画燈樹に来られた Yさんのお話しから。
庭の沈丁花の枝に ひよどりが巣を作ってるね。
それが ちょうど窓から近くて 良く見えるね。
初めは ひよどりがよく来てるな と思ってたん。
そしたら 三股の枝を利用して そこに細いわらの様なものをくちばしで運んで来ては せっせと編みだしたんよ。
まぁ なんと上等に 縦糸と横糸を操って ほんとに どうしてあんなに器用に くちばしだけで編めるのかと感心したわ。
次の日に 何かキラキラ光るものがあるし良く見ると ビニール紐まで入れて編んでるね。
この頃 わらを見つけるのも大変やし可哀想やね。
その内 三股の枝にぴったりと驚くほどの しっかりとした 巣が出来上がってね。
それから 間もなく いつの間にか 卵がかえって ピーピーと黄色い身体中くちばしかと思うくらい 大きい口を開けて 親鳥から餌をもらってるね。
親鳥はね 子供を守るために細心の注意を払ってるね。
巣に入る前に ちょうど階段の様に 枝を三段 トントントンと飛び移って キョロキョロと周りを警戒して 安全を確認してから 巣に入るね。
いつも同じ枝を三段 トントントンとね。
父鳥と母鳥が交代で餌をとって来るね。
可愛くて 可愛くて 毎日窓に張り付いて 見ていたら 主人がそんなに見てやるな て言ったぐらいやね。
そのお話しを聞いていたSちゃんが、
「人間の方が 負けてるな~」と。
ホントやね!
これって、本能と違うの?
本能て 無くなるものなの???
私は小学生の時、母と夜店に行き セルロイドの小さな人形と ひよこを一匹買ってもらいました。
その日の夜、以前に兄がひよこを飼って育てた時のことを思い出し 見よう見まねで ボール紙の箱を使って小屋を作りました。
寒い冬だったので 電球を入れて小屋を暖めることを思い出し、電球をコードから引っ張って入れて 布切れをしいて 大切にひよこを入れて蓋をして寝ました。
朝一番に ひよこを見に行きました。
箱を開けてみたら ひよこは死んでいました。大騒ぎをして兄を起こし、何て事をしたのかと ひどく叱られました。
私が 100wか高いワットの電球を入れたので ひよこは暑くて死んでしまったのです。
私は、ひよこを自分がこんな無惨なことをして 殺してしまった事にすごく ショックを受けました。
それからず~と 私は ひよこを殺した、可哀想な事をした、と思い続けました。
娘も小学生の時、可愛がっていた 柴犬を朝 散歩に連れて行きました。
その時 交差点で首輪が外れて 犬が逃げてしまいました。
娘は私を呼びに戻り、二人で探しに行き 道路で車に跳ねられて倒れているのを見つけました。
二人で連れ帰りましたが 即死でした。
でも どっこも 傷も無く 多分頭を打ったようでした。
娘は 泣いて 泣いてその日は学校に 行けませんでした。
自分が散歩をしていたので、ショックも大きかった様でした。
その時
命がどんなに大切かを学んだ と思いました。
庭の沈丁花の枝に ひよどりが巣を作ってるね。
それが ちょうど窓から近くて 良く見えるね。
初めは ひよどりがよく来てるな と思ってたん。
そしたら 三股の枝を利用して そこに細いわらの様なものをくちばしで運んで来ては せっせと編みだしたんよ。
まぁ なんと上等に 縦糸と横糸を操って ほんとに どうしてあんなに器用に くちばしだけで編めるのかと感心したわ。
次の日に 何かキラキラ光るものがあるし良く見ると ビニール紐まで入れて編んでるね。
この頃 わらを見つけるのも大変やし可哀想やね。
その内 三股の枝にぴったりと驚くほどの しっかりとした 巣が出来上がってね。
それから 間もなく いつの間にか 卵がかえって ピーピーと黄色い身体中くちばしかと思うくらい 大きい口を開けて 親鳥から餌をもらってるね。
親鳥はね 子供を守るために細心の注意を払ってるね。
巣に入る前に ちょうど階段の様に 枝を三段 トントントンと飛び移って キョロキョロと周りを警戒して 安全を確認してから 巣に入るね。
いつも同じ枝を三段 トントントンとね。
父鳥と母鳥が交代で餌をとって来るね。
可愛くて 可愛くて 毎日窓に張り付いて 見ていたら 主人がそんなに見てやるな て言ったぐらいやね。
そのお話しを聞いていたSちゃんが、
「人間の方が 負けてるな~」と。
ホントやね!
これって、本能と違うの?
本能て 無くなるものなの???
私は小学生の時、母と夜店に行き セルロイドの小さな人形と ひよこを一匹買ってもらいました。
その日の夜、以前に兄がひよこを飼って育てた時のことを思い出し 見よう見まねで ボール紙の箱を使って小屋を作りました。
寒い冬だったので 電球を入れて小屋を暖めることを思い出し、電球をコードから引っ張って入れて 布切れをしいて 大切にひよこを入れて蓋をして寝ました。
朝一番に ひよこを見に行きました。
箱を開けてみたら ひよこは死んでいました。大騒ぎをして兄を起こし、何て事をしたのかと ひどく叱られました。
私が 100wか高いワットの電球を入れたので ひよこは暑くて死んでしまったのです。
私は、ひよこを自分がこんな無惨なことをして 殺してしまった事にすごく ショックを受けました。
それからず~と 私は ひよこを殺した、可哀想な事をした、と思い続けました。
娘も小学生の時、可愛がっていた 柴犬を朝 散歩に連れて行きました。
その時 交差点で首輪が外れて 犬が逃げてしまいました。
娘は私を呼びに戻り、二人で探しに行き 道路で車に跳ねられて倒れているのを見つけました。
二人で連れ帰りましたが 即死でした。
でも どっこも 傷も無く 多分頭を打ったようでした。
娘は 泣いて 泣いてその日は学校に 行けませんでした。
自分が散歩をしていたので、ショックも大きかった様でした。
その時
命がどんなに大切かを学んだ と思いました。