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ふうてんの猫の猫耳東風的フリチベ生活

働きながら和製MBAと工学博士取得をしていた自称苦学生バックパッカーの日記。
今は学位もとって大阪で技術戦略考えてます

風邪、格差社会、チベットサイレントマーチ

2008年08月25日 | 格差社会を考える
先々週の水曜日ぐらいから10日間ぐらいずっと体調が不良です

といっても、その風邪になったタイミングではかなりヘロヘロで、午前年休、午後出社 を繰り返していたのです、今週はだいぶ楽でした

それで、日曜日は渋谷でのチベットのサイレントマーチに行ってきました
僕は旗の係りとして巨大な(5メーターぐらいある?)をみんなで広げてマーチをしました

他には、中国に殺された人たちの写真を年齢と死因を書いた遺影を持って歩く人、
棺おけをもって歩く人、旗を持って歩く人 などなどです

参加者は300人ぐらいでしょうか?

途中から雨が降ってきたのですが、傘もレインコートも使わずに歩き続けました
沿道ではスタッフがリーフレットを配って歩きました


もちろん受け取ってくれる人や車から拍手をしてくれる人もいるのですが、受けってくれない人たちもいます

これだけ必死の願いであっても、なかなか伝わらないものですね。
もちろん、自分達が頑張っているから相手が話を聞いてくれるべきだ というのは傲慢なんですけどね。

それで歩きながら考えたのだけど (だいたい僕は何か考え事をして歩いている)
これって日本で言う貧困の広がりと一緒の根っこなのだろうなと思った


たとえば日雇い労働についても、
「中小企業が労働力が破格に安い中国と競争するには、日雇い労働者は必要だ(経営者側)」
「公務員や会社員の正規雇用の雇用を守るためには非正規雇用が必要だ(労働組合・ユニオン)」
と自分達を守るということで、その犠牲になった人たちの痛みや人生を無視してきたことが、いまの経済格差が底辺方向に広がっていることの主要な要員だと思います

それは、他者の痛みや悲しみ、人生への無関心であり無慈悲の結果です
グローバル競争が、中国やラオスやベトナムといった旧共産圏の安価な労働力との競争が、消費者のニーズの高まりとマーケットの激しい変動が

そうした理由はいくらでも掲げられます。
しかし、そこにないのは、そうした正論の影で失われていく人間の尊厳であり、それへの無関心です。

これをチベットサポートで感が手見ます
宗派を超えてチベットの平和を祈念する僧侶の会 設立の趣旨並びに声明
http://www.geocities.jp/supersamgha/seimei.htm
では次の一文があります

『「一切の生きとし生けるものは、幸せであれ。」(スッタニパータ)
私たち「宗派を超えてチベットの平和を祈念する僧侶の会」は、今現在、中国政府の圧政下にあるチベット人の生命、人権、文化、言語、民族性消滅の危機を深く憂慮し、ブッダの大悲に根ざす正当な怒りによって強く訴えます。
私たちは、この危機が、人類の叡智であるチベット仏教への蹂躙(精神の虐殺)として進行している事実から、チベット問題は私たち仏教徒のみならず、
人類全体が直面している慈悲(愛・憐れみ・仁)の危機を象徴していると考えます。』(以下略)



チベットという人々の苦しみに耳を貸してくれない普通の人たちは、まさに慈悲の危機の象徴ではないでしょうか?

そして、チベットサポーターならもう誰でも、日ごろ 「人権」、「平和」、「戦争被害の賠償」、「戦争は女性や子どもがが被害者になる」、「平等が大切」といっていた、平和団体や人権団体や政党や政治家達が、侵略された民族の受難に対して、無慈悲と無関心や敵対を示していることを知っています。


中国崇拝や共産主義の擁護という彼らの「正論」のために、他の民族を見殺しにしようという性根は、経営者が労働者を使い捨てにするのとまったく同じ根っこだと思います。
チベット問題と、日本での無関心は格差社会といわれるものと一緒で、他者の痛みや悲しみ、人生への無関心であり無慈悲の結果です


チベットの人々が苦しんでいる ということをテレビや新聞で見ている人は多くいるでしょう
そうした中で雨の中で懸命に声を上げている人たちのリーフレットを受け取ってくれない人がいる世の中で、多くの増税や、自分の給与を下げても貧困を救おうという政策が支持されるはずはないと思います。

何ら責任のないチベット人や東トルキスタン人の受難に対してこれほど無慈悲な国民が、自己責任で貧乏な若者ののために増税しようなんて思うとは思えないのですよね。


欧州において福祉国家を作り上げた社会民主主義が、声高に宣言したオスロー宣言中には次の一文があります

http://homepage2.nifty.com/socialist-consort/SDforeign/SI/Oslo/OsloDeclJ.html
「 我々は、征服によってではなく、理解によって平和を築くことを決意する。
 我々は、共産主義の非情な専制と、資本主義の浪費と不正を同様に拒否する。
 我々にとって、自由と平等は等しく尊重され、人の幸福にとって本質的なものである。これらは友愛の理念を支える双柱である。 」


僕たち社会民主主義者は、共産主義と資本主義が本質的に持つ牙と戦い、社会を自由や平等と民主主義をもとに実現すべきだと思っています。
社会民主主義政党は時として親キリスト教政党とも親和性が高くなりました

もし、世界の政治をイデオロギーや経済功利性ではなく、
宗教や哲学や各国の文化が教えるような、慈悲や他者の悲しみに共感すること 正義とともにあろうとすること、
そうしたものをベースに置ければ、チベットや東トルキスタンの人々の苦しみも、貧困者の苦しみも癒されていく 

そんな風に考えながら、雨に打たれて風邪を悪化させました。

「世界を救う社会起業家たち!」 を見て フェアトレードとか世界の貧困とか

2008年07月24日 | 格差社会を考える
カンブリア宮殿でやっていた、フェアトレードとか社会起業の話です

まだ見ていない方は是非、再放送を!!見てください

BSジャパンで再放送
7月24日(木)
20:30~21:54
http://www.bs-j.co.jp/bangumi/html/200807242030_18189.html


で、みてねぇと書いた日記にコメントもいただいているので、それへの返事を加えながらフェアトレードについてつらつらと。
マイミクさんがおっしゃるように、フェアトレードでアフリカを救えるかっていうと、たぶん無理でしょうね
キリスト教の精神で、本当に貧しい人たちを救うために奔走している曽野綾子さんの著書に「貧困の風景」という本があります。
帯には、『本当の「貧しさ」を知らない日本人の精神の「貧しさ」を問う』と保守派の論客らしい帯がついています。
(そういえば、保守とか宗教家とかの慈善団体とかっていうのは、たくさん知っていますが、共産主義者の慈善団体ってみたことないですね。 
ホームレスに施しをするのが、宗教家や保守で、ホームレスをデモなどの闘争の道具にするのが左翼かなぁと思います)

世界の貧困を考えるという時に僕が題材として良く使うので、またかと思う人もいるかもしれませんが、ちょっとしたクイズ

Q1 ユニセフや曽根さんのキリスト教慈善団体が貧困地域で赤子のために粉ミルクの支給を行います。
赤子を連れて定期的に診断に来るようにしているのですが、赤ん坊の体重が増えていなかった場合に、ユニセフや慈善団体はどういう対処をするでしょうか?

A1 粉ミルクの支給を止めます。
理由は、赤ん坊の体重が増えていないのは、母親が粉ミルクを赤ん坊に飲ませていないからです。
この母親は支給された粉ミルクを市場で一さじいくらというふうに売って、その金で、トウモロコシの粉を買って赤ん坊の兄や姉の食事にするのです。
乳幼児死亡率が非常に高い地域では、死ぬかもしれない赤ん坊に粉ミルクを与えるよりも、成長した強い子どもに食べさせる方が合理的なのです
だから、支給を止めるようなことをしないと、粉ミルクは赤ん坊の口に入らないのです



でね、そういう地域でフェアトレードが成立するかっていうと、非常に難しいと思う。
たしかにダッカやプノンペンも治安が悪いというのはありますが、アフリカでいう治安が悪いというのとはまったく意味が異なります。
そういう地域ではまともに経済活動をすることはできないでしょう。
いまでも、アフリカでは共産ゲリラが村を襲って大人は虐殺、子どもは少年兵に、少女は炊事洗濯などの仕事と、夜は革命兵士のための従共産慰安婦にする
なんていうことが現実に起きているわけで、そんなところで、日本向けのフェアトレードなんて無理でしょう
(まぁアフリカに限らず、ネパールなどにいるマオイストもたいがいなもんではあるが)


フェアトレードが成立するには、ある程度の教育水準が必要です
たとえば、映像にも出ていましたが、バングラディッシュで家で手編みをしていたお母さんは、袖がないことを指摘されて確認していましたが、それは、図面が読めることを意味しています。
それは即ち、彼女は文盲でないことを示しています。

しかし、世の中には、字が読めないという労働者は多々います。
そういう人たちは、作業の指示をメモすることができませんし、自分の作業を文章で受け取ることもできません。

いくらフェアトレードといっても、高品質でカイゼンをしながら進もうと思った場合には、字の読み書きのスキルは必要になってくるだろうと思います。

また、以前も自分の日記とブログに書きましたが、フェアトレードの多くは、単なる自己満足に陥っているという事実があります。
http://blog.goo.ne.jp/fuutennnoneko/s/%A5%D5%A5%A7%A5%A2%A5%C8%A5%EC%A1%BC%A5%C9

