死刑

先日、オウム真理教教祖：麻原彰晃こと松本智津夫の死刑が執行された、ラジオがそう伝えていました、そうなのか…と思いました。
しばらくして同時に麻原彰晃を含む７人の死刑が執行されたと再度追加で報道されました。
その中に、土屋正実の名前もありました、土屋正実は狛江高校の１つ下の後輩です。
彼のことはオウムサリン事件まで全く知らなかった、事件後名前が挙がるようになっても何も思い出すことはない、元々知らないからである、ただ後輩がなんてことをやっているんだ…と思っていました。
それでも比較的身近な人間が死刑執行される、何か変な気分がするものです。

死刑は正しいのか？間違いなのか？
死刑を肯定する・否定する、そういうことは常に論争とされます、誰がどう考えようがその人にとって正しいと思えば正しいし、間違っていると思うならそうなのかもしれない、そういうものだと考えます。
でも
人を殺しておいて、相応の刑が科せられない、それはおかしいと思います。
また遺族の気持ちを踏まえ、死刑にすれば気が収まる訳ではないが、それがせめてもの対応、と考えます。
従って私はこれを肯定します。
世の中から「死刑」を無くするのではなく、「死刑になるような犯罪」を無くしてほしいものです。
「死刑になるような犯罪」を無くすためには「死刑」という恐怖を見せつけないと減らないのだと考えます。
結局堂々巡りになり、いつまでも結論は出ないものなのです。
先進国の中で死刑という制度が残っているのは日本だけだ、と言われます。
先進国だから死刑を止めよう、なんていうのはナンセンスです。
先進国にふさわしく、「死刑になるような犯罪」を無くすべきなのです。

最近、理由の無い殺人事件が多いように感じますが…。