[メモ] iTunes/iPod におけるギャップレス再生

2008-02-23 12:57:20 | iPhone, iPod & iTunes
ちょっと記事は古めですが、iTunes/iPod におけるギャップレス再生の仕組みを検索中、非常に有益な情報を見つけたのでメモ。iTunes だけでなく Lame でエンコードした MP3 もギャップレス再生されるのは Apple が Lame 独自のヘッダにこっそりと対応していたからなんですね(スッキリ)。


iTunes v7.0.0.70のギャップレス処理:
http://nyaochi.sakura.ne.jp/xoops/modules/wordpress/archives/2006/09/15/itunes-v70070/

いまさらながらMP3のギャップレス処理を復習:
http://nyaochi.sakura.ne.jp/xoops/modules/wordpress/archives/2006/09/25/mp3/



MP3 frame header:
http://www.satsig.net/mp3-technical.htm

ID3 タグバージョン2.3.0:
http://www1.cds.ne.jp/~takaaki/ID3/ID3v2.3.0J.html

オーディオ圧縮技術の音質について:
http://anonymousriver.hp.infoseek.co.jp/Audio-Codecs.html#JS

LAME3.95.1コマンドラインオプション:
http://www001.upp.so-net.ne.jp/yama-k/codec/lame3.95option.html






mp3DirectCut

2008-02-20 19:00:17 | PC > Software
mp3DirectCut は MP3 ファイルをデコード、再エンコードなしに編集することができるツール。処理はフレーム単位で行われるため、音質の劣化が無く、楽曲の切り出しや分割、結合、無音部分の削除などに重宝します。

最近のアーティストはボーナストラックの直前に一分間ほどの無音部分を設けたり、最後の曲に続けて、シークレットトラックをこっそり忍ばせたりしていますよね。こういったトリックはアルバムを通して聴くときにはそれなりの意味を持つと思うのですが、こと楽曲単位で聴きたい場合、どうしても勝手の悪さを感じてしまうものです。やはり必要以上に長い無音部分は切り捨てたいですし、ファイルは楽曲単位に分けておきたいですよね。

通常これらの作業を行うには、まず WAVE ファイルとして抽出、波形エディタで編集、最後に MP3 にエンコードという手順を踏むことになるでしょう。工程が増える分、それなりに手間が掛かることは避けられません。一方 mp3DirectCut は波形エディタのように複雑な処理を行うことはできませんが、MP3 ファイルをロスレスで扱うことができるという最大の利点を持ちます。デコード、エンコードといった処理が介入しないため、編集作業も非常に高速です。

惜しむらくはファイルの結合メニューが用意されていないこと。機能的にはコピーやペーストを使って実現できるのですが、やっぱり不便です(苦笑)。ただ MP3 の結合は最終フレームに存在するパディングのため、WAVE ファイルの結合のように単純に音がつながるわけではありません。それゆえ必要性は低いと判断されたのかもしれませんね。


mp3DirectCut:
http://mpesch3.de1.cc/mp3dc.html

たまには愚痴らせてください・・・

2008-02-17 11:34:50 | Diary
先日、ある海外の通販ショップで DVD を四枚まとめ買いしました。送料込みで一万二千円ちょっと。一枚あたり三千円ですから悪くない値段です。支払いには PayPal も使えるということで注文・送金の手続きはスムースに進みました。と、ここまでは良かったのですが、その後のショップの対応には正直 "?" だらけでしたね。まず入金後、いくら待てども受注通知もなければ発送通知もない。あまりに音沙汰がないので、こちらからメールを出しても梨のつぶて。さすがにどうしたものかと思案に暮れていた頃、ひょっこりと商品が到着しました。いまもって店側からの連絡は一度もなく、釈然としない気持ちは残りますが、詐欺に合わなかっただけでもマシと思うしかなさそうです(苦笑)。

本来ならここで一件落着といきたいところ。しかし話はまだ続きます(苦笑)。ほっと安堵の胸を撫で下ろしたのも束の間、届いた小包を開けてみると商品だけが無造作に入れられていました。案の定、ケースが割れまくっており意気消沈(僕は初めて見ましたが、Super Jewel Box というプラスチックタイプの DVD ケースでした)。割れてしまうこと自体はモノですからしょうがないです。ただ商品を扱うプロとして、せめてエアキャップの一枚くらい使う配慮はなかったものかと・・・。国内宛てならまだしも海外発送なんですし、紙一枚の小包なんてあんまりです(泣)。自分で言うのもなんですが、僕は決してこういうのにうるさい人間ではないです。国内のショップから送られてくる商品の多くが過剰梱包だと感じるくらいですからね。ただ今回のはさすがに酷過ぎ。何か悪意でもあるのかと疑いたくなりましたよ(苦笑)。