今回の番組では開発力のある組織が運営していたのですが、
世の中には、フェアトレードをうたいながらも、現地の人たちが潤うのではなくて、日本の活動家の賃金に消えているようなところもあるわけです。
特にコーヒーやチョコレートなど食品を扱うのは難しく、少量しか扱えないような組織がやると、輸送費とか、品質管理にやたらとお金がかかってしまって、日本の消費者は高いお金を払っているのに、現地の人は豊かにならない
という本末転倒なことが多々起きます。

こんなところのフェアトレードを買うぐらいなら、安いコーヒーやチョコレートを買って、なんちゃってフェアトレードとの差額を世界食糧計画やユネスコに募金した方がいいでしょう。

じゃあ、フェアトレードはダメかといえば、そんなことはない。
番組に出てきたように、十分に見込みのあるやり方はありえるわけです。

これは挑戦です。
僕たちは世界を変えられる
そして、
僕たちが世界を変えていくのだ

それは、消費を通じてかもしれないし、デモを通じていくのかもしれないし、自分自身が舞台に登ることかもしれない
そして、多くの人たちは、舞台に上った人たちを支えることで、世界を変えることの一助を担えるのだと思います

そんなわけで、かものはしプロジェクトではサポーターを募集中です
http://www.kamonohashi-project.net/support/

かものはしプロジェクトの凄いところは、人材の質です
すごく頭のいい人たちが、情熱を絶やすことなく、邁進しています。
そして、仕事の価値を正しくカンボジアの子どもを救うことだ
と置いているので、試行錯誤はしながらも、手段と目的が入れ替わることはないと思います


でも、本当に、かものはしプロジェクト、立派になったなぁと感激した
昔に、さやかさんと、「いつか総会で100人集めたいね」っていっていたのが、いまや、総会が全国放送ですからね。
志あるところに人は集まるのだと、目がウルウルしちゃいました


最後に、なぜ日本のホームレス支援などではなくて、カンボジアの子どもの支援なのか? という点について僕なりのコメントを書いて終わりにします。


僕にとってはカンボジアである必要はないです。どちらかといえばラオスの人たちを応援するNPOやNGOがあればそちらを応援したいぐらい。
僕はバックパッカーで、東南アジアの農村の風景がとても好きです。
そして、そういうところで働いている大人の姿も、働いたり遊んだりしている子どもの姿も好きです
しかし、そういう村の子供達が、僕が再訪したときに、買春宿に売られていた
と知ったら、きっと僕は自分の無力さを悲しむと思う。
そして、その子が売られたお金というのが、はした金であることを僕たちは知っている。

一杯30円ぐらいの食事をして旅をする僕たちからすれば、途上国で1ドルが持つ重みというのを、肌の感覚として理解している。
極端なことを言えば、僕たちが1ドルを毎日募金するだけで、大人を雇い続けることができる。

だから、募金し続けることで、世界はまだ変わらないかもしれないけど、子ども一人や二人の人生ぐらいなら変えられるかもしれない。

かものはしプロジェクトの試みは、「教育は人の運命を変えられるか」だと思ったときがある。
そして、僕は、「教育は人の運命を変えられる」 のだと思っている。
それは、日教組や全教によって破壊された日本の教育現場では、
「教育は人の運命をぶち壊すことができる」
でしかないと思っているが、
途上国では、まだ、「教育は人の運命を変えられるか」という問いが輝きを失っていないと思う。

そして、人の運命に僕たちが干渉して、良い方向に変えていけると僕は思う。

それは、もちろん、フリーチベットもそう。

フリーチベットと叫び続け、みんながそれを願い、行動していけば、きっと、共産主義者に殺される運命だった人たちの運命を変えていけると、 信じている。

We can change the World
And
We will change the World


そして、母親たちば自分達の子どもを学校に通わせられるようになり、
チベット人が自分の子供達をチベット人として育てられるようになり、
親たちば、「子供達には未来がある」
と思えるようになれば、きっと、世界は安定していく。

