『雪堀り』の腕は日々向上中？

・・・暫くは

荒れに荒れた週末が何とか無事に終わり一安心です。
これから一週間は天候も幾ばくか落ち着いているようですよ。

この写真は何処の雪崩現場かと思うような一場面ではありますが、そんな危険現場の写真ではなく、ただ単にオークの玄関脇に積っている雪だったりします。
今現在除雪作業を少しずつ進めてはいるのですが・・・・・・まだまだ先は長そうです。
こんなシーンはオークだけではなく、芸北のいたる所で見られるのが現状でして、積り積った雪の量は八幡地区で１９５センチを観測！！（テレビ情報）
・・・・・・・ハンパない量です。
ですが何だかんだと言って逞しい芸北人、除雪に日々汗を流し上手い事生活しております。
しかしそれでもどうにもならない事はあるもので、その悲劇はそんな中生まれてしまいました。
日曜日の晩の事です、八幡を登る道の手前で大型バスが立往生をしておりました。
どうやらバックをしているようなのですが・・・あえてそこはスルーで私の車は脇を通る事に。（軽自動車万歳）
そしてすぐにその理由は判明致しました。
『木』が電線にもたれかかる様に道を塞いでいたのです。
普通の車や小型バスなら下を潜り抜ける事も可能だったのですが、大型バスの身ではギリアウトだったのでしょう。
雪壁に覆われた今の道では、バスが向きをかえれるような広い場所がある訳はなく、国道まできっとバック走行だった筈・・・・・・・悲惨すぎます。
自然相手にはただ我慢あるのみの芸北です。

『大雪警報』発令中！！

・・・大雪です

運転の最中、吹雪で多少視界が遮られるのはまだ我慢が出来ますが、ホワイトアウト現象は言わずもながらアウトだと思います。
そんな道を止まり止り進み目に付いた物は、驚きの表示を示すデジタル温度計。
２２：００前だというのに－９℃・・・これは何かの虐めですか？
誰にも文句を言えぬまま芸北の夜は荒れに荒れ、今日の朝方には大雪警報も発令されております。
もちろん我が家のシャワーは問答無用で凍結しました。

そんな聞くも涙語るも涙な昨晩の事です、部屋の中で布団に包まっている私の耳に時折聞こえてくる「ピシリッ」という音。
最初は何の音なのか全く持って分からず首を傾げるばかりでしたが、漸くその理由が分かりました。
・・・部屋においてあった飲み水用にグラスの水が凍る音だったのです。
自室では暖房器具を使わないので（常に布団で暖を取ります）そんな事も普通にある事なのですが、凍る音を直接聞くのは初めての事でした。
気付いてグラスを逆さにしてみても中身はすっかり凍っており、落ちる気配のない水だったはずの物体。
よくよく観察してみると、氷の中心地に綺麗に丸くなった空間がある事が分かります。
グラスの周りから凍り始めた事によって、まだ凍っていない水が丸い形で閉ざされているのだと・・・。
翌朝にはそれさえもなくなり、綺麗に氷だけになっていました。
こんな現象があるんだな・・・と、少し賢くなったような気がしないでもないですが、やはりそんな現象が起こらない事こそ望ましい。

雪たっぷり・ワクワクもたっぷり・『芸北雪祭り』

・・・吹雪いてます

今現在、かなりの勢いで吹雪いております。
風が強い分積雪は少ない？・・・様ではありますが、顔が痛くなりそうです。

今日はイベントのご案内をさせて頂きます。
来週の日曜日２３日に、オークのふれあい広場にて『芸北道場感謝祭』が行われます。
芸北道場とは様々なスポーツを指導及び体験できる場で、大人も子どもも誰でも気軽に参加できるクラブ？の事です。
この度この芸北道場が、感謝祭と称して雪祭りを企画しているのです。
内容はコレも大人も子どもも楽しめる物となっておりますので、お誘い合わせの上どうぞ皆様ご参加下さいませ。

『芸北道場感謝祭』
日時/１月２３日（日）　１１：３０～１５：００予定
参加料/芸北道場会員　子ども（中学生含む）５００円・大人１０００円
会員外　子ども（中学生含む）１０００円・大人１５００円
※幼児は会員・会員外とも無料となります。
＜プログラム＞
１１：３０～開会
１２：００～雪中焼肉大会（豚汁やぜんざいなども食べ放題←ここ注目）
思う存分食べつくして下さい！！
１３：００～体験プログラム
○雪像づくり（巨大雪だるまに挑戦）
○滑り台で遊ぼう
○モービル体験＆スノーラフティング
１４：００～宝探し
１５：００～閉会
※ソリをお持ちの方はご持参お願い致します。
※雪の状況によりプログラムの変更もあります。