ただ不幸中の幸いというか、ダメージは商品そのものにまでは及んでいませんでした。その点、またしてもマシと思うしかなさそうです。最悪ケースは買い換えることができますしね。ただネットで調べたところ、このケースを扱っている国内のショップって少ないんですよ(通販必須という感じ)。バラ売りもほとんどしていないし。さらに細かいことをいうと、割れた三枚のうち二枚が、現行品とは若干規格の異なる旧タイプで、今も手に入るのかどうか・・・。

結局無事だったのは通常の樹脂タイプのケースを使っていた一枚のみ。もしかして今回のショップの人って、ケースそのものを梱包だと思っているんですかね。まあそれなら割れたケースもその役目を十分果たしたと言えますが・・・(苦笑)。



Wolfstone / Burning Horizons (1993)

2008-02-14 06:37:59 | Music > Celtic
Carlos さんにキッカケを頂いたおかげで入手できた Wolfstone のシングル。日本語での情報が極端に少ない彼らですので、当記事の情報が多少なりとも Wolfstone ファンのお役に立てば幸いです。収録曲及びクレジットは以下のとおり。
1. Burning Horizons (5:16)
2. Battle (3:30)
3. The Prophet (3:43)

ICDS 801
1993 Iona Records
Produced & mixed by Phil Cunningham
Engineer: Jon Turner

"Burning Horizons" は今のところ同シングルでしか聴けないアルバム未収録曲。ゆったりとしたスケール感のあるナンバーに仕上がっています("No Tie Ups" に近い雰囲気かな)。ヴォーカルは一聴すると Stuart Eaglesham のように聞こえますが、弟の Struan Eaglesham が唄っているそうです。クレジットには載っていませんが、詳しい方にお訊きしたところ、「Struan の方が少し声が細い」というお答えをいただきました。お恥ずかしながら、僕の耳では未だ Stuart との区別が付きません(苦笑)。続く "Battle" もオリジナル・アルバム未収録曲。ただしこちらはベスト盤 "Pick Of The Litter" にオープニング・ナンバーとして収録されました。"The Prophet" はアルバム "The Chase" からのテイクです。




Eric Schenkman / Make A Sound (1998)

2008-02-11 00:47:22 | Music > DREGS

+++++ Van Romaine +++++


elmar35 さんのブログで Spin Doctors のアルバムが紹介されていまして、懐かしくその記事を読んでいたところ、Eric Schenkman というギタリストの名前が出てきました。何となく聞き覚えがあったのでライブラリをチェックしてみると、そこには "Make A Sound" というソロ・アルバムが・・・。あやうくその存在を忘れるところでした(苦笑)。購入当時のメモ書きも見つかったのでそれを元にまとめてみたのが本記事です。アンサー・ソングならぬアンサーポストといったところでしょうか(笑)。

本作 "Make A Sound" は Spin Doctors のギタリスト Eric Schenkman 率いる The Chrysalids のアルバムで、バンドとは袂を分かっていた時期のソロ作品です(現在 Spin Doctors はオリジナル・メンバーが集結して活動を続けています)。入手の動機は「Van Romaine が参加しているから」という単純な理由でして、それ以上でもそれ以下でもございません(苦笑)。そんないい加減な僕ですから最初は Eric Schenkman と Spin Doctors の繋がりなど全く知らず、マイナーなアーティストのアルバムだと思い込んでいました。その後、彼が Spin Doctors のギタリストだったことを知り、家にあるアルバムをチェックすることになるのですが・・・。何か冒頭の展開に似てますなぁ(笑)。

アルバム全体のトーンはかなり暗め、ルーズでサイケなサウンドは「ジャム・バンド + HENDRIX」といった趣です。Spin Doctors が得意としていたファンク的な要素はあまり感じられず、粗野なヴォーカルやウネリのあるベースが基本的なサウンドを形作っています。このあたり Spin Doctors では表現できなかったことをやってみたという感じですね。ただ何曲かで音揺れやノイズの混入があり、マスタリングのミスが目立つのは残念・・・。