自分の子供達に未来があるなら、きっと人はテロなんてしない。


蟹工船と日本共産党の大躍進!!  反日共のニヒリズムの書評

2008年07月18日 | 格差社会を考える
最近、世間では、蟹工船が読まれているようです

小生も、手にとって見ました。
この蟹工船、中学生の頃に思いで深い話があるので、これは最後に別記とします

で、マスメディアのみんなが、右にならえで、格差社会がほにゃららとか言っていて、日本共産党なんて、大喜び状態

あんまり無様なので、皮肉な書評をすることにした。


この蟹工船は現代における反共産主義の書である。
蟹工船の序章では、蟹工船に乗り込む男達の説明として、次のように述べている
『彼らはみんあ「金を残して」内地に買えることを考えている。然し働いてきて、一度陸を踏む、するとモチを踏みつけた小鳥のように、函館や小樽でバタバタやる。そうすれば、まるっきり簡単に、「生まれた時」とちっとも変わらない赤裸になって、おっぽり出された。内地へ帰れなくなる。彼らは身寄りのない雪の北海道で「越年」するために、自分の身体を手鼻位の値で「売らなければならない。」  彼等はそれを何度繰り返しても、出来の悪い子どものように、次の年にはまた平気で(?)同じことをやってのけた。』

というように、蟹工船とはどのようなものかを知っている男達が、まさに、快楽を楽しんだあとの「自己責任」として、蟹工船に毎年乗り込んでいくのである。
これは労働者の自己責任を鋭く描き出したプロレタリア小説である。

さらに、これを執筆した当時では、共産主義は輝いていたのかもしれないが、いまや、「蟹工船」に描かれているような社会は「共産主義社会」にのみ、存在するのである。
もはや自由民主主義の国には、蟹工船はなく、マルクス主義の国に存在するのである。

いくつか例をしめそう。

たとえば、
『稀に餓死から逃れえても、その荒ブ地を十年もかかって耕し、ようやくこれで普通の畑になったと思える頃、それは実にちゃあんと、「外の人」のものになるようになっていた。資本家は  高利貸、銀行、華族、大金持は、嘘のような金を貸して置けば、(投げ捨てて置けば)荒地は肥えた黒猫の毛並みのような豊穣な土地になって、間違いなく、自分のものになってきた。』
とある。こななぞ、まさに、日本共産党の友党である中国共産党によって資本家を共産主義者におきかえて実行されている所作である。

図らずも先日のNHKスペシャルの「激流中国」で環境保護の一貫として、
http://www.nhk.or.jp/special/onair/080713.html
共産中国によるダム建設がとりあげられていた。

ここでは、日本共産党の友党の連中に騙された農民たとが、ダムのために土地を明け渡したあと、ゴミを拾って生活を成り立たている様子が映し出されている。
NHKスタッフが紙を拾っている老齢の女性に「それは売れるのですか?」と聞くと、老女は
「あぁ、一キロで5円になる」 と答えるわけです。

まさに、蟹工船で描かれている資本家に土地を奪われ、小作になる農民というのは、日本にはいないが、日本共産党の友党の統治する共産主義国では現在進行形で行われているわけです。
そうしたダム建設に反対するジャーナリストで作るNPOの人たちは、取材に行こうとするとマルキスト(公安)に行く手を阻まれます。上の命令ということで、現地にはいけずに引き返させられます

蟹工船ではウインチなどで死ぬ人々が描かれていますが、まさにいま、北京オリンピックに向けて、競技会場を作っている、出稼ぎ人民たちは、命綱もなしで高所の作業を行い、死んでいます。これも蟹工船で描かれた社会はいまの日本からは消えて、日本共産党の友党の国で健在に生き残っています

そして、蟹工船の最後では、ストライキを帝国海軍が弾圧しにきます。
これも、日本共産党の友党の国では、労働組合が非合法化され、ストなどを共産軍が弾圧していた事実を予言しているようです。


ということで、蟹工船というのは、反共産主義の書であります。

こうした本を読んで、日本共産党の「党員」になっている若者が増えているそうです。
そうした人々の多くはワーキングプアーと呼ばれる人たちなのでしょう。

蟹工船では、資本家や軍人を描くときに贅沢な宴会を表現手段として用いています
これなどは、日本共産党の幹部には、専用の別荘が静岡県にあり、また、党首のために、専属の料理人が三人いるという日本共産党の資本家ぶりを象徴している記載であるといえましょう。

でね、ワーキングプアーで日本共産党の党員になるって人は、ワーキングプアーとして、薄給で便利に使われたあげくに、共産主義者に搾取されるわけで、なんか、まったく学習能力がないように思います。
あえていえば、いまさら日本共産党の党員になるほど頭が悪いからワーキングプアーなんだよ と思います。
世界史上、労働者独裁政党に統治をさせて国民が幸せになった国などないという世界史的事実すら理解できないし、すごく、短絡的な行動をとる人たちなのだと思います。