この冬『初めて』・・・・

・・・良い天気です

今日はめちゃくちゃ良い天気で、寒いながらも何となく暖かい・・・そんな一日でした。
ですが明日・明後日はマジで大事になりそうです。
町内放送でも大雪の警戒を呼びかける放送が入るほどで、洒落にならない位降りそうな気配がそこはかとなく漂っております。

昨日の夜、星空がとても綺麗に輝いておりました。
これは冷えるな・・・と、思っていた通り大変冷え込んでいたようで、見事な放射冷却により木々にも車のワイパーにさえも綺麗で細やかな結晶が出来ていました。
そしてこの冬初めての我が家のシャワーヘッドから垂れるつ・ら・ら現象。
覚悟していたとはいえ、やはり実際起こるとショックな物です。
そして、どんなに寒くとも出勤前の朝シャワーを欠かさない私にとっては、死活問題でも有ります。
それでも万が一と試みてみると・・・２穴分くらいからシューッと、勢い良くシャワーの水が飛び出してきました。
・・・・・・・・・・２穴分ってすっごい微妙。
それでも出るだけマシってなものです。
（すべて凍っていたら、ヘッドからホースまでのお湯かけ作業がまっていたので）
すぐに凍っていたほかの部分からもお湯が噴出し、事無きを得る事が出来ました。
でも・・・後何回この冬の間に同じような事が起きるのやら。

甘やかな梅の『かほり』

・・・落ち着いてます

ちらほら雪が舞い降りる事もありましたが、空を見上げれば時折青空が顔を覗かせた今日は、比較的落ち着いた天候でした。
しかし寒さは相変わらず厳しい物で、視覚でも体感でも優しくない一日です。

外は一面の雪景色で、否定したくても否定できない冬の光景そのままです。
春の訪れが待ち遠しい今日この頃ですが、この様子だと到底まだまだ先のようで、本当に春なる物が訪れるのかさえ勘ぐってしまいそうになります。
ですが・・・・・春はすぐそこにありました。
それも近くも近く、オークのホールにです。
待ち望んでいる春を一足早く見せてくれたのは、陶器の花瓶に活けられ可愛らしい花を咲かせた『梅』の枝です。
普通ならまだ先の開花になる筈の梅の花も、館内の温度がある程度一定した温度で、尚且つ暖かい為かお早いお目覚めとなりました。
しかもこの梅、花は小さく、咲いている数も少ないくせに、香りだけは一ちょ前で御座いまして、付近を通るだけで匂うほど強い芳香を放っております。
それはもう・・この枝周辺は春爛漫、桃源郷の如くです。
そんな少しだけまだ遠い春を先取りしている、オークです。

『無音』の理由は食べちゃったから・・

・・・また積りましたね

昨日から降る雪で、また更に積雪が増えた芸北です。
車の雪下ろしをウンザリしながらも「もうコレくらいでいいか」と、運転できる最低限の雪下ろししかしないのはご愛嬌という事で・・。

ギュっギュっと自分の足が雪を踏みしめる音しか周囲には聞こえません。
・・・・自分がたてるその音以外は無音といっても良い位の静かな世界。
耳を澄ませばもしかすると雪が降る音は聞こえていたかもしれませんが、それでもなお周囲は静けさに満ちておりました。
・・これは鳥のさえずりが聞こえないせいでしょうか？
・・それとも虫の鳴き声が聞こえないせいでしょうか？
どちらの答えも正解であり、そしてそれ以外にもこの無音の世界には理由があります。
その理由とは、今芸北中を彩っている白色の正体である『雪』です。
雪は音を吸収する性質があるそうで、様々な本来なら聞こえる音を一心にその身で食べているので、雪が降るととても静かな世界が広がるのです。
それでなくとも半端なく積っている雪が四方八方にあるのですから、ちょっとやそっとの音ではお役御免な如く聞こえなくなってしまうのでしょう。
（ですので暇すぎて車の音がしないから静か・・というのは間違いなのですよ）
この静かな世界を皆様も一度実感してみて下さい。

プチ『鍾乳洞』を独り占め状態

・・・予想以上に積りました

確かに少し吹雪気味では有ったのですが、そこまで積らないであろうとの私予想を、ことごとく綺麗さっぱり覆してくれちゃいました。
積ると予想すれば・・・さっぱりで、積らないと予想すれば・・・積ってしまう。
私も性別的に女の感ってものが備わっている筈なのに。

