花子ちゃんに 手伝ってもらって セッチャン家に家具をとどけました。
花子ちゃんの 怪力で 重たい家具も難なく運び込めて、
お茶を 頂きながら 楽しいお話しをした後で 保険や年金の話しになりました。
花子ちゃんには まだ早いですが 私達には 切実な問題です。
帰りの車の中で、
画「私ね、主人がなくなった後 年金少ないので 生活保護受けなあかんわ(笑)。
私の年金より 生活保護の方が たくさんのお金もらえそうやからね、その上 色々と面倒を見てもらえそうやからね」
花「私も 借金あるし、 そうや! 公団申し込んどきましょ」
画「え~! 何で花子ちゃんみたいな財閥がそんなこと言うの(笑)。
私達は どんどん年金は減るし、昔貰えると聞いてた額の半分もないですよ。
今の日本は どうなるのかと思うけど、道端でどんどん老人が 行き倒れたはる様な話しは聞いたことないし、 まあ なんとかなるのかな~。
私は そんなにお金が無くても それなりにやっていけそうな 気がするわ。」
花「私、ダンボールの家 作ります。
きっと上手に作ると思います。
お花も 接ぎ木したり増やしたりして いっぱい売ります。」
画「花ふやすの 私もがんばれるし、私は さつま芋やら食べられるものいっぱい作ります。
それと私はなんでも食べられます」
花「二人とも 好き嫌い無しの 何でも食べる!
それて 強いですよ!」
画「お金が無くても 何としてでも生きて行ける、と思える事は 強くて 怖いもの無しやと思うわ。
戦後の草もなかったところから 日本人は生きて立ち上がったし、私も出来ると思うわ、もっとも あの時は誰でもやったし出来たんだと思うけどね」
なんて そんな話しを 花子ちゃんとしてるうちに 前方がパーと明るくなって、
私は何も心配する事なんてない と思いました。
挿し木の勉強、種から花をふやす勉強、野菜作り。
うわ~ 忙しくなりそうです!
そして、ダンボールの家に住む事を 夢みる様になりました。
あぁ~ ダンボールの家!!
すごく 楽しみになりました。
花子ちゃん、頼みますよ
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花子ちゃん!!
でも それって ホームレス ちがうの???