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歯周病の進行段階を大きく分けると「歯肉炎→軽度歯周炎→中等度歯周炎→重度歯周炎」という四段階になります

2018-10-29 11:09:19 | 日記
歯周病とは、歯の歯肉に近い部分についた歯垢(プラーク)の中にいる細菌によって引き起こされる病気です。
歯の根にそって歯周病菌が入り込み、歯を支えているまわりの組織をじわじわと壊していく、虫歯より多くの割合を占めた、歯を失う原因第一位の感染症です。
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手遅れにならないよう、歯科医院へ
歯周病の進行段階を大きく分けると「歯肉炎→軽度歯周炎→中等度歯周炎→重度歯周炎」という四段階になります。現在、歯周病は30〜40代の日本人の約8割が感染していると言われています。30代で突然歯周病になるわけではなく、実は10代から少しずつ進行し、歯ぐきから血が出て初めて受診する30代の頃には、歯周病は歯肉炎・歯周炎になっているのです。虫歯と違ってほとんど痛みがないため、気が付いた時には抜かなければならない…なんてこともある、横綱級のこわい病気なのです。ついつい放っておいて歯周病が悪化し、歯を抜くと多くの障害が出てきます。50代で"自分の歯がほとんどない"ということにならないよう、日頃から歯周病の予防をぜひ心掛けたいものです。

糖尿病
糖尿病を患っている人とそうでない人を比較すると、糖尿病の人の方が歯肉炎や歯周炎になっていることが多く、さらに歯周病が重症化している人ほど血糖コントロールが悪化しやすいという調査報告もあります。このように、歯周病と糖尿病の関係はとても密接で、どちらかの治療で両方が改善される可能性もあるのです。
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動脈硬化・心臓疾患
歯周病菌などの細菌感染が動脈硬化の要因の1つとして挙げられています。歯周病菌が血管へ入る際に起こる刺激が、動脈硬化を引き起こす物質を発生してしまうのです。そしてそれにより血管内に沈着物ができ、血液の通り道が細くなるので、心臓疾患にも影響を及ぼしているとも言われています。

歯周病を予防するには、セルフケアと歯科医院で行うメンテナンスが重要です。歯周病は生活習慣病のようなものです。どんなに良い治療を受けたとしても日々のセルフケアや定期的な歯科医院でのメンテナンスを怠ればすぐに再発してしまいます。そのため歯周病治療以上にメンテナンスが大事とも言われます。自分の歯を一本でも多く残すためにもセルフケアとメンテナンスを徹底し健康的な歯でより良い生活を送りましょう。お口の中の状態は一人一人違います。歯みがきの仕方も一人一人に合ったやり方があります。ぜひお気軽にご相談下さい。

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