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昨晩、昼間とは打って変わってかなりの量の雨が降りました。
その為しっとりと濡れていた路面が今朝から乾き始め、もわっと霧が芸北を覆う光景がそこかしこで見られました。
3月半ばにしても未だ寒い日が続き、梃子でも動かんと頑固親父振りを見せる冬将軍様が居座っている芸北では、春と冬のせめぎあいが絶え間なく続いております。
なので、桜はまだしも、『梅』さえもまだ雪に閉ざされており、開花の“か”の字も見られない状態なのです。
・・・・・・・が、それはあくまでも外での事でして、オーク館内には外部よりも一足早く訪れた春を見つける事が出来ました。
レストラン前の、地下へと降りる階段に足を踏み出そうとした瞬間、フワッと強く香る・・・・・甘い芳香。
香りを辿れば、其処には鉢に植えられた白梅の小さな花が咲いておりました。
まだ結ばれている十数個ほどの蕾と、たった一つだけ咲いた梅の花。
そのたった一つの花の芳香だけで足を止めさせ、自分の存在を完璧に知らしめたのですから、大した物です。
今はまだ小さな鉢の中だけの花ですが、一日でも早く、芸北という地で咲く沢山の花々を見たいものでございます。
それもこれも、冬将軍様次第となるのですが・・・。
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