今日も快晴だった。
店が休みなので早めに寝たら朝3時に目が覚めた。
気温が下がって寒かった。
なんとも無いような顔をしててもやはり今回も効いた。
寝なければと思い姫川薬石を頭の近くに置き、左手にもう一個持って横になった。
なんとなく気持ちがほぐれて眠りに落ちた。
今度は薬石風呂に入ろう。
目覚めたら霧、猫じゃらし達が差し込んだ朝日に輝いてる。
宝石たちを見てたら希望がわいて来た。
こんなにゆっくり寝れて、こんなにすがすがしい朝を迎えれたのもきっと災害をいつもプレゼントしてくれる神様の気配りかなと考えた。
もうひとつの冷蔵庫もだめだった。
応援部隊がやってきてくれた。
中に少し前にバイトをしてた子が来た。
去年結婚してまだ乳飲み子がいる。
母に預けたから大丈夫と飲み物をたっぷりと若い亭主の名前のお見舞い。
ほんとにありがとう、すみませんと礼を言った。
バイトにきはじめた彼女が母子家庭と知り、俺が父親になってやるといっていやだーと笑顔で断られた。
失敗して酔っ払いが怒り、謝りに行ったら土下座しろといわれしたら横でビービー泣いてたっけ。
それから結納の料理を作ったり、一歳の鯛を焼いたり。
僕がお父さん第一候補、幸せのために出来ることはやりたいからねと思ったら胸が一杯になった。
明日の開店に備えて準備は出来た。
彼女が洗ったビールは栓を抜くと黄色い幸せのリングが付いている。
真心を込めてあらっても落ちない細かい砂の最福の輪だ。
一緒に災害を乗り切った手袋たちもピースのサイン。
スタッフにも頼んだ、もしかして神様がくれた幸せになる道のサインかもしれないから何か変えてやり始めようよと。
ネバーネバーギブアップ。
もっともっと進化して、自分の周りの人達が幸せになるようにがんばろう・
皆さんお世話になりました。
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味の家魚野川 @gakuharitoru
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