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以下のような習慣を見直すことで、歯周病を予防することができます

2016-12-30 14:46:09 | 日記
不規則な生活習慣
睡眠不足などの不規則な生活習慣は、ストレスや疲労がたまるので免疫力の低下につながります。免疫力が低下すると、歯周病菌がお口の中で繁殖しやすくなります。
歯科治療器具
喫煙
ニコチンが毛細血管を収縮させたり、一酸化炭素が酸素供給を妨げたりするため、タバコは口腔内環境にとってマイナスです。喫煙習慣がある方は、歯周病菌がお口の中で繁殖しやすくなります。

歯ぎしり・食いしばり
特定の歯に強い負荷をかける歯ぎしりや食いしばりは、歯根や顎の骨に大きなダメージを与えるので、その周辺で歯周病が進行する原因となります。

ブラッシング不足
歯周病菌が潜むプラークを毎日のブラッシングできちんと取り除いていないと、歯周病が進行しやすくなります。正しい方法でブラッシングを行うことが重要です。

不適切な食習慣
よく咬まないと自浄作用があるだ液が十分に分泌されず、歯周病菌が繁殖しやすくなります。また、間食が多いと口腔内に食べカスがとどまる時間が長くなり、歯周病菌が繁殖しやすくなります。

歯肉炎・軽度歯周炎
歯ぐきに軽い炎症が起きている状態です。歯ぐきが赤く腫れ、ブラッシングをすると出血したり、冷たい物がしみたりすることがあります。
ハンドピース
中等度歯周炎
顎の骨が溶けはじめ、指で押すとグラグラと動くようになった状態です。歯が浮くような感覚があり、歯ぐきは赤黒く腫れ、膿も出て口臭がひどくなります。

重度歯周炎
顎の骨がほとんど溶かされ、いつ歯が抜け落ちてもおかしくない状態です。支えを失いつつある歯はグラグラと大きく動揺します。歯ぐきが真っ赤に腫れ、膿や出血の量が増え、痛みや口臭がひどくなります。

歯磨きでは不充分なの?

2016-12-30 14:46:09 | 日記
歯の健康で一番大事なことは、歯は削ってしまうと元には戻らないということを認識した上で、予防に努めることです。人はだ液という、食事のさいに食べ物を洗い流し、歯の再石灰化を促進する自浄作用、抗菌作用を兼ね備えた分泌液を持っています。しかし現代の多様化した食生活ではだ液とブラッシングでも、きちんと清掃しきれないことがあります。
歯科材料
歯は元には戻りません
虫歯になり補綴物を装着したり、歯周病で抜歯となりインプラント治療をすることも、予防をしっかりしておけば避けることが出来ます。補綴やインプラントは維持にも費用や手間がかかるため、自然歯をケアするほうが負担が少ないといえます。補綴やインプラントで歯の機能を取り戻すことはできても、自然歯は取り戻すことができません。これらは素晴らしい技術ですが、自分の歯がもたらす違和感のない噛み心地は何ものにも代えがたいものです。歯を大事にすることが楽しい食生活や生活の質の高さにつながるのです。

痛みがなくても予防を
他の診療科目の病院と同様、歯科医院にも痛みや自覚症状が出てから来院される方は多いですが、歯は皮膚の怪我や骨折のように元通りに戻すことはできないため、定期的に通うことで虫歯や歯周病の予防をしていくことがとても大事です。 もう少し早くご来院いただければ、痛み出した虫歯は難しくても、初期の虫歯は防げたかもしれません。そうならないためにも、定期検診を心がけましょう。
歯科用オートクレーブ
P.M.T.C.とは「Professional Mechanical Tooth Cleaning」の略で、「歯科医師、歯科衛生士などの専門家が歯のクリーニング用器具で行う、お口の中の清掃」のことです。専用の機器とフッ化物入りペーストを用いて、普段の歯磨きでは取れないような歯垢や細菌が形成する歯に付いたバイオフィルムというヌメリを除去します。そんな強力な洗浄ですが、ゴム製の器具で歯の表面を掃除しますので、痛くはありません。数億個の細菌がひそむ口の中を洗浄して、気持ちがいいだけでなく歯の健康のためにとても有効な洗浄です。歯ブラシだけではとれない汚れは蓄積するため、定期的なP.M.T.Cの受診をお勧めします。