気分はガルパン、、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ゆるキャン△の聖地を行く34 その6  万力公園へ

2023年11月05日 | ゆるキャン△

 七日市場のスーパー「おかじま」を15時6分に出て、再び国道140号線雁坂みちを南西に急ぎましたが、5分もしないうちにとうとう雨が降り始めました。ウインドーを叩く雨粒が次第に大粒になり、15時15分に万力公園の横に着いたときには土砂降りになっていました。

 

 万力公園の南側の駐車場に車を入れて、ホッとしましたが雨はいよいよ激しさを増し、遠くから雷鳴も響き始めてきました。今回の雁坂みちルートの終点がここ万力公園でしたので、まあ、これまで雨に降られなかっただけでも幸いだったな、と思いました。

 

 とりあえず、雨が止むまで駐車場の南にある上図の食事処「みはらし」の売店にて、ゆるキャンのアイスをいただくことにしました。

 

 作中でも左のコマにそのままの姿で登場しています。犬山あおいと中津川メイがサイクリングの一回目の休憩を「パンビオロジック空我」でとった後、甲斐盆地を北へ横断して万力公園南端にある笛吹川サイクリングロードの終点に至り、そのまま二回目の休憩を「みはらし」にてとっています。

 右のコマは、万力公園の南口から「みはらし」の北側に曲がる辻で、その北側に私が車を停めた駐車場があります。

 

 その「みはらし」にて犬山あおいは「ラムネアイス」、中津川メイは「紫芋アイス」を食べています。私の訪問時には「紫芋アイス」は売切れていましたので、「ラムネアイス」のほうをいただきましたが、写真を撮り忘れました。

 

 食べ終わって、さきに七日市場のスーパー「おかじま」で買ってきたコーヒー牛乳を飲んだりしているうちに、激しかった雨がピタリと止みました。まさに夕立でした。

 食事処「みはらし」の公式サイトはこちら。食事処なので、お昼のランチもいただけるお店です。

 

 それで、この日の聖地巡礼のラストコースに進みました。ここ万力公園内の複数のスポットを探して回りましたが、まず上図の根津嘉一郎の銅像に行きました。「みはらし」の西隣なので、すぐに分かりました。

 

 これが「ミスター・バイス」ですか・・・。(違います)

 

 作中では犬山あおいのホラ話が炸裂していますので、公園や銅像の本当の情報がまったく出てきません。中津川メイも先輩のホラ話を鵜呑みにしたまま、感心しながら聞いていますので、全く話になりません。

 万力公園は、笛吹川中流域の右岸に位置する総合自然公園で、かつては笛吹川の氾濫が多発した災害地域でありました。戦国期に武田信玄が赤松を植えて防水林となし、霞堤と呼ばれた雁行形の堤防を築いて治水工事を行ないましたが、その防水林や堤防が「万人の力を合わせ強固な堤を造り守っていく」という意味にて万力林と呼ばれるようになり、現在の万力公園の名称にも引き継がれています。

 万力公園は、中世戦国期の万力林の規模をほぼそのままに受け継ぎましたので、公園敷地は笛吹川右岸に沿うような細長い形状になっています。公園の北端には笛吹川の水を引いた人造湖「ちどり湖」が設けられ、湖から流れ出す小川が公園内の雑木林を流れています。園内には「ちどり湖」のほか、ふれあい動物広場、噴水広場、子供の広場などが設けられ、近隣住民の憩いの場となっています。

 公園の南側には、犬山あおいが「ミスター・バイス」と呼んだ根津嘉一郎の銅像があります。根津嘉一郎は、万力公園の南隣の旧正徳寺村の出身で、後に実業家となり、根津財閥の創始者となりました。東武鉄道や南海鉄道(現在の南海電気鉄道)など日本国内の多くの鉄道敷設や再建事業に関わり、「鉄道王」と呼ばれました。

 

 上図は「みはらし」の西側にある、笛吹川サイクリングロードの終点です。身延町のコンビニでスタートして甲府盆地を北へと横断したきた犬山あおいと中津川メイが、ここに到達したわけです。

 

 このシーンですね。長い道のりだったことでしょう。このサイクリングロードのルートは自転車でないと辿れませんから、私の聖地巡礼では対象外にしていますが、それでも途中の聖地の幾つかへ立ち寄っていますから、この地点にも行けたのは良かったと思います。

 

 終点から少し戻った、この県道216号線根津橋西詰の橋下のサイクリングロードの景色も、作中に描かれています。

 

 このシーンですね。二人の背後上の橋の描写が一致します。中津川メイが終点を指差していますが、ここから終点までは約25メートルぐらいです。試しに、中津川メイの位置に立って同じ方向を見ると、終点の緑色のポールが見えていました。  (続く)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする