朝のストレッチ多少秋を感じるようになった。今日は大気が不安定で午前中「まなびいプラザ」在宅中雨が降り、猛烈な蒸し暑さとなった。午後一休みして図書館に出かけたが日差しが厳しくなっていた。受付で13日の日曜日に忘れたスリッパを渡された。今後忘れ物に注意が必要になりそうだ。18時過ぎ帰宅途中に吹風に秋の気配を感じた。夜のストレッチで旧暦七夕なのに星空は曇で覆われていた。21時半、強い雨が降り出した。
(高齢化で当初所得が低い人が増えた)
厚生労働省は22日、世帯ごとの所得格差を示す2021年の「所得再分配調査」の結果を発表した。所得格差を示す「ジニ係数」は、税金や社会保険料を支払う前の所得にあたる「当初所得」で0.5704(前回比0.0106㌽増)となり、過去最大だった14年と同水準となった。ジニ係数は、0から1の値で示され、格差が大きくなるほど「1」に近づく。当初所得のジニ係数は、14年の0.5704から、前回17年は0.0110㌽減少していたが、再び増加に転じた。厚労省は「高齢化が進み、当初所得が低い人が増えたことが要因」としている。
当初所得から税金や社会保険料を差し引き、年金や医療などの社会保障給付を加えた「再分配所得」のジニ係数は、前回比0.0092㌽増の0.3813だった。
同調査は1962年以降、おおむね3年ごとに実施している。今回は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、1年遅れで行われた。
<「タイ貢献党」首相選出>
タイ上下院は22日、やり直しの首相指名選挙を行い、新首相にタクシン元首相派「タイ貢献党」所属の元実業家、セター氏(61)を選出した。5月の下院総選挙以来続いていた政治空白は解消されるが、王室改革などを掲げて躍進した第1党「前進党」を除外した連立政権が誕生することになり、市民の反発拡大は必至だ。
首相指名選挙に先立って貢献党は親軍政党2党を含む11党での大連立で合意、上下院で過半数の票を得た。下院総選挙で第2党となった貢献党は、当初は前進党と連立協定を結んだ。7月の1回目の首相指名選挙で前進党のピター党首を統一の首相候補としたが、前進党の急進的な政策に反発する親軍派上院議員の抵抗で選出に失敗。その後、貢献党は自党からの首相選出を目指し、親軍政党との連立に踏み切った。親軍政党との連立に関与したのは、汚職罪などで実刑判決を受けて国外逃亡中だったタクシン氏とみられる。タクシン氏は自派が政権の一角を担う公算が高まったことから、22日午前に15年ぶりにタイに帰国。タクシン氏は同日、刑務所に収監されたが、国王の恩赦によって8年の刑期は大幅に短縮されるとの見方が強い。新首相セター氏は政治経験に乏しいだけに、タクシン氏の意向が政策に反映されそうだ。タイでは若年層の有権者を中心に軍への反発が強く、5月の総選挙で親軍政党は大敗した。地元調査機関が20日に発表した世論調査によると、貢献党が親軍政党と連携する構想は64%が「賛同しない」と回答しており、今後市民のデモなどが起きる可能性があり流動的だ。