ただ今オークのフロント窓から見える風景は少々変わっております。
何故ならば・・・・積った雪と屋根からずり落ちた雪が運命の出会いの如くドッキング中なのであります。
ですので今見える風景といいますと、雪の裏側？って事になるのです。
ただの雪に表も裏も無いと思う事無かれ、雪解けの水が少しずつツララを作り上げ、いつもの鋭利さは鳴りを秘めて雪から直接伸びるツララの様は、ちょっぴり鍾乳洞ちっくになっております。
ツララのキャンドル活用といい、今までのイメージとは違う側面を見せるツララ達。
ただぶら下がるだけが能じゃないのですよ。

『ツララ』を上から下に移動するだけで・・

・・・吹雪気味です

予報では曇りだったのですが・・・何故か吹雪いてます。
でも余り積りそうではないかも？

雪を掘ってその中でキャンドルに火を灯す事を始めて数日、違うバージョンがこの度登場しました。
その材料は驚く事なかれ・・・・『ツララ』です。
蝋燭を囲うように大きなツララを雪に刺しているだけという、これまたシンプルな物なのですが、シンプルだからこそセンスを問われる仕事なのです。
今回の主役であるこの大きく立派なツララは、毎年屋根の形状からかこんなツララが大量に出来る○ュンテンドーさんに協力してもらいました。
ツララを分けて欲しいとお願いした所、「どうぞどうぞ」と一発ＯＫをもらったそうです。
太っ腹な対応有難う御座いました、ジュンテン○ー様。
昨夜、初点灯してみましたが、暗闇の中、氷を通して揺らめくほのかな灯りが幻想的に見え、何ともいい感じの出来となっております。
オークにお越しの際は是非是非見てみて下さいませ。

－『何』℃までいくのやら

・・・スキー日和

本日はめちゃくちゃ良く晴れ、絶好のスキー日和となりました。
このお天道様の恩恵により、雪をガッツリと乗せられ垂れこんでいた木々も、ホッと肩の荷がとれた事だと思います。
木々の雪以外にも地面に積った雪も溶けたのでしょうが、積っていた量が量なので、あんまり変化が無いように見受けられる事を悲しめばいいのか、喜べばいいのが微妙な所。
しかしほんのり日中が暖かいからといって油断なら無いのが、夜から朝にかけての時間帯です。
今朝の気温も雄鹿原地区の温度計では－９℃を観測したみたいなのです。
その寒さを布団だけでガードして過ごすのですから、人間って案外強い物なのだと常々思います。
・・・横で雪が積っていても熟睡する位ですからね（実話）
八幡はどうだった？と聞かれましたが・・・・そんな温度が計測される時間帯（たぶん早朝）に起きる事はめったにありませんから、残念。
（基本活動は日が照り始めてからです）
でもまだ我が家のシャワーヘッドの凍結が無い事から、寒さの限界地までにはまだまだ余裕があるっぽいのが恐ろしい。
（家の寒さの基準はシャワーが出るか否かです）

意外な『ジャンプ』力

・・・積るのかな？

ただ今芸北の道路には、両サイドに非常に高い雪壁が出来ております。
ですので私は安心していました。
この高さでは動物の飛び出しは無いな・・・と。
ですが甘かった、砂糖に蜂蜜を混ぜ込んだくらいに甘かったのです。
綺麗に除雪され走りやすい道にホクホク気分で帰宅途中、ライトに照らされる華麗にジャンプを決め飛び込んできた『狸』が一匹。
「えぇっ！！」と慌ててブレーキをかけ、何とか滑らず止まった私の車をあざ笑うかのように、狸はあの体躯に見合わない機敏なジャンプをまたしても見せ、雪壁の向こうに消えていきました。
思わぬジャンプの高さに感心しつつ・・・降りてきた方向にまた登ったら意味ないじゃんとも思ったりして・・・。
そして暫く進んだ所で更に遭遇した狸は、右の雪壁に突き当たっては左の雪壁に突き当たるをおろおろと繰り返すばかり。
・・・・・・・・どうやら高すぎて登れない様です。
狸よ、君も甘かったなと何となくその動作に癒されたひと時でした。
こんな道でも動物は元気に飛び込んで来るみたいですので、“もしかしたらの精神”で運転には十分お気をつけ下さいね。