がやがや通信

雑司ヶ谷から日々のあれこれを綴っていきます。

美を紡ぐ日本美術の名品(ば)

2019-06-02 12:08:41 | アート
国立博物館で開催中
の「美を紡ぐ日本美術の名品」
展に行きました。(5月31日金)
オープンと同時に入場したのです
が平成館やっている「東寺」展を
見るお客さんの行列の凄さに
圧倒されました。
「美を紡ぐ・・・」は入ってすぐの
狩野永徳の「唐獅子屏風絵」
「檜図屏風絵」でノックアウト!
肉筆のちから強さは想像を
絶する物がありました。
安土桃山時代、秀吉もこの絵を
観たのかぁ、と思うと身震い
します。元々は襖に描かれた
ものを後に屏風に仕立てたと
言われています。

他名品の数々に心の中で唸って
おりました。
本展は日本美を守り伝える
『紡ぐプロジェクト』―皇室の至宝・国宝プロジェクト―」の一環として
開催する特別展で貴重な美術品
の公開を通じて得た収益を修理
に充てることで保存、公開、修理
という一連のサイクルが永続する
仕組みを作っていくというための
展覧会で素晴らしい取り組みです。
常設展も素晴らしくある企画展では
行列をなしていた絵も常設だと
誰も見て無くて不思議。
常設展をゆっくり見る機会も
設けなければ、といつも
思います。

国立西洋美術館といい国立博物館
といい建物の素晴らしさを
体感出来るのもよい。
上野恩賜公園ではつつじ盆栽の
品評会とご当地名物屋台が軒を
連ねていて五平餅を頂きました。
赤味噌の甘塩っぱさが
効いていて美味しかった!

上野駅近くの「大統領」で昼のみ。
馬肉のモツ煮
カシラ、レバー串、レモンサワー。

アメ横令和元年の垂れ幕にしみじみ・・

唐組☆ジャガーの眼 (ば)

2019-06-02 10:47:25 | 雑司が谷/高田
5月25日土曜日
唐組のお芝居を鬼子母神に
観に行きました。
お昼過ぎ当日券を買い
18時40分頃境内に行くと
入場待ちしている人が列を
なしてました。
会場案内やチケット売りは
メイクした役者さんたちがします。
制作という部隊のある劇団も
あるのですが唐組は役者さん
が皆やるみたい。

会場は桟敷席、使い込まれた
ビニール袋に靴を入れます。
土の上にゴザが敷かれている
上に座るので腰に来ます。
照明他沢山のコードがスッキリ
と綺麗にまとめられていて
さすがです。
1985年初演の「ジャガーの眼」
当時は小劇団ブーム。
奇想天外なストーリーに
ドタバタ劇を織り交ぜた
迫力ある舞台でした。
響きわたる声と飛び散る
汗、34年経っても変わない
舞台にじんわりとした
温かいものを感じつつ芝居は
終わり。
会場を出るときも役者さんが
靴袋を回収します。

ラストシーンは舞台が開き
境内の中に役者さんが消えて
いきます。
その距離感や池袋高層ビル
の景色が清々しかった。
「腰が辛いのが34年前とは
違うけど又観に行きたいね」と(ひ)
と話しました。



画像は10日前の鬼子母神
テントを立てる場面に出会す。

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