イメージでは、社畜がいやだから、フリーター
フリーターになったわワーキングプアーになっちゃったから、日本共産党員 って感じなのかと。

別に、個人の好きにすればいいのですが、「雰囲気」に流されやすい生き方を、低所得者がしているのは、あまり得策ではないように思います

蟹工船の教訓は、
労働者は団結し、英知を絞れば、自らの権利を守りうる
という労働組合の理念であって、共産主義が素晴らしい!! ではないということがなぜ理解できないのだろう。
そもそも、アメリカやEUや日本では労働組合という権利は明文化され、相応の力を持っていますし、アメリカの労組は強い。
しかし、共産主義国では、労働組合は非合法とされてきました。

そういう現実に気がつかない人たちが多々いるから、日本共産党はまだ生き長らえているのでしょう。

最後に、この書の中では何度も「赤化」という文章がでてきます
僕の中学校の担任は、夫婦揃って日本共産党員という人で、教え子が廊下で蹴られるようないじめを受けていても、気がつかないフリをして通りすぎる人でしたが、
赤化にはとても熱心で、中学三年生の受験生に「蟹工船」の映画を見せていました。
しかも二時間分の授業をつぶしてね。

そういう先生のおかげで、僕は22歳ぐらいまでは、北朝鮮や中国は素晴らしい!! と思う、赤い青年で、民青や革マルから熱烈勧誘を受けるような赤になりましたが、彼らの化けの皮がはがれてからは、熱心な反動主義者(ダライラマに向けて共産主義者がいう言葉)になってしまいました。


最後に蟹工船に関して一言

最近のブームのおかげで、
「大学生のための、漫画で読む蟹工船」
なんていう本があるらしいが、、、、

こんな簡単な小説を漫画でないと読めないような奴は、ワーキングプアーになっていても、何ら不思議はないぞ。
なぜ、左翼は、蟹工船をマンガでしか読めない大学生の学力低下を嘆かないのかなぁ。

 暗黒大陸中国 「金のある者、権力者は何でもできる腐敗社会。中国はまさに“黒”だ」。

2008年07月01日 | 格差社会を考える
中国 貴州では、中学生が強姦殺人され、それを行ったと思われる共産党員の息子たちが、釈放され、それを抗議した、叔父が虐殺される という事件が起きて、デモが起きました

デモの内容などをインターネットに書くと、どんどん共産党に削除され、デモの首謀者を執拗に追い求め、青年の再教育が必要だと共産党は声高に宣言しています。

こんな国です。
チベットで共産兵が強姦していることも、政治活動をしたら虐殺されることも、疑う余地なんてないですね。

女子中学生暴行疑惑で起きた暴動 中国、五輪前に抑え込む構え
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080630/chn0806301913004-n1.htm

 【北京=野口東秀】貴州省甕安(おうあん)県で28日に発生した数万人規模の暴動をめぐり、中国当局は30日、参加者に自首を呼びかける一方、暴動のきっかけとなった女子中学生(15)に対する強姦殺人疑惑の調査を必ず実施すると宣伝し、事態の沈静化を図ろうとしている。当局は北京五輪を前に他の地域への波及を防止するため力で押さえ込む構えで、人権団体は約300人が拘束されたと伝えた。「暴動は庶民の絶望感の表れ」(北京の知識人)と指摘され、官僚腐敗に対する鬱積(うつせき)した怒りが噴き出したともいえそうだ。

 「金のある者、権力者は何でもできる腐敗社会。中国はまさに“黒”だ」。

 暴動に関するインターネットの書き込みは、大部分が地元当局の司法腐敗を非難、「民衆の怒りを知ったか!」と暴動に賛同する内容が多い。

 当局は暴動を撮影したビデオなどをもとに参加者を拘束しているようだ。関係サイトによると、拘束された中には30人の生徒も含まれているという。当局は武装警察ら2000人を投入し、催涙弾と高圧電流警棒などで鎮圧。米政府系の自由アジア放送は「発砲で4人が死亡」との説が現地で流れていると伝えた。

http://sankei.jp.msn.com/world/china/080701/chn0807011956005-n1.htm

当局が「青少年教育強化」へ 中国の大規模暴動で
2008.7.1 19:55
 中国・貴州省甕安県で発生した大規模暴動で、地元政府は1日、暴動に未成年者が多く関与しており、「不法分子」に扇動された可能性が強いとし、関係部門に青少年教育を強化させることを決めた。当局は暴動を扇動した「不法分子」を徹底して摘発する方針だ。



ちなみに、自称、真実を伝える新聞 赤旗(WEB)は 7月1日現在、この大事件を報じていません・・・
特派員がいる中国で情報が入らないわけないのですけどね。
まぁ、さすが、共産中国の犬、日共といった感じ
中学生が共産党の幹部の息子にレイプ殺人されて、事件がやみに葬り去ろうとして、それを抗議したら殺されたりする
って十分に「人権大好き」な連中は抗議するに値すると思うのですけどね。
これでも、次の選挙で日本共産党の議席はあると思っているのかなぁ・・・・(あるんだろうなぁ、カルトだから

