がやがや通信

雑司ヶ谷から日々のあれこれを綴っていきます。

母の退院 (ひ)

2012-07-01 10:35:30 | 健康と医療

昨年の 11/20 に “くも膜下出血” で倒れた母が 6/25 に退院!
3/6迄は “水痘症” や “髄膜炎” の治療を、そして転院してリハビリをしてきました。
幸い脳のダメージは少なく、大きな麻痺は残りませんでしたが、
数ヶ月におよぶ寝たきり状態と高齢での脳疾患とあって、
自立歩行能力や思考スピードは著しく低下してしまいました。
それでも多くの方々の治療やセラピー、介助・見守り等により在宅介護まで回復。
ホントみなさんのおかげです! 感謝、感謝!!

さて当面、兄の家族と暮らすことになった母を病院で見送り、
横浜ついでに「天衣無縫」のショールームに立ち寄り。
とっても肌触りの良い、オーガニックコットンのタオルなどをゲット。

そしてお昼は関内駅近くギリシャ料理の「スパルタ」さんへ。

退院祝いと半年ちょっとのアタフタご苦労さまを兼ねて(ば)と乾杯。


くも膜下出血-経過報告8 (ひ)

2012-05-11 09:41:03 | 健康と医療
母のリハビリも9週間、一時期の急激な回復カーブを描けなくなってきました。
そろそろ退院話がでだしております。

先週あたりからひとりでトイレに行っております。
とはいえ、院内施設を車椅子で移動してのことです。
廊下やトイレの広さといったら一般家庭の3倍以上あるので、
これがこのまま在宅生活に繋がるモノではありませんが。

悩ましいのは “退院後どこで生活するか” です。
福祉施設に入所させると “ますます体が動かなくなる” という指摘や、
その “経済的な負担” の問題、在宅生活なら、“家族が大変!” などなど、
ひとそれぞれ見解が違い(アドバイスとしては嬉しい)ます。
そもそもリハビリを始めて2ヶ月間、症状は激変していったので、
退院後の生活シミュレーションしようにもできない状況でした。
ここへきてようやく、なにが「でき」てなにが「できない」か、
どの程度の介護が「必要」かが見えてきたのです。
4月時点で介護認定「5」でしたが、半年後の見直しはきっと軽くなるでしょう。

退院は喜ばしいことなのですが、退院後の準備は結構大変です・・・

くも膜下出血-経過報告7 (ひ)

2012-03-31 00:26:43 | 健康と医療
母のリハビリが3週間になります。
タイミング良く転院したとみえて、今では一人で立っていたり、
介助があればヨチヨチ歩けるようになってきました。
座の高さがほどよいと、立ったり座ったりが自力でできることも!

リハビリも無理のない範囲とみえて、
本人も「苦痛はない」といたって元気、よかったです。

ただ・・・ もっと元気になって退院できたとして、
今まで住んでいたマンションでは生活できません。
ましてや一人暮らしなど!
ということで、賃貸住宅の契約解除せざるを得ません。
これから週末は住宅整理です。

何をとっておいて、何を処分するか・・・
本人の立会が無理なだけに、時間をかけながらでも、
ゆっくり、丁寧な整理・選別が必要なようです。

くも膜下出血-経過報告6 (ひ)

2012-03-04 16:26:39 | 健康と医療
母の転院が決まりました。
公立の病院で施設もスタッフも充実している、第一希望だったところです。

ちょっと前まではマッサージすることすら嫌がり、
「自分のやり方でリハビリするから触らないで」と言っていた、
膝の関節も少し動くようになってきました。
ちなみに、自分のやり方とはなんぞやと訊いてみたところ、
「呪文をかけている」とトンチンカンな返答。
思考回路のほうもかなりのリハビリが必要なようです。
まだ自分の年齢も、今が何年何月か理解できていません・・・

脳は “ふりだし” から記憶をたどっているのでしょうかねぇ。
意識が戻ったとき、院内で呼ばれる 姓 が理解できなかったようです。
どうやら旧姓の認識しかなかったとみえます。脳は娘時代に戻っていたのかな?
その時は私も誰だか判ってもらえなくて、ちょっとショック!
その後結婚、出産を認識したようで、今の 姓 を理解。
私の名前もでてきました、ホッ。でもまだ前世紀、今199×年くらいです・・・

これから本人には厳しいリハビリの日々になるでしょうけど、
なんとか頑張ってもらいたいものです。

生計が異なる同居家族 (ひ)

2012-02-25 00:29:43 | 健康と医療
今回キーを叩くきっかけになった話題です。

私の母は76歳、医療保険区分は後期高齢者です。
“くも膜下出血” で緊急入院・手術をした最初の医療ポイントは、10日間で30万点オーバー。ってことは、国の医療保険に入っていなければ300万円以上の請求がくるってことです!
ここまでの大金、すぐに右から左にできない私ですが、保険制度のおかげでなんとか医療行為を受けさせてあげられるってもんです、よかったッス。

それでもいったん自腹で支払を済ませ、入院後にしかできない手続きをしてからの還付金があったりと、医療保険のシステムやその手続きにはまだまだ問題がありそうです。


で、そういったシステムの理解や手続きをしに母の住民票がある役場へと行きまして、後期高齢者医療制度のガイドブックを見ていて「あれっ!?」。後期高齢者の医療費自己負担限度額は4つのカテゴリーになっているんですが、なんか矛盾が・・・

そうなんです、二世帯で暮らす親子の場合、子供夫婦や高齢者本人の所得がそれなりだと後期高齢者でもソコソコ医療費負担が求められるんですが、同じ住所に住民登録する同居家族でも「生計が異なる」として別世帯登録しておくと、医療負担限度額が減る場合があるのです! いわゆる(超高額でない)年金収入しかない高齢者の場合ですね。一昔前の家督制の延長で考えると「同居しながら別々に住民登録するなんて!?」と違和感がありそう。ちょっと抵抗すら感じる “あととり” の方もいるんじゃないかな。でもどうみても「生計が異なる同居家族」として住民登録したほうが、多くの世帯で有利になりそうな制度なんです・・・

ソコンところ窓口担当者にぶつけてみると、「そうでうよ、みなさん結構そういう手続きしてますよ」とあっさり。
“みなさん” っていったい誰のこと? 一般市民? それとも同じ職場で働く、このテのシステムを理解しているナカマのこと?

母が元気になっても、もう一人暮らしはさせられないでしょうから、良い情報を得られたと言えるのですが、役場窓口などで積極的に教えてくれることでないことに不満! すぐさまファイナンシャルプランナーに確認をとりましたが、別にアコギな手続きではないようです。う~ん、“自己責任” “自己判断” 社会化の落とし穴、どんな公的サービスを受けるかの「判断」が、公務員の “みなさん” に有利に働くようでは、もはや健全な「公的」とは言えないでしょう。

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