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「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

知波単学園 九七式中戦車(名倉車) 作ります!! その1

2023年11月26日 | ガルパン模型制作記

 上図は、ガルパンファンなら誰でも知っている、知波単学園チームの斥候担当の名倉節子です。隠密のように偵察をそつなくこなして、相手チームの動向を正確に把握して報告するあたり、同チームにおいては知性派タイプに分類される優秀なメンバーであるようです。

 

 その名倉節子の搭乗車は、大洗女子学園チームの試合開始直後の上図のジャングルへの進撃シーンにおいて、右手前に見られます。車体にマーキングされる黄帯が、僚車とは異なってエンジンフード上で二つに分かれるのが特徴です。

 

 上図でも、砲塔右側面の黄帯の下部がやや広がる独特の引かれ方になっているのが確認出来ます。劇場版の段階で知られていた同チームの迷彩パターンのA、Bの2種のいずれにも該当しませんので、最終章で新たに追加設定されたパターンであることが分かります。
 つまりはCであるのでしょうが、公式設定資料の「アハトゥンク・ガールズ&パンツァー3」での迷彩パターンバリエーションの項においては「名倉節子搭乗車輌」の名で掲載されています。

 

 試合中に斥候役を務めて密林の中から本体に合流した際の名倉車です。車体前面に流れる黄帯が僚車よりも太く引かれているので、識別が容易です。隠密偵察任務の担当車輌であることを周囲にも示すための描き分けであろうか、と推測します。

 

 本隊に合流している時の名倉車は、周知のように新砲塔タイプのチームの一員として、大体はチーム一番槍の玉田環の指揮下にて連携行動をとっています。撃破は得ていないものの、大洗女子学園の動きに相当の牽制、プレッシャーをかけるような動きや射撃が見られますので、練度の高さがうかがえます。

 

 名倉車は、最終章第2話の終盤の渓谷への転落シーンにも登場して玉田車と隣り合わせになっており、続く第3話でも終盤まで健在でした。ですが、西絹代隊長以下と同じく、相手チームの主力車輌を追撃かつ撃破することに熱中しすぎて、隙を突かれてしまったことは周知の通りです。

 

 その名倉車を、上図のドラゴンのキットにて再現製作します。第二次大戦後に中国人民解放軍に接収されて長く運用され、戦功を讃えて「功臣号」と名付けられた個体のキットです。実車は現在は中国人民革命軍事博物館に展示されており、キットはその現存車輌を中国人民解放軍90周年の記念版として発売されています。

 

 中身です。このキットはドラゴンの定番製品ではなく、ホビコレでの限定販売品としてスポット生産された品であるので、市場への流通数も限られていると聞きます。私自身は劇場版の知波単学園チームの活躍ぶりに感動した直後に、たまたま中古ショップで3000円で売っているのを見つけて衝動買いしたのを、ずっと手元に置いていました。

 それを、久保田りん搭乗車とともにセットで製作することにして、久しぶりに引っ張り出して開封しました。車体は久保田車とほぼ共通のパーツで構成され、旧型車体としてのパーツがランナー単位で添えられています。砲塔部分はファインモールドのパーツを使用しています。

 

 組み立てガイドです。ドラゴンの一般的な縦長のスタイルです。キットには中国人民解放軍仕様に仕上げるためのエッチングパーツが含まれていますが、今回は知波単学園チームの日本軍車輌のスタイルに仕上げますので、エッチングパーツの大多数は不要となります。

 

 ステップ1で車体上部を組み立てます。ステップ2で車輪類を組み立てます。機銃マウントはA33を使います。ピストルポートは閉状態であるためです。
 また車体ハッチのD51は、劇中車では無いので隙間も埋めて取っ手のD19も付けませんが、タミヤやファインモールドのキットとの唯一の識別点とするために、わざと完全には埋めずにハッチの輪郭線を僅かに残しておきます。

 

 ステップ1で組み立てる車体上部のパーツ類です。先に組み立てた久保田車は新型車体なので、名倉車の旧型車体とは一部のパーツが異なりますが、組み立ての段取りそのものはほぼ共通です。

 

 組み上がりました。ハッチのD51は御覧のように隙間をやや残した感じでパテ埋めしました。塗装後は迷彩に覆われて見えにくくなると思いますが、ここが以前に作ったタミヤやファインモールドのキットとの唯一の識別点となります。

 

 ステップ2に進んで車輪類のパーツを切り出して準備しました。

 

 組み上がりました。知波単学園チームの迷彩パターンにおいては車輪も三つのカラーで塗り分けますので、塗装するまでは上図の状態にて分けて保管しました。

 

 ステップ3では、車体下部をなどを組み立てます。この部分は先に作った久保田車と共通です。

 

 車体下部のパーツ類です。二度目になると、もうガイドを見なくてもスラスラと組み立てられます。

 

 組み上がりました。  (続く)

 

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