今週末の過ごし方 やっぱり子どもが好きだなと思った

2008年06月09日 | 格差社会を考える
土日は、のんびりと温泉にでも行こうと思っていました

えぇ、確かに、思っていたし、そう書きました

が、土曜日は上野で薬師寺展を見てきました
日曜日は50人のチベット展へ行ってきました

薬師寺展は本当に良かったです
もうね、いい仏像が大好きな僕としては、いくら見ていても見飽きないのです
たぶん、1時間以上眺めていました

上野に受胎告知が来たときも、平日にもいってずーっと眺めていました

いや、幸せ。


で、今日は50人のチベット展へ行ってきました
http://tibet-daisuki.at.webry.info/200805/article_6.html

チベット好きの人が写真を一枚ずつ飾っての写真展なのですが、本当に美しい場所だと思える写真でした
そしてやっぱり子どもを撮っている人が多いです

とても素直でいい笑顔の子供達

こういう子達の未来に希望がありますように と切に思います

自由が欲しいという、
ダライラマの肖像を持っている

たった、それだけで、人が殺されるような時代が21世紀にもなって常任理事国の国の中でおきています

世界中の子供達の未来が、自分の力で切り開けますように。

それはチベットの子供達だけではありません
たとえば、世界には、貧しく、地域にコミュニティーや教育、知識がないために買春宿に売られる子供達もいます。
ということで、カンボジアで児童買春と向き合って活動をしている「かものはしプロジェクト」もよろしくです。
# 最近はチベットサポーターが多いのですが、僕はもともとチベット以外にも途上国の子ども支援に強い興味と関心があるのです

22日は総会があります
ご興味がある方、ぜひとも一緒に行きましょう!!
http://www.kamonohashi-project.net/news/japan/20080603_426.php

まぁ、いつものお約束なのですが、
カンボジアが今のような悲惨な状況になっているのは、ポルポト共産主義が字の読み書きができる、外国語ができるなんていうインテリを皆殺しにしたから。人口の3分の1ほどをマルクス虐殺した。おかげでいまだに国内にはエンジニアとかがほとんどいない。

チベットが悲惨な状況になっているのは、毛沢東共産主義が侵略戦争をしたから。

もしマルクスがいなかったら、この世界はもっと素晴らしかったと思う。

でも、僕たちはそういう現実の社会に生きてしまっているのだから、一人でも多くの人、特に子どもの将来が開かれたものであることを願っているし、日本人がその手助けをして、感謝され尊敬されることを願っています。

中国での大規模な地震

2008年05月13日 | 格差社会を考える
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=486748&media_id=4



 【香港13日時事】中国広東省の日刊紙・南方都市報は13日、四川省アバ・チベット族チャン族自治州で今月初め「近く大地震が起きる」とのうわさが流れたが、地元当局がこれを否定し、省政府の公式ウェブサイトで「誤った地震のうわさを鎮めることに成功した」と宣伝していたと伝えた。


ということだそうです
さすがに全体主義国だけあって政治権力による情報統制はお手の物です
僕は神道ですが、神社というのは地力のある場所に建っているそうです
たとえば、地鳴りがして神社に逃げると、しばらくたって村は流されるけど、神社だけは残っているというような不思議な場所を祭っていたりするそうです
そうした地力のおかげで、お寺の跡というのはあるのですが、神社跡というのはほとんどないそうです。

で、大規模な地震が起きる前には、予兆があるというのは現代の地学でもいわれていることです。
地面や大気の放電現象や地鳴りなどの物理現象や、生物の大量の移動などが本気で研究されています
地震がある地域において、その予兆を知る方法が伝えられていたとしてもなんら不思議はありません。

で、そういうことを言うと、言論統制される共産主義国家
そりゃ人も死ぬわな。さすがマルクス主義。等しく死が訪れます

と思ったら、そうでもないらしい。




http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/life/science/20080513-567-OYT1T00367.html
公共施設の手抜き「おから工事」横行、被害拡大の一因に

【北京=杉山祐之】中国・四川省地震では、各種建築の耐震性の低さに加え、公共施設の手抜き工事も被害拡大の一因になったとみられる。

 さらに、被災地の多くは山間部にあり、地滑りなどに巻き込まれた人も多数いる模様だ。13日の新華社電によると、重大な被害が出ている四川省北川チャン族自治県の中心都市では、旧市街の80%、新市街の60%の建築物が倒壊した。街全体が崩れたに等しい状況だ。

