一月前にまたまた東北へ行って採集してきました。
そこで画像のタイリクバラタナゴ幼魚を捕まえたので、今回は略してタイバラについて掘り下げていきます🐟幼魚は背鰭の黒と白の幼魚斑がチャームポイント。
タイバラは網で掬うのは簡単ですが、口が小さいので僕のウデでは釣りは難しいので、野生個体はちょっと久々です。
タイバラ以外の採集成果は別記事にして、久々に鉄分🚅濃い目の記事にしますw
タイリクと名の付く通り、中国大陸原産の外来魚です。バラタナゴ属のタナゴ自体が東日本には分布していませんので、仮にニッポンバラタナゴであっても東北で見つかった場合は外来魚です。
タイバラは非国産種でありながら日本各地に移植されたのちに持ち前の適応力・繁殖力の強さで各地で定着してしまっています。何が問題かというと、国産種・在来タナゴのニッチを奪う勢いで定着・繁殖していることが問題なのです。タイバラが増えた分、元々その地域に生息しているタナゴの仲間が減少・絶滅に追いやられてしまう。ニッポンバラとタイバラの交雑による、遺伝子汚染も問題になっているようです。ブラックバスに限らず、淡水魚の放流への風当たりが強いのはこういった理由があります。
不思議なのがこうした生き物の保全活動に携わっている方々、熱狂的なmRNAワクチン信仰に走られている人が目につくんですよね…ツイッターのプロフ欄に💉マークを3つ4つ並べて毒チン打ちましたアピールしている人も🤮魚の遺伝子汚染を警戒されるのは、良いと思うんですけど…人間への遺伝子お注射も警戒すべきですよ…彼らにとっては起こっている事実や科学よりも権威や世間体が第一なんだろう。
タイバラの話はもうちっとだけ続くんじゃ!
タイバラは東京近郊のドブでも見かけますし、放流もあるんでしょうけど…恐らく二枚貝無しでも自然繁殖しているのではないかと思います。タイバラは流れの無いところであれば、モツゴやタモロコ程ではないにしろ、幅広い地域にいます。本来のタナゴの仲間が生息していない北海道でも釣れるようです。ガサガサや小物釣りをやった人であれば、実感出来ると思うのですが、野生のタナゴ類としては国産種を差し置いてタイバラが最も個体数が多いと思います。あえて乱暴な言葉を使いますと雑魚キャラ!
タイバラは適応力が高いゆえに初心者でも飼育がしやすく、観賞魚としてもタナゴの仲間では国産種を差し置いて最もメジャーなものとなっています。タイバラはメダカ程ではないにしろ、改良品種も多いです。
過去画像よりタイバラ成魚。
皆さん、タナゴというと大多数の方が背中が盛り上がったひし形でペラペラのこちらの魚を思い浮かべるでしょう。
分類上、コイ目コイ科タナゴ亜科バラタナゴ属でタナゴ類の一種。
こちらは国産の中では最もメジャーなヤリタナゴ。タナゴと聞いてヤリやカネヒラ辺りも連想する人はそれなりに多いと思います。分布域が広くまとまった生息地がそれなりに残っています。それでもタイバラに比べたら、野生個体はかなり少ないだろう。活発に泳ぐのでスペースは必要ですが、暑さにそこそこ強くて打たれ強いので、後述するタナゴ(標準和名)より飼育は易しい。
コイ目コイ科タナゴ亜科アブラボテ属でタナゴ類の一種。
タナゴと聞いて、こちらのタナゴ(標準和名)を思い浮かべる人はほとんどいないと思います。こちらは名前に何も付かないシンプルにタナゴという名前の魚であるし、タナゴ類を代表するような名前でありながら、こちらはむしろマイナー種扱いだ。
コイ目コイ科タナゴ亜科タナゴ属で無論、タナゴ類の一種。
僕のブログを前々から、読んでくださっている方は気付いてくださっているかもしれませんが、僕はタナゴの仲間ではタナゴ(標準和名)が一番好きです😤だから、贔屓して画像を高い頻度で載せていますw
僕は関東民ですし、東日本固有のタナゴというのが良いですね😁光の加減で青にも紫にも見える婚姻色はいぶし銀のカッコ良さ!
※12/11 19:12画像を追加してみました。青が非常に鮮やか。
タナゴ(標準和名)は野生個体が少なくなってしまって(タイバラの定着は一つの大きな要因)います。飼育下では婚姻色をあまり出さないことが多いですし、暑さに弱いので…タナゴの仲間では飼育が難しい魚だというところが正直なところ。マイナーなのは理由があるんです😓
でも、中国大陸原産のどこの馬の骨ともわからない魚😅が日本で一番メジャーなタナゴなのは複雑です😓という訳で日陰者の存在になりがちなタナゴ(標準和名)についても掘り下げてみました。
タナゴの仲間は国内だけでも10種類以上。中国や韓国には沢山の種類のタナゴが確認されているようです。
でも、中国大陸原産のどこの馬の骨ともわからない魚😅が日本で一番メジャーなタナゴなのは複雑です😓という訳で日陰者の存在になりがちなタナゴ(標準和名)についても掘り下げてみました。
タナゴの仲間は国内だけでも10種類以上。中国や韓国には沢山の種類のタナゴが確認されているようです。