お目当ての Van はすべてのドラム・パートを担当しており、こちらの聴き応えは十分です。アルバムの方向性に合わせてラフなサウンドにミックスされていますが、速いフィルにおける音の揃い方はさすがですし、リズムの組み立て方ひとつとっても非常に洗練されたセンスを感じます。Dave LaRue が John Petrucci や Joe Satriani と組むことで、知名度や評価を上げていったのに対し、未だ彼の名前が第一線に出てこないのが残念でなりません。

Eric Schenkman は後に Corky Laing (ex-Mountain), Noel Redding (ex-Jimi Hendrix Experience) と共に Cork というバンドを結成します。Van は彼らの 2nd アルバム "Out There" にもクレジットされています。こちらも機会があれば紹介したいと思います。




Wolfstone / Wolfstone (1994)

2008-02-09 01:29:22 | Music > Celtic
大好きなトラッド・ロック・バンド Wolfstone、彼らのデビュー作は 1991年にリリースされた "Unleashed" ということになっていますが、実はデビュー前の音源をまとめた編纂盤が二枚存在することはファンの間では周知の事実。ただしバンド側はこれらのアルバムとの係わりを認めておらず、非公式なアルバムという見解です。今となっては非常にレアなアイテムであり、ファン心理としては気になるものの、長いこと手に入れる機会には恵まれませんでした(amazon.co.jp に出品されているものは結構なプレミアが付けられており、おいそれとは手が出ません・・・苦笑)。

久方ぶりに検索してみたのは、最近お近づきになった Carlos さんのブログにお邪魔し、Wolfstone の記事で交わしたコメントがキッカケ。非公式の二枚やアルバム未収録シングルの話になり、自分でもそのシングルのタイトル "Burning Horizons" を何となくググってみたんです。単に情報を入手するだけのつもりでしたが、まさか国内の中古ショップで商品そのものがヒットするとは思ってもいませんでした。しかもサイトを覗いてみると非公式アルバムの一枚目も売りに出されているではないですか! 値段は普通の中古 CD 並み、盤質も良好とのことで二枚とも即注文でした(笑)。国内のショップはやりとりや梱包が丁寧ですからやはり安心ですね(海外ショップはかなりアバウトなショップが多い)。

内容はデビュー前ということでかなり荒削り。アレンジはトラッドな演奏に歪んだギターとマシンっぽい音のリズムを被せただけという感じです(苦笑)。マニア向けである点は否めませんが、原点と思しきスタイルはファンにとって非常に興味深いところでしょう。"Ready For The Storm" はそのタイトルから「まさか」と思いましたが、Deanta も取り上げていたあの曲でした。Deanta 版の切なさが胸に染み入るメランコリックなバラードに対し(とにかく大好きな一曲なんです!)、Wolfstone 版は憂いを残しつつもビートを効かせたアレンジで、楽曲から受ける印象はかなり異なります。アルバムのラストには "Rocky 5" という曲が入っていますが、セットの最後が "Rocky Mountain Road" というトラッドで締められているだけで、映画「ロッキー」との関連性はないようです(笑)。本作のプロデュースはベースやドラムも兼ねる David Foster なる人物が Duncan Chisholm と連名でクレジットされていますが、おそらく "アノ人" とは同名異人でしょう。"アノ人" のコンプリート・ディスコグラフィーに Wolfstone は見つかりませんでしたからねぇ(笑)。

さあ残すは "Wolfstone II" のみ!(笑)



Wallpaper

2008-02-03 10:26:59 | Diary
壁紙を検索していて残念に思うのが、サムネイルだと綺麗なのに実際のサイズで確認すると画質がイマイチなとき。ブロックノイズだらけの画像を見ると無理やり壁紙サイズに引き伸ばしたんだろうと思わずにはいられません(苦笑)。その点、先日見つけた piginpond.com は高解像度・高画質の壁紙が集められていて好感が持てます。サイトそのものは今年に入ってから立ち上げたばかりのようで、ストックはまだまだこれからといった感がありますが、気に入った壁紙を見つけたらリンクから壁紙作者のサイトを訪問し、他の画像を見てみるのもひとつの手ですね。


piginpond:
http://piginpond.com/