 各地で学校の倒壊が相次いだことについては、インターネット掲示板を中心に、「おから(豆腐殻)工事が原因だ」との声が上がっている。「おから工事」は、汚職などが原因で建築費を安くあげた手抜き工事のことだ。多くの地方で、幹部が使用する建築の耐震性は厳格に守られるが、学校など民衆のための建築では手抜きが横行している。



ってことで、幹部である共産主義者は安全だけど、民衆は死ねということらしい
しかも四川省は北京にとって憎きチベット文化圏ですからね。


確かに中国の人民はとてもかわいそうではありますが、義捐金を送っても、実績としては、共産党員の懐にはいるだけです




http://www.47news.jp/CN/200601/CN2006011301003578.html
被災支援金の99%流用 中国陝西省


 【北京13日共同】中国陝西省で2年前に発生した洪水被害で、中央政府が被災農民の支援費用として拠出した約5900万元(約8億4400万円)のうち、地方当局が99%以上を流用、被災民が受け取ったのは約50万元(約710万円)にすぎないことが13日までに明らかになった。支援費用の拠出元である国家発展改革委員会系の中国紙、中国経済時報が同日までに伝えた。 同紙によると、地方政府はさらに、不満を訴え抗議した農民らを拘束、最長3年間の「労働教育」処分としており、住民を全く顧みない地方政府が存在する実態が浮き彫りになった。



中国共産党を倒して民主化するのが中国人にとっても世界にとってもいいと思うな。
もちろんセットでその友党という名の犬の日本共産党はゼロ議席ってことで。
# ゼロ議席の政党だと、新社会党とかがそうかな。
http://www.sinsyakai.or.jp/

すっげぇ不機嫌。 サヨク逝ってよし 反貧困とチベットと右翼

2008年04月25日 | 格差社会を考える
善光寺の軽率と無責任 - 「中国の反日デモ」再現狙う日本右翼

http://critic3.exblog.jp/8433706/

なんでも、チベットの騒乱は、共産党を困らせようと画策したチベット人が起こした計画的な犯行でそれを利用しているのが日本の右翼ということらしい。

どうも、彼から見ると、僕たちは右翼らしい。
社会民主主義者をつかまえて右翼とは・・・

とおもったら、この人は反貧困ネットワークにもいっているらしい

http://critic3.exblog.jp/8276692/

反貧困運動は貧しいがゆえに美しいらしい。



もう、こういうアホを山ほどみているから、去年まではそれなりに熱心に思っていた、若者の雇用問題とか、もう、「おまえら自己責任でオッケイ!!」とか思うようになるよ。ほんと。

共産党に虐殺されている人たちを犯罪者呼ばわりして、自己責任でワープアやっているような連中を美しいとかいう連中には反吐がでる

中国共産党のアフリカ外交とチベット

2008年04月20日 | 格差社会を考える
アフリカ外交とチベットの関係

アフリカ外交における共産党の非道としては、アフリカ国内において人権問題を抱えている国に対して西側諸国は経済制裁をしているのですが、そういう国々の中からいくつかの国を選んで、経済援助をしています。
西側からのパイプを切られた独裁政権にとって、中国の位置づけは非常に高くなります
また、そうした国内で政府による虐殺などを行っているアフリカ諸国に対しては、本来は「ジェノサイド条約」の発動が検討されるのですが、これらの国際世論の動きに対しては、中国共産党は常任理事国特権を使ってジェノサイド条約の発動を停止させるという圧力をかけて議論のテーブルに上らせません

このようにアフリカにおいては、非人道的な独裁政権の維持・繁栄を中国共産党がサポートしています

今世紀最大の人権問題とされるダルフールにおいても黒幕はやっぱり共産党です
スーダンが虐殺につかう武器をスーダン政府に売り、中国はスーダンの軍事政権から石油を買い付けます

こうした構図がアフリカ諸国にたいして行われています

中国はアフリカを支援するのが目的ではなく、アフリカにある地下資源の利権を抑えるために、その国の政権を維持させています

スティグリッツのグローバリズム論などが詳しいと思いますが、地下資源を手に入れるには、独裁政権を懐柔するのが一番なのです

なぜかというと、そこが民主主義的な国であれば当然地下資源の分配を国民が求めます。
しかし、独裁政権であれば、その独裁者とその取り巻きに金を渡せば、採掘をして廃液をたれながそうが、環境を再起不能に破壊しようが、採掘を続けられます。
そして、採掘場に人がいれば追い出すか殺せばいいのです

そしてアフリカ諸国に共産党が援助しているのは、地下資源が眠っている国だけであり、何もない貧困の国には見向きもしません(貧者の味方じゃないのか?共産主義者は?!)


