青春切符 ３

出来れば行きたくないが後三人分の切符が残ってた。
10日で期限切れになってしまうしと考えて家族3人で上越線に乗った。
行き先が決まらない見切り発車。
やっぱり長野、だめだったら糸魚川。
弁当を3人分作った。
卵焼きと生姜焼肉。
芋の手のキンピラ、ミョウガの味噌漬け、ポテトサラダ、はぐら瓜の漬物。
なんかさえない色。
妻もおにぎりを作った。
お茶もたっぷり持って。
雨が降りだした。
今日は佐渡が見えない。
予報で大雨の警戒を呼びかけていたので信越線や飯山線を避けることにして糸魚川に向かった。

同じように青春切符を使ってそうな人たちがボックスを一人で占領。
ありったけの持ち物を広げてる。
自分だったらほかの人も座れるようにして土地の人たちと話をするのに。
みんな一人旅を楽しんでるようだがバックに入りきれない寂しさがこぼれてるよ。
もし来年青春切符を利用する機会があったら魚沼コシヒカリのおにぎりを30個ぐらい持って手渡して挨拶をしてみよう。
娘と手分けして。



直江津で今度は乗り換え。
時間があったのでこの前撮れなかったたら弁当をパネルでゲット。
ぬな姫が描いてある列車。
もしかして乗りたかった大糸線かな。

駅前の食堂で頼んだラーメン。
老夫婦がやってて出来るのに30分もかかってしまった。
インスタントスープ。
変な油が入ってていやな味。
妻はこれは美味しいと言った。
この30分が後々響き予定の電車に遅れた。



ホッサマグナミュウジアムに直行。
タクシー代往復2600円。
岩石や化石やヒスイを堪能。



帰る頃は雨がやんだ。
直江津からホクホク線に乗った。
黄昏た田園に実った米。
里山、家々、トンネルも前から見えた。
地底の旅のような気分。
来週はどこと言う家族。
片貝祭りの花火のことは秘密にしていた。

hiyo_please/}
ランキングを楽しみに書いてます、一押しをお願いします