学祭前夜 （ば）

　
　新宿区にあるテキスタイルデザイン専門学校で、織物を教えています。
　明日から２日間学院祭が行われます。
　毎年正面玄関と校舎の装飾を学生がします。日も暮れて静かな校内ですが
　夜空をバックにかわいい装飾と小さな中庭には、模擬店のテントが設営されて
　いました。
　祭りの前の静けさが心地よい。

　
　校舎の装飾はカラフルな色の布のタピストリー。
　建物は昭和のレトロ情緒あふれていて、今どき珍しいけどほっとする素敵な建物です。

皇室の名宝展 （ば）

昨日は唐組の千秋楽。先日の雨でテントの赤い色が際立って見え木々の緑もつややかで
気持ちの良い朝でした。
　　　　　　　　　　　
テントを横目に上野の東京国立博物館でやっている皇室の名宝展に行きました。
気迫みなぎる作品群にすごい、という言葉を何度発したことか。
日本文化芸術の奥深さ、素晴らしさに改めて感動しました。
圧倒されながら建物を後に上野公園を歩いていたらなにやら不思議なオブジェを発見。
　　　　　　　　　　　　　　　　
上野大仏に服を着せましょうというアートプロジェクト？
そもそも上野大仏の存在を知らなかった私。
調べてみると1631年に越後村上藩主堀直寄が塑像釈迦如来像を寄進したことから始まって
地震や火災のたび修復を繰り返していましたが、第二次世界大戦のとき
金属供出令をうけて胴体、脚部を軍に供出したので、現在は大仏の面部をレリーフとして
安置しているとのことでした。なので大仏は顔のみ。
あたかも大仏が今ここにあるように布で覆ってあるのでした。

鬼子母神に赤テント出現 （ば）

昼間に買い物に出たら鬼子母神境内に赤テントがありました。
鬼子母神では年に2回、春と秋に唐組のお芝居が上演されます。

赤テントの形をみただけでもなんだかわくわくします。
10月23日~25日の3日間の公演です。公演名は盲導犬、
どんなお芝居なのでしょう。

布を作っています。ー大切な道具ー （ば）

この機械は、紡錘車といって糸を紡ぐ機械です。中古で手に入れたのですが
ペイントしてあって同じのに出会ったことがありません。
この機械で羊の毛を紡いで糸にします。
　　　　　　　　　　　　

祭りのあと （ば）

御会式が終わった翌日の夕方、鬼子母神に行ってみると境内はいつもの静けさを取り戻していました。
シートやテントをかたづける人がちらほら。
これから銀杏の葉が黄色く色づき、秋が深まっていきます。