ここ 一年の間に私の二人の友人のご主人が 相次いで亡くなりました。
この年になると そう言う悲しい出来事が身近になります。
でも友人は強く乗り越えてこられました。
近頃では お会いしても以前のようにコロコロと笑って楽しそうに見えます。
私も そんなことは忘れて笑って楽しく話し合っています。
でも たまに私が御主人の話しをすると 「やっぱり 夜になると寂しいわ・・」
と しみじみと涙ぐんで言われます。
それはそうでしょう。いくら皆とワイワイ話しされていても 当たり前のことです。
思わず 胸にぐっと来るものがありました。
その日の帰りの車の中で、その言葉を思い出して 本当に淋しいだろう と思い "かわいそうやな~" とつぶやきました。
主人の店の手前まで来て 店のあかり が見えました。
"あぁ、あそこに主人はいる"と思えた時、
ほっ としたような 嬉しいような気持ちになりました。
「私は 幸せなんや!」
と 暖かい気持ちになりました。
実は、その日の前日 ちょっと主人に腹が立っていました。
腹が立ったり ケンカしたりすることも
「みんな みんな 幸せなんです」