このように中国共産党は地下資源の確保のために西側諸国からの批判を承知の上で非道なことを続けています
それは、日本流にいうところの、開発独裁である共産党は、経済発展を続けないと政権の正当性を失ってしまいますし、その経済発展のためには、レアメタルを含む大量の地下資源が必要だからです

そして、ここで気がつくことがあります

チベット自治区には、地下資源が日本円にして約10兆円 眠っています

もしチベットが独立すれば、中国共産党はこの地下資源を国際価格でかわなければいけません。
しかし、そうでなければ、この大地は共産党のものですから、好きなだけ採掘し、汚水を垂れ流し、分配をチベット人に与えることなく、漢民族の発展に使うことができます


チベットとアフリカで起きていることの根っこは同じだと思います。

参考:
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/china/hong_kong/061127_25th/

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080402-00000963-san-int

敗北の先にどのような未来を描けばいいのか?

2008年04月15日 | 格差社会を考える
この映像を見て泣いてしまった

やる前から、わかっていたんだよな、たぶん、
チベットって携わったら戻る道はないんだよね。

共産主義者に敗北した世界の先にどのような未来を描けばいいのか?

もし、祈りだけで、世界がかわるなら、僕は10日ぐらいの断食修行の祈りぐらいささげてもいい

でも、そんな願いはたぶん、数十万、数百万、数千万と奉げられえかなえられてこなかったのです

でもね、それでも、僕たちは勝たなきゃいけない
敗北の先にどのような未来が描けるのか?

この映像みて、また号泣してしまった。
http://www.youtube.com/watch?v=i7oH7ql9zvM&eurl=http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=29905679&comment_count=461&comm_id=7228

今夜のビールはちょっぴりしょっぱい

引きこもり平均30才越え 社会の引きこもりの高齢化を示しているとは限らない(統計に騙されすぎ)

2008年04月11日 | 格差社会を考える
引きこもり 平均年齢30歳超す
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=457064&media_id=2

 全国引きこもりKHJ親の会(奥山雅久代表)の会員を対象に毎年行われている調査で、引きこもり状態にある人の平均年齢が初めて30歳を超えたことが分かった。新たに引きこもりとなる若年層がいる一方で、長期間にわたり引きこもりから抜け出せない30~40代の層が確実に増えている実態が浮き彫りになった。

 境泉洋・徳島大学准教授らが、会員を対象に07年11月~08年1月、記入方式でアンケートし、331人の回答を分析した。

 それによると、引きこもり本人の平均年齢は30.12歳で、男女別では男性30.35歳、女性は28.87歳。最年少は13歳、最年長は52歳で、引きこもり期間は平均8.95年、最長は25年だった。

 同会の会員を対象とする調査は02年から毎年行われており、平均年齢は02年が26.6歳、前回調査の06年は29.6歳で、上昇を続けている。親の高齢化も進んでいる。平均年齢は父親が63.23歳、母親が58.28歳だった。

 「家族から見て引きこもり本人が要望している支援は何か」という問いでは、「経済的支援」が最も多く50%以上で、「カウンセリング」や「医師の診断」を上回った。自由記入欄には、「安心して死ねる体制を整えてほしい」「社会保障制度を確立してほしい」など自身の死後を不安視する声が目立った。

 奥山代表は「本人と親の不安が家庭の破たんにつながり、親殺しや心中、自殺などの最悪な事態が出始めている。何らかのセーフティネットがあれば、安心感にもつながる」と訴えている。

 同会では、ファックス(048・758・5705)で相談を受け付けている。【市川明代】


この記事で30歳超えて引きもこりってどうよ
という意見が多くて、僕も激しく同意

先日も母親が働けというので殺したヒキコモリのニュースがありましたが、まぁなんか、頭悪そうです
# 母親殺したら引きこもりできないじゃん

で、このニュースを読むと

「 同会の会員を対象とする調査は02年から毎年行われており、平均年齢は02年が26.6歳、前回調査の06年は29.6歳で、上昇を続けている。親の高齢化も進んでいる。平均年齢は父親が63.23歳、母親が58.28歳だった。 」

とあるわけで、親が高齢化が進んでいる
ということは、あるときにヒキコモリ連合として結成した会が、毎年確実に年齢を重ねていった結果として、親もヒッキーも年齢があがった 
というだけで、社会全体のヒキコモリが高年齢化しているという話にはならないんだよね

これって統計学でいうところの母集団に偏りがあるわけです
ある年に結成した組織の構成員の平均年齢が30歳を超えたというのは、単に、組織が老化しただけです

みんな統計に騙されすぎ

ガンダムファン 30代に
とかと同じ理屈である年に流行ったとか、ある年に結成したというバイアスがかかれば、こうなるのは当たり前。
あと10年もすると、40代ヒッキーって日記がかけるよ。 10年先にmixiがまだあればね。