購入時にケチったせいか、最近ノート PC のハードディスク空き容量がかなり厳しくなってきました。ことあるごとにデータを NAS に退避しながら、騙し騙し使っているものの、ここに来てさすがに限界という感じです(苦笑)。近いうちにハードディスクの換装を予定していますが、取り敢えずは "その場凌ぎ" として、無用の長物と化している 3.5GB のリカバリ領域を何とか有効活用できないものかと・・・。ただこいつがかなりの曲者でして「ディスクの管理」からフォーマットやパーティションの削除など一切の操作を受け付けない領域なんですよね(右クリックメニューは "ヘルプ" しか表示されない)。ファイルシステム自体は NTFS のようですが、EISA 構成とかいう状態になっていて正直よくわかりません。少なくともバス規格の EISA とは違うみたいです。
ネットで得られる情報も苦戦気味のものが多く、最終的には「市販のパーティション管理ツールを使え」みたいな結末がほとんどでした。僕としては僅かばかりの空き容量のためにそこまで投資する気はなかったですし、もう少し調べてみることにしました。そんな矢先に見つけたのが Partition Type Changer(以下 PTC) というツール。サイトの説明によると EISA 構成とはパーティション・テーブルと呼ばれる領域に記録されたドライブタイプの一つであり、このツールを使うことで強制的にドライブタイプを書き換えることができるとのこと。まずは PTC を起動してドライブタイプの確認をしてみることにしました。
我がマシンのリカバリ領域は 12 になっており、NTFS の 07 とは確かに異なっています。理論的にはこの値を 07 に書き換えるだけでいいはずなのですが・・・。まあこのままでは使い道のないドライブですし、ある程度のリスクは承知で試してみることにしました。書き換え後に一旦 OS を再起動、再び PTC でドライブタイプを確認するとちゃんと 07 が表示されています。とりあえずここまでは上手くいっているようです。
さらに「ディスクの管理」を見てみることにしました。
おお! ちゃんと一通りのメニューが表示されているではないですか。Explorer でも普通に扱えるドライブのようですし、まずはリカバリ領域をすべて削除して、空き容量 3.5GB をゲット! (もちろんリカバリ領域は事前に DVD にバックアップしていますよ)
・・・とここまでにしておけば良かったのですが、調子に乗ってこのパーティションを C: ドライブに結合しようと思ったのが運の尽きでした・・・(続くかも)。
Partition Type Changer:
http://blog.livedoor.jp/blackwingcat/archives/14757.html
パーティションとその切り方 (参考文献):
http://nobumasa-web.hp.infoseek.co.jp/partition/partition.html