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ゆるキャンから始めたNゲージ その22  大井川鐡道井川線のDD100形機関車を作る 下

2023年11月06日 | ゆるキャン△

 井川線のDD100形ディーゼル機関車を1/150スケールのNゲージサイズにて再現製作する試みは、上図のプラ板箱組みの段階で車高が高過ぎることによって約3ミリ縮めての修正作業に至ったが、それでもまだ高い気がするのであった。

 

 あと2ミリぐらいは削ろうか、と考えつつもそれをいったん保留とし、車台両端の解放テコをカトーのパーツで作成し、排気管は実車の写真を参考にしてプラ棒などで追加した。

 

 さらに差し込み式のテールライトポールをプラ棒で作り、石除けのフレームもプラ板で作成して取り付けた。この機関車は先頭車にする予定であったので、連結器は、前部のはダミーを使い、後部のはアーノルドカプラーを差し込んで客車や貨車を繋げるようにした。

 

 さらに車高を約2ミリ縮める前の状態。この後で車体を外して下端を1.8ミリほど削った。

 

 車高を約2ミリ縮めた後の状態。運転席内は特に作らなかった。最初の案では動力ユニットを組み込むことにしていたので、内部に部品などは一切入れなかったが、そのままだと強度が足りないように思われた。それで内部中央に板状のプラ材をかませておいた。

 

 塗装に入った。実際に川根両国の車両区で見た現役時代のツートンカラーが良い感じだったので、それを再現することにした。最初に車体全体をミスターホビーの57番エアクラフトグレーで塗り、イエローの帯部分を34番クリームイエローで塗った。

 

 続いて屋根パーツを3番のレッドで塗った。屋根パーツを別にしたのは、塗装後に運転室の窓に透明プラ板を組み付けるためで、その後に屋根パーツを取り付ける予定であった。

 

 車体の赤い部分も3番のレッドで塗った。今回使用した塗料は水性エマルション塗料で、100円均一の細筆にもよくなじんで塗り易かった。

 

 細かく塗り分ける部分はマスキングテープを使った。今まで1/35スケールのガルパン戦車をずっと作っていたので、1/150スケールのNゲージの細かさにはちょっと参りかけた。

 

 床下機器類は、薄くポスカの黒をひいてから、57番エアクラフトグレーで混ぜるように塗り重ねて、やや濃いグレーに仕上げた。排気管はミスターカラー8番のシルバーで塗った。

 

 塗装後に窓ガラスを透明プラ板で貼って屋根を取り付け、台車もセットした。そのまま線路の上にのせて「入線」したのが上図である。車台前部左側のポールは、プラ棒の色の白のままにしてアクセントを付けた。

 以上で大井川鐡道井川線のDD100形機関車がなんとか1/150スケールにて完成した。走らせる場合は動力車のDD20形と重連にするか、別にスロフ客車の動力ユニット付きを1輌作って客車の中に入れて繋ごうか、と考えている。現時点で客車はまだアルナインのキットで製作した3輌しかないため、あと5、6輌ぐらいを追加作成する必要があるかな、と思う。

 それで、手元にある、鉄道コレクションの各車輌の動力化に伴う交換後の不要車台の幾つかをスロフ客車に改造しようかと検討中である。実際の井川線のスロフ300形客車の多くが、余剰となったcトキ200形貨車の車台を流用して製造されていることに倣っての、パーツの有効利用の一環である。  (続く)

 

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