴き始めたところ、実は単なるリミックスであることがわかり、ちょっとガッカリ(泣)。新たにギターが被せられていたりする箇所があるものの、基本的に大きな変化はありません。今一、意図がつかめないアルバムです(笑)。新録は三曲のみ。うち二曲はカヴァーで Bob Dylan の "Girl From The North Country" と自身のヒット曲 "Missing You" です。つまり純然たる新曲はオープニングの "The Hard Way" のみということになります。ただこの新曲がいい! アコースティックな香りを残しながらもゴキゲンなロック・ナンバーに仕上がっています。これからの季節、ドライヴにはピッタリです。セルフ・カヴァー "Missing You" のアコースティック・ヴァージョンも情感たっぷりに唄い上げる John のヴォーカルが素晴らしく、いいアレンジだと思います。最終的にはこの二曲に救われたかなぁ。前作をお持ちの方にはやや物足りない内容かも知れませんが、これから John Waite を聴いてみようと思う方にはお薦めのアルバムです。
あんまり覚えてないんですが、確か前作のFIGURE~の中で、私の好きな曲だけが外されてた気